実は色々あるんです！家具・インテリアの数え方。

どうもこんにちは！

あなたの暮らし応援アドバイザー。
北海道の標茶（しべちゃ）にある平田家具店、

店長の平田敬（たかし・弟）です！


今回は「家具の数え方」っていうお話しを。
家具・インテリアの豆知識って感じの内容なのです。

普段、「家具を数える時の単位」ってあまり気にすることがないと思うんですけど…
実は正式な単位ってのがあるんですね～。


全部は紹介しきれないので、その中から特徴的なものをご紹介します♪

イスの数え方

上の写真の食堂イスなどは…

「脚（きゃく）」って数えるんですね。
１脚、２脚って感じ。

イスには「足」があるので「脚」と数えるのが正式なのです。

テーブル・座卓の数え方

一口に「テーブル」と言っても色々と形がありますよね？
上の食堂イスを入れて使う「四つ脚ダイニングテーブル」の場合は…

先ほどのイスと同じく「脚（きゃく）」と数えることが正式のようです。

ところが四つ脚じゃない場合は「台（だい）」で数えたりするんですね。

ところがこういう床に座って使う「座卓（ざたく）」の場合は…

「卓（たく）」って数えるんですね。
１卓、２卓って感じ。

テーブルだけでも色々とあってややこしいですよね（笑）

鏡台（ドレッサー）の数え方

次は女性がお化粧したりするのに使う鏡台（ドレッサー）なんですが…

これは「基（き）」って数えるんですね。
１基、２基って感じ。


ところがこの「基」は、鏡が１枚の鏡台の時で、
鏡が３枚ある「三面鏡」だと…

「台（だい）」って数えるんです。


これまたややこしいですね（笑）

カーテンの数え方

こういうカーテンはなんて数えるか、というと…

一般的には「枚（まい）」ですよね。
それももちろん間違いじゃないんですが…

「張（ちょう）」とも数えるんですね～。
１張、２張って感じ。

他に「張り（はり）」と数えることもあります♪

タンスの数え方

タンスの場合は…

「棹（さお）」って数えるんですね。
１棹（ひとさお）、２棹（ふたさお）って感じ。

これはかなり特徴的ですよね。

テレビのクイズ番組などで問題になることもあるので、
そういうのでご存知の方も多いかもしれません♪

これらを家具業界の人がなんて数えてるか、というと…

ここまで数え方に特徴のあるものをご紹介しまして、
「正式にはこう数えるんですよ～」ってお話ししてきたわけです。

へぇ～、じゃあ家具業界の人はみんな正式な呼び方をしてるんだ～

ってお思いでしょうか？
でも、実は…






僕らはほとんど正式な数え方はしてません（笑）


店長たちの場合は、ほとんどのものを「台（だい）」で数えています（笑）
タンスも「台」、テーブル・座卓も「台」、鏡台も「台」…

あ、イスは「脚」って言ったりします♪


その方がメーカーさんなどと会話する時に手っ取り早いんですね。
いや～、なんかごめんなさい！（笑）

「へぇ～」って思ってもらえれば嬉しいです！

今回ご紹介したのは、いわゆる「日本古来の数え方」ってことなんですね。
調べるともっとたくさん出てきますよ～。

ご興味ある方は「◯◯　数え方」って感じで検索すると知ることができます。
こういうのって調べると結構面白いですよね。店長好きです♪


普段あまり気にすることのない家具・インテリアですけど、
こういう風に色々な数え方があるんですね。

へぇ～って感じで楽しんでいただければ、ここまで書いた甲斐があります（笑）


さて。
それでは今回はこの辺で。

店長でした～♪