ロールスクリーンやブラインドなどのブラケットって…適当につけていいの？

今回は「ロールスクリーンやブラインド」のお話。

どうもこんにちは！

あなたの暮らし応援アドバイザー。
北海道の標茶（しべちゃ）にある平田家具店、

店長の平田敬（たかし・弟）です！



ロールスクリーンやブラインドなどの窓辺のインテリアって、
窓枠の中や壁に取り付けるわけなんですね。

そういう時ってロールスクリーンなどの「本体を固定するための金具」を
先に壁などにネジで固定するわけなのです。


その「本体を固定するための金具」のことを「ブラケット」って呼ぶんですね。

このブラケットって…




適当につけてもいいの？

っていうのが今回のお話でございまして。


取り付け慣れない方は
その辺のところってよくわからないかと思うのです。

そんなわけで、その辺のお話をしていきますね～♪

ブラケットの取り付け位置は？

まずは結論からズバッとお伝えしちゃいますね。





このブラケットって、
適当につけているわけじゃないのです（笑）

どこにつけるのか、というと、
「なるべく端の方に左右均等につくようにする」
というのが良いんですね。


この辺について解説していきますので、
ちょっとこちらの写真のご覧くださいませ♪

このロールスクリーンはブラケットがハマる場所を見ると
「ブラケット取付位置」と書かれているところがあるんですね。
（上の写真の赤い矢印に挟まれている文字がそうなんです）

上の写真の通りに取り付けると
「本体の端から4.5センチのところ」にくるように、
ブラケットを先に壁などに取り付けるわけです。


右から4.5センチ、左から4.5センチになるよう、
「左右均等」に取り付ける、ってことでして。

そんな風に測りながらブラケットを取り付けていきましょう♪

なぜ端の方が良い？

ブラケットを左右均等に4.5センチで取り付けると…

こんな風になるわけです。

こうやって本体の端の方に取り付ける方が
操作する時に「安定感」がある感じなんですね。

特に写真のロールスクリーンのように
「本体の端でチェーンで操作する」というタイプだと本体の端に力がかかるので、
やっぱりブラケットは端の方にあった方が良いわけなんですね～。

ブラインドもその辺は同様ってわけです。

ちなみにロールスクリーンやブラケットの幅が大きくなると
「ブラケットが３つ付属」されているんですね。

その時には３つ目は「本体の真ん中」になるように取り付けましょう♪

最後に注意点を１つ。

ここまで
「ブラケットはなるべく端に左右均等につける」
「ブラケットが３つある場合は本体の真ん中にくるように」
とお話してきました。


しかしですね。




これはあくまでも「理想としては」ってことでして（笑）


窓枠の中に取り付ける「天付け・内付け」の場合は大丈夫な場合が多いですが、
窓枠の上の壁に取り付ける「正面付け」の場合は
今回お話した通りに取り付けようとすると「壁の中に木がない」という場合もあるのです。

壁の中に木がないとネジがしっかりと効かないので、
「ブラケットがちゃんと固定されない」ってことになるんですね。


そうすると、そのまま本体を取り付けちゃうと、
最悪の場合、壁からボロっと落ちてきてしまうんですね。
その際に壁に穴があいてしまったりします…(^_^;)


ですので、最優先にするべきなのは
「壁の中に木があるかどうか」
「ブラケットがしっかりと固定されているかどうか」
という点なんですね。

壁の中に木があるか、っていうのを調べるのは…

こちらの２つの記事も参考にしてみてください。


ブラケットを固定しようとしてネジを打った時、
ネジがしっかりと締まらず、空転するようなら木がないので注意です！

その際は左右に取り付け位置をズラしていって、
「左右均等」「本体の真ん中」にならなくてもいいので、
「しっかりと固定される」というのを最優先にしてあげてくださいね～♪


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

店長でした！