股のここのところの穴はなぜ開くのか

場所がなんとも言えないのですが、小股の上の場所が、なぜか穴が開くときがあるのですが、なぜでしょうか?解説いたします。

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ここってなぜ穴が開いてしまうの?

素敵な天気、気候のゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか?
こんな時は、ジーンズが良く乾きますね。

ジーンズ修理をしていて、以外と穴補修で多いのが、ここの場所。

どこと、文字で表現しづらいのですが、小股の右上とでも言ったらいいのでしょうか?(笑)。

こんなところになぜ開くの方でしょうか?

その答えを、解説したいと思います。

縫製上の都合というのがほとんど。しかし、回避できるはずなのですが・・・

裏側からの画像です。この、チョンとなっている部分が当たって、穴になっちゃうのです。

これは、ネオバーボタンの止まっている部分ですね。『持ち出し』なんていう部分になります。
持ち出しは、縫い場の通称かもしれません。

ここが本来であれば、ロックミシンのかかっている真ん中に小股のステッチが入り、
チョンってなっている部分を縫い付けてくれているのです。

ここは、実は、一本一本違いがあったりするので、ご自身のサイズが複数あるのであれば、要チェックです。

そして、もし、数本、購入候補があるのであれば、ここを見てみるのもいいと思います。
そこが、画像のようになっているとほとんどの場合、1枚目の画像のような穴が開きます。

小股をバラして、穴補修。そしてステッチを戻す。

穴補修の場合、穴の周り4辺を1センチから2センチは余裕を持って、ステッチをしたいと考えます。

そうなると、ステッチを外して、しっかりと穴を埋めるのが親切と考えます。

そして、原因がわかっているので、最後小股を縫い付ける場合、
チョンってなっている部分を、縫い付けるように変更します。

2枚目の画像をご覧いただいてお分かりの通り、右に持ち出しが曲がっているのがわかりますね?

それを正しい位置に戻して縫い付けます。

末長く大切なジーンズを履き続けて頂けるように、最大限の努力をしております。

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