トイレにゴキブリが出る理由は？流していい？正しい駆除方法も紹介

トイレにゴキブリがいる理由！侵入経路は？

トイレに突如として現れるゴキブリ。一体どこから侵入してきているのでしょうか。

ドア・窓の隙間

トイレに限らず、ゴキブリの侵入経路になりやすいのが、ドアや窓の隙間です。ゴキブリは2mmほどの隙間があれば侵入できるといわれています。

換気扇

ゴキブリは、換気扇から侵入してくることも可能です。とくに自然風を利用する換気扇の場合は侵入口が広いため危険。防虫ネットなどで塞ぐと、侵入を防ぐことができます。

下水管

長年トイレを使用していないと、下水管とトイレの間にあった水が干からびてしまいます。ゴキブリにとって、空っぽになった下水管は容易に登ってこれる侵入経路になります。古いトイレはこまめに水を流すようにしましょう。

便器の設置面

便器と取り付けられている床の設置面に隙間があると、そこからゴキブリが侵入する恐れがあります。隙間は、市販のパテなどで塞いでおくと◎です。

トイレにゴキブリを流しても大丈夫？

ゴキブリは「トイレに流して駆除するのが手っ取り早い」と思いがちですが、ゴキブリをトイレに流してしまうと、トイレが詰まる恐れがあるため、おすすめはできません。

基本的に、トイレットペーパー以外の水に溶けないものを、トイレに流すのは避けましょう。

トイレに流したゴキブリは這い上がってくる？

トイレにゴキブリを流してしまった場合、ゴキブリの生命力なら這い上がってくるのではと不安になる方もいると思います。しかし、ゴキブリが水の流れに逆らって戻ることは難しく、基本的に這い上がってくる可能性は低いようです。

トイレに発生したゴキブリの駆除・処理方法

目の前に現れてしまったゴキブリは、殺虫スプレーで駆除するのが効果的。

ただし、不十分な殺虫処理を行うと、かえって刺激を与えかねないため、的確に十分な量を振りかけるようにしましょう。駆除後は、直接手に触れないようビニール袋に入れて処分するのがポイントです。

また、発見したゴキブリが繁殖していた場合、ほかにもゴキブリが潜んでいる可能性があります。殺虫スプレーのような即効性はありませんが、ベイト剤（毒えさ）やくん煙剤は巣ごと駆除できるのでおすすめです。

ゴキブリを駆除・処理するときの注意点

新聞紙などで叩いたり潰したりするとゴキブリの持つ菌が散乱しやすいので注意。また、掃除機で吸っただけで始末できるほどヤワな生命力ではありません。ゴミパックの中は住み心地がよくかえって繁殖する恐れがあります。

ゴキブリは病原菌を複数持っています。万が一この菌が人間の体内に入ると、腹痛や発熱などの体調不良を引き起こす恐れがあるので、直接触らないようにしましょう！

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トイレのゴキブリ発生を防ぐ対策

まずは、侵入経路となりうるあらゆる隙間を塞ぎましょう。ドアや窓は隙間テープ、換気扇は防虫ネット、便器の設置面は市販のパテで塞ぐことができます。

また、ゴキブリが嫌うニオイなどを発する忌避剤を設置したり、古いトイレはこまめに水を流して這い上がるのを防ぐと◎です。

トイレに発生するゴキブリに関するQ＆A

最後に、トイレに発生するゴキブリに関する質問に回答します。

Q.トイレにゴキブリが出る理由や侵入経路は？

A. トイレなどの水回りはゴキブリが好んで住み着きやすいです。主に下記4箇所の隙間から侵入してきます。

Q.トイレにゴキブリを流しても大丈夫？

A.トイレが詰まる恐れがあるため、おすすめできません。

基本的に、トイレットペーパー以外の水に溶けないものを、トイレに流すのは避けましょう。

Q.トイレにゴキブリが出ないようにする対策は？

A. まずは、侵入経路になりうる隙間を埋め、こまめに水を流したり、忌避剤を設置したりしてみましょう。

※一部の画像はイメージです。