子育て世代の注文住宅【収納を充実させたい場所】3選♪

注文住宅の間取りづくり、どこにどんな収納があると便利なのでしょうか?
家族のライフスタイルに変化の多い【子育て世代】におすすめな収納計画のポイントをご紹介します♪

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収納計画の基本は??

photo by t_home117

注文住宅の間取りづくり、いざ「ご要望は?」と聞かれても、
住宅設計の知識が無いお客様にはイメージがつきませんよね。



そんな時、
【収納計画】の基本として知って欲しいポイントがあります。





それは、


【モノは、使う場所の近くに収納すると便利♪】


ということ。




↑すごくあたりまえなことですが、意外と見失っている方って多いんです。



重要なのは【収納量】よりも【使いやすさ】

間取りづくりを考え始めると、
つい【収納量をたくさん!】と思ってしまいます。



確かに、必要な収納量の確保はとても大切。

いくら広い帖数の部屋をつくっても、
収納がゼロではモノが散らかり、
せっかくの広さが台無しになってしまいます。





ですが、【収納量をたくさん】を優先し、
大きな納戸が家の中にひとつ・・・では、
何かをするたびにその納戸へモノを取りに行かなければならず、
不便ですよね。






〇使う時にすぐ取り出せる
〇使い終わった時にすぐ戻せる

この2つを考えると、

モノは【使う場所】の近くに収納することが、

【使いやすい収納】の重要なポイントになります♪





部屋別に【ここで何をする?】をイメージするのが大切♪

photo by t_home117
キッチンの収納計画は、既にお持ちの大きなもの(調理家電やゴミ箱)の置き場所をお忘れなく。

では、「どこにどんな収納が必要?」と考えた時、
イメージしてほしいことはというと、、、



「この部屋で、何をするか?」

「その時に、何を使うか?」


です。




例えばキッチンなら、

キッチン
 ↓
料理をするところ
 ↓
包丁やお鍋、お皿などを使う
 ↓
包丁やお鍋、お皿などに合う収納が必要

と分かります。




同じように、

リビングや子ども部屋などについても、

「ここで何をする?」
「その時に何を使う?」

をイメージすると、必要な収納が導き出されます^^



子育て世代が知っておきたい【収納計画のポイント】

小さなお子さまがいるご家庭には、気を付けて欲しいポイントがあります。


それは、


【子どもの成長とともに、部屋の用途が変化する】

ということです。




例えば、
「リビング横の和室」があったとします。


▷子どもが乳幼児の頃は、、、
・おもちゃで遊ぶ
・お昼寝をする

そんな用途がイメージできますが、


▷子どもが中高生~独立した頃には、、、
・来客用
・夫婦の寝室
・夫婦の趣味に使う
・子どもが帰省した時に使う

こんな用途になることも考えられます。







つまり、間取りづくりをする時に赤ちゃんがいるからといって、
その時の用途だけで収納計画をしても、
子どもが成長した時に使いにくくなってしまうことがあります。






子育て世代が収納計画を考える時は、
▷今の用途
▷近い将来の用途
を、
それぞれ考える必要があります。




収納を充実させたい場所3選

お子さまが小さい時に建てる注文住宅の場合、
【成長とともに変化していくライフスタイル】
に対応できる収納計画が重要になります。




特に【収納を充実させたい場所】を3つ選びましたので、ご紹介しますね♪



リビングダイニング

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スッキリしたリビングには、それを支える【収納】がキーポイントです。

お子さまがいるご家庭で、
「散らかっていて困る!」というお悩みが圧倒的に多いのが、
【リビングダイニング】です。


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普段子どもが遊んでいる場所の近くにおもちゃを収納すると便利です。

0歳~小学校低学年くらいまでのお子さまのいるご家庭では、
リビングが【お子様の遊び場】として大活躍します。

すると、、

「リビングにおもちゃを収納するところがない」
「リビングのおもちゃを子どもが片付けてくれない」

こんなお悩みが多く寄せられますので、
予めリビングに【おもちゃの収納スペース】をイメージしておくと安心ですね。



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家庭学習に使う文房具やドリルなどもこの近くにあると、スムーズに取り掛かれます。

お子さまが学校に通い出すと、
リビングダイニングが【学習スペース】になります。

その時に使うモノと言えば、
【文房具】【教科書やドリル】。


ランドセルなどの学用品も近くに置けるとスムーズです。





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手帳や家計簿を付けたりするのもダイニングで。
書類や文房具がすぐ出し入れできるので家事が捗ります。

ダイニングは、大人にとっても、
ちょっとした書き物をしたり、
子どものプリントチェックや読書などのスペースとして使えます。


【文房具】や【よく使う書類】もこの付近にあると時短になりますね。




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ダイニングまわりでよく使う文房具や書類。
Wi-Fi設備やプリンターなどもまとめています。

インターネット設備やパソコン、プリンターなども、
リビングダイニングの収納に収まるとスッキリします。

その場合、収納内にコンセントをお忘れなく。




来客時に開けることも踏まえて、収納内の見た目もスッキリさせておくと安心です。

細々した文房具や書類は、ボックスなどで仕切りながら収納するのがおすすめです。







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テレビボードの引出しは、夫専用の収納スペース。
夫しか見ない、本や雑誌、カタログやDVDなどの定位置です。
テーブルに出しっぱなしになっている時は、そっとここに戻せばスッキリ。

