共働きカップルが魅かれる賃貸住宅
女性活躍推進法が制定され、女性の社会進出に高い期待が寄せられています。そうした中、共働きカップルは増える一方です。内閣府の2016年版男女共同参画白書の「共働き等世帯数の変化」を見ると、1997年以降、夫婦共働きの世帯が専業主婦の世帯を超え、直近では専業主婦世帯が687万世帯に対し、夫婦共働き世帯が1,144万世帯と大幅に上回っています。
仕事をしたい女性の増加に加えて、夫の収入だけでは満足のいく暮らしができないという事情もあります。上記の調査結果では夫婦共働き世帯は6割超ですが、これは全年齢での結果です。若者に限定すれば、共働きがもっと多いことは間違いないでしょう。
賃貸の大きな需要の一つである「カップルの新居」についても、共働き夫婦への対応が鍵です。今回は、共働きカップルに支持される賃貸住宅を探ります。
TATE-MAGA編集部