ラタン家具の「割れてしまったヒモ」を手軽に直す方法♪

どうもこんにちは！

あなたの暮らし応援アドバイザー。
北海道の標茶（しべちゃ）にある平田家具店、

店長の平田敬（たかし・弟）です！



家具の中には「ラタン」という植物で作られているものがあるんですね。
（ラタンは日本語で「籐（とう）」と言いますよ～）

軽くで丈夫で、和風な感じと涼しげな印象が特徴です♪

このラタンの家具は、
継ぎ目なんかを「ラタンのヒモ」でぐるぐる巻きにして補強しているんですね。

その「ラタンのヒモ」は、長くお使いになっていると
乾燥や、間違って何かを引っかけてしまったりすることで
「割れてしまったり」することがあるのです。

こんな風に割れてしまっているヒモの部分を
「手軽に直す方法」をお伝えしよう！というのが今回のお話しなんですね。

難しい方法じゃないので、どなたでも試していただけると思いますよ～♪

用意するものはこちら。

ラタンのヒモを補修するのに必要なものは…

・木工用ボンド
・マスキングテープ

なんですね～。

マスキングテープじゃなくても大丈夫かもしれませんが…
店長はマスキングテープをオススメします（笑）
（理由はあとでご説明しますね♪）

実際に割れた部分を直してみましょう♪

ボンドとマスキングテープを用意したら、さっそく直していきますよ～。

まずは…

上の写真のように割れてしまったラタンのヒモを持ち上げまして。
その隙間に木工用ボンドを垂らすわけです。

多くつけてしまった場合は、はみ出てきますので
そういうところは拭ってあげてくださいね～。

木工用ボンドはすぐに固まるわけじゃないので、落ち着いて作業してください♪


ボンドをつけましたら…

こんな風に適量に切ったマスキングテープで押さえつけてあげましょう。

ボンドをつけた部分が固まるまで、
接着面が浮き上がってこないように押さえているわけです。

なので、マスキングテープを貼る時は、
くっつけたいラタンのヒモの部分をしっかりと押さえることと、
マスキングテープが緩みなく張るようにしてあげるのがポイントです♪


ここまで出来たら、あとはボンドがしっかりと固まるまで気長に待ちましょう（笑）

12時間後…

ボンドのパッケージの裏側には
「気温23度の場合、固まるまで12時間」と書かれておりますので、
今回はそれに従い12時間後に作業再開。

ボンドがしっかりと固まっているはずなので
固定しているマスキングテープを優しくめくっていきます♪


店長がマスキングテープをオススメする理由は、
マスキングテープは「接着力が弱いから」なんですね。

あまり強いテープで今回のように押さえつけてしまうと、
めくった時にくっつけたところがバリっと剥がれるのが怖いからなのです（笑）

こんな風にマスキングテープを外して、
ちゃんとくっついているのを確認したら直す作業は完了。

ボンドは固まると透明になるので、
ちょっとはみ出ているくらいなら目立たないと思います♪

はみ出たボンドが気になる場合は…

もしマスキングテープを外して、
はみ出ているボンドが気になるな～って場合は、
カッターなどではみ出たボンドを優しく剥がしてあげましょう。

この時、あまり強く押し当てるとラタンが傷つくのでご注意を♪
落ち着いて優しく作業しましょうね～。

ヒモを直している様子は動画でも。

ここまでお話しした内容を動画でも解説しております。

割れている様子や、マスキングテープを押し付けながら貼るところなんかは
動画の方が分かりやすいと思いますので、
よかったら合わせてご覧になってみてくださいね～♪


今回のお話しした方法や、動画がお役に立つと店長嬉しいです！


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

店長でした♪