リビングダイニングの収納計画のおすすめは、

【家族一人一人の個人スペース】を持つことです。


予め「この収納スペースは誰々専用」と決め、
その収納内は持ち主が自由に自分のモノを入れていいことにします。




▷ご主人や奥様の場合
・趣味のもの
・本やDVD

▷子どもの場合
・おもちゃ
・本や学用品

などなど、
専用収納内はそれぞれ本人が管理することにより、
忙しいママの手間も省けます^^







玄関

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いつでも気分良く「いってきます」「ただいま」が言えるよう、
玄関はスッキリさせておきたいですね。

大人だけの暮らしならば、
【靴】や【傘】が収納できれば十分です。


しかし、子どものいるご家庭となると、
玄関まわりに収納したいアイテムはたくさんあります。



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子育て世代が収納に困るモノ、
玄関収納での2トップは、【外遊びグッズ】と【レイングッズ】です。



▷外遊びグッズ
ボール、なわとび、シャボン玉、チョークなどの細々したものから、
ストライダーやキックボード、自転車用ヘルメットなども。


▷レイングッズ
長靴やレインコート、
自転車やベビーカーの雨よけカバーなど




他にも、
・ベビーカー
・段ボールやペットボトルなどの資源ごみ
も、玄関まわりに置けると便利です。



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レインコートなどを一時的に干すスペースとしても使っています。

玄関土間の天井に【物干し金物】を取り付けておくと、
濡れたレイングッズの干すスペースとして使えます。

雨の日の帰宅後も慌てずに済みますね。









【吊るす収納】については、こちらの記事で詳しく書いています↓


洗面室

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洗面室も、収納を充実させておくと毎日の家事や育児がラクになります。



・タオル
・洗濯用品
・ケア用品

と、
それらのストックも近くにあると便利です。



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例えば、
家族ひとりひとりの、【下着】や【パジャマ】、
お風呂上りに使う【ケア用品】なども、
洗面室にあるとスムーズですね。


番外編・意外と使いやすいおすすめな収納

住み始めてみて、「意外と便利!」と気づいたのは、
【廊下】の収納スペースです。




【部屋と部屋をつなぐ廊下】だからこその、
【どの部屋からもアクセスが良い】というメリットがあります。




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ティッシュやトイレットペーパーなどのストックは、袋から出して1つ1つにしておくとスムーズです。

我が家では、トイレを出てすぐの位置にある収納棚に、
【トイレットペーパーと、トイレットペーパーの芯を捨てるゴミ箱】
を設置しています。



子どもにも手が届く高さなので、
気が付いた人がトイレットペーパーを取り替えてくれるようになりました。




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取扱説明書、工具や電池のストックなど、

【頻繁に使うモノでは無いけれど、時々必要なモノ】

も、廊下の収納棚に入れています。



収納をつくりこまない方がいい部屋もあります

リビングダイニング、玄関、洗面室、、、
あちこちに収納をつくると、予算オーバーしてしまう!


そんな時に知っておきたい情報として、


【収納をつくりこまない方が良い部屋】もある。


ということをお伝えしますね。











【収納をつくりこまない方がいい部屋】

それは、、、





【子ども部屋】です♪






その理由は、
先にもお伝えしたように

【子どもの成長によって部屋の用途が変わる】

この影響を一番受けるのが、子ども部屋だからです。






子どもの年代と、その使い道、配置するモノを見てくと、、、



▷0歳~小学校
日中はリビングで過ごす時間が長いので子ども部屋は使わないご家庭が多い。
夜のみ寝室として使う場合も。
〔配置するモノ〕
布団などの寝具、衣類など


▷小学校~社会人
勉強したり、くつろいだり、一人で寝るようになったりと、
自室として使う時間が長くなります。
〔配置するモノ〕
・学用品
・衣類
・趣味のもの、本など
・勉強机
・ベッドまたは布団


▷独立後
空き部屋になるか、夫婦が趣味に使う、独立した子どもが帰省時に使うことも。
〔配置したいモノ〕
・趣味のもの
・来客用の寝具など






このようなライフステージの変化によって、
【収納するモノ】も【家具】も変わってきます。



photo by t_home117
子ども部屋の収納棚は配置換えがしやすい小さめサイズ。
いずれ本や衣類が増えてきても対応できるという基準で選びました。

子ども部屋は、
成長するとともに【勉強机】や【ベッドや布団】が導入されるケースが多いです。

その為、
【家具の配置のしやすさ】が重要になってきます。



建築時に収納をたっぷりつくりこんでしまうと、
机やベッドを置く壁面が足りない…なんてことも考えられますね。




収納家具を選ぶ時のポイントは、

〇大きすぎないこと →配置換えしやすい
〇使いまわしがきくこと →収納するモノが変わっても対応できる

です。



◇◇◇



いかがでしたでしょうか??




収納計画のご参考になれば嬉しいです♪



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東京 府中市在住の整理収納アドバイザーです♪「暮らしを楽しむ」をテーマに、ズボラな自分に合った「ゆる片付け」をしています。片付けを始めたのはおよそ9年前、、、そ…

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