
手作りチョコレートには欠かせない!テンパリングのコツ
手作りでチョコレートを作るには、「テンパリング」と呼ぶ作業が必要になります。
そのコツをご紹介します♪
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テンパリングってなに?
テンパリングとは、チョコレートに含まれるカカオバターを分解して、いい形の「結晶」にするために行う温度調整のことです。
テンパリングがきちんとできると、ツヤのある口どけのよいおいしいチョコレートになります。
テンパリングの手順
テンパリングはおもに3つの手順で行います。
1. 溶かす - 結晶をバラバラにする
チョコレートを湯せんで溶かします。
ブラック系なら50〜52℃
ミルク系なら45〜47℃
ホワイト系なら40〜42℃くらいの状態を目指します。
2. 冷やす 再結晶化 - 再結晶化する
1の手順のものを冷水で冷やします。
ブラック系なら27〜28℃
ミルク系なら25〜26℃
ホワイト系なら24〜25℃くらいの状態を目指します。
3. 再加熱 - 安定化させる
チョコレートを湯せんで温めなおします。
ブラック系なら31〜32℃
ミルク系なら29〜30℃
ホワイト系なら28〜29℃くらいの状態を目指します。
再加熱したこの温度が、もっとも加工に適した温度です。 チョコレートを加工する間はこの温度を死守します。
チョコレートの加工は、いかにこの温度を保つかが勝負です。
テンパリングでは、以下のことに気をつけましょう。
水気厳禁
すべての過程でチョコレートに「水」が混ざらないようにします。
水分が1摘でも入ると、分離してモロモロになります。
果物のピューレなど、「水分を含むもの」を混ぜる場合は砂糖と煮詰めてジャムのようにしてしまう、クリームなどの油分と混ぜておくなど、ワンクッション入れるのが鉄則です。
また、チョコレートとなにかを混ぜる際は、両者の温度をおなじぐらいにしておくこともポイントです。
温度厳守
規定された温度より上がりすぎる、下がりすぎるとすぐにチョコレートが変質します。
特に多いのが「作業中にチョコの温度が下がる」ことです。
コーティングなど時間のかかる作業は、1つ作業するごとにボールの中をかきまぜ、常にチョコレートの温度を一定に保つようにしましょう。
固める時はゆっくりと
溶かしたチョコレートが固まるのは、カカオバターが結晶化するからです。
この際、あまり急激な温度変化を与えるよりは 室温18°C~22°Cの常温でゆっくり結晶化させてから冷やし固めた方が、より口当たりのなめらかなチョコレートになります。
特に、生クリームなどを入れたガナッシュ・生チョコなどは 脂肪分により一層固まりづらいので、常温で1日ぐらい結晶化の 時間をかけたほうが、滑らかな口どけに仕上がります。
表面をツヤツヤに仕上げたい場合は、急ぐ場合でも常温でまず表面を固め、それから冷蔵庫にいれたほうが美しく仕上げることができます。
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いかがでしたか?
「テンパリング」というと難しいと思われるかもしれませんが、温度と水分にさえ気をつけていれば、素人でもきちんとできるようになります。
本命チョコを作る予定の人は、バレンタイン前に練習してみてはいかがですか?
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