子どもの作品、どうしてる?小さくまとめて贈ろう お片づけのプロ・青山順子が教える、毎日の書類管理を楽にするアイデアその5

家庭内の書類にはさまざまなものがあり、「いつか使うかも・・・」と思って後回しにしているとたまる一方。
そこで、デジタル機器も取り入れた片づけアイデアをシリーズ6回でお届けします。

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今回は、子育てママが手放しにくい子どもの作品など思い出の品。
子どもの作品はできるだけとっておいてあげたい。
とはいえ、スペースにはやがて限界は来るし、いつか巣立つ子どものためにコンパクトにまとめておきたいですよね。

こちらの画像は、20年分の作品をひと箱に収めた様子です。
20年分の作品を収納するコツと整理方法をご紹介します。

残す・残さないの基準どう決める?

夏休みや冬休みなど、長い休みの前に作品をまとめて持ち帰る学期末が整理のタイミングです。
学期末毎に子どもと「要・不要」の選別をしておきましょう。

これで迷わない、残す作品の決め方

ポイントはどの作品を残したいのか、お子さんと相談すること。
「よくできたから残したい」のか「がんばったから残したい」のかなど、残す基準を話し合っておきましょう。
思い出として残したいテストも学期末のタイミングで作品と一緒にしておくと、後から確認しやすいです。
1年分をまとめて保管するのは年度末(春休み)が良いでしょう。

残す作品、適正量はどのくらい?

子どもの作品を全て保管しておくのは、スペース的にも難しいので、専用のケースなどを利用し「ケースに入るだけ」に厳選しましょう。
どれくらいの作品を残せば良いのか迷う方は、スペースが限られていると整理しやすくなります。

わが家で使用しているのは、「バンカーズボックス(フェローズジャパン社製)」という書類保管用の箱です。紙製ですが丈夫にできています。A4サイズが入るので卒業アルバムなども収納できます。
積み重ねもできるので、収納スペースを上手く仕切ることにも適しています。

▲ひと箱に入っている量(ワイドサイズの卒業アルバムも入ります)

思い出として残すポイント

思い出は、目的なく「とっておく」だけではスペースの無駄使いになります。
巣立つ時に持たせる、結婚式など必要な時に目的のものが取り出せるようにしておくなど、思い出を活用するという視点で残すことが大切です。

大きな絵や立体物の作品の保管方法

収納スペースをとる大きな絵や立体物は、作品とお子さんを一緒に撮影しておくのがおすすめです。
作品だけで作品集を作るのも良いですが、作成した子どもの年齢がわかると、成長の記録にもなり振り返りもしやすくなります。

現物を残したい絵は、画用紙専用のケースに保存するのもおすすめです。
わが家では6年分を厳選し、専用ケースに入る枚数のみ保管してきました。

成績表や賞状の保管方法

私が使用していたのは小学校6年分を一冊にまとめられる、「ホームポケット がんばったファイルB(サクラクレパス社製)」です。

▲6年分をいれた状態
中身は蛇腹になっていて学年毎に収納でき、大きな賞状などもA3サイズまで収納できます。
学期毎に厳選した作品を学年末(春休み)に1年分として収納します。

ノート類・その他の紙類

学年が上がる毎に増えてくるのがノート類です。連絡帳や自由帳の可愛い落書きも、ちょっとした思い出ですね。だけど、先ほどの「がんばったファイル」に6年分のノートを入れるのはちょっと無理。

そこで活躍したのが作品のデジタル化です。保管したいけどスペースが・・・と迷う時に、データ保管で残せればサクサク選別できます。

初めてでも大丈夫、デジタル化で省スペース

紙をデジタル化する方法は色々ありますが、私がおすすめするのはScanSnapシリーズです。

おすすめスキャナーは家族で使えるScanSnap iX1500

私がScanSnap iX1500をおすすめする理由は、子どもでも使えるほど、操作が簡単だからです。
スマホを持たないお子さんでも、スキャナーのフタをあけて、画面のボタンを押すだけ。

お絵かきしたら自分でスキャン、保存先をクラウドに指定しておけば、家族で共有することも可能です。

1台で4人までユーザー登録できるので、家族それぞれの操作ボタンを設定できます。

ScanSnap iX1500は、大きな原稿(A3サイズまで対応)のスキャンもできます。壁新聞など大きめの掲示物もスキャンできますよ。
習字用の薄い半紙や、貼り絵など凹凸がある原稿は、専用のシート「A3キャリアシート(※)」を使用することをおすすめします。

※A3キャリアシートは別売りです。

作品写真やデータの保管方法

わが家ではデジタル化した絵も、写真と同様デジタルフォトアルバムに保管しています。

デジタルフォトアルバムとは、写真などのデジタルデータを保管しておく機器。私が愛用しているのはバッファローの「おもいでばこ」です。デジタルデータの写真などは自動整理もでき、テレビの大画面で鑑賞できます。
せっかくの作品をパソコンに入れっぱなしにしているのはもったいないので、時々リビングで写真と一緒に鑑賞します。

まとめ

子育て中、子どもの作品整理をする余裕はないと思いますが、学期毎や年度末にその都度まとめておくことで、後々「これいつのだっけ?」「誰のだっけ?」ということがなくなります。

子どもの作品整理はたくさん残すのも良いですが、子どもと一緒に厳選するという過程も楽しいですよ。
20年分をひと箱に納めるコツは「入らないサイズはデジタル化する」こと。
デジタル機器を取り入れながら、20年後をたのしみに作品整理をしてくださいね。

この記事を書いたのは:

⻘⼭ 順子
家庭内の書類整理や写真・子どもの作品をはじめ、個人事業主の書類整理などデジタル化を併用した紙類の整理「おうちプリントダイエット」を推進中。
おうちプリントダイエットとは、おうちプリント=家庭内の書類や古い写真・思い出のモノ、ダイエット=紙を減らして情報や思い出を活かすお片づけ方法です。
ScanSnap の使い方レッスンは、全国どこからでもオンライン対応しています。
整理収納アドバイザー/親・子の片づけマスターインストラクター/EvernoteMaster/ScanSnap プレミアムアンバサダー。

※おもいでばこは株式会社バッファローの登録商標です。
※バンカーズボックスはフェロウズ・インコーポレーテッドの登録商標です。

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