餃子はアレンジの幅が広い！おすすめの具や弁当用のレシピを紹介

餃子はアレンジの幅が広い！おすすめの具や弁当用のレシピを紹介

家庭で手軽に作ることができる餃子。市販品よりも安く作ることができ、より美味しく仕上がることから手作りに挑戦する人も多い料理である。そんな餃子はアレンジの幅が広く、いろいろな具と組み合わせることで味わいのバリエーションが広がることを知っているだろうか。今回は、餃子をアレンジしたいときにおすすめの具や弁当用にぴったりなレシピを紹介しよう。

1. アレンジ餃子におすすめの具は？

餃子をアレンジするときは、どんな具を組み合わせるかに注目したい。ここではとくにおすすめの具の組み合わせ例を紹介しよう。
子どもも美味しく食べられるアレンジ餃子として紹介するのは、"ピザ風餃子"だ。具の味付けにピザソースを使い、コーンやチーズなどの具を混ぜ合わせて包む。チーズがとろけるアツアツの状態で食べれば、見た目は餃子、味はピザのアレンジ餃子が完成する。
ひき肉なしのアレンジ餃子として、"エビ餅餃子"もおすすめだ。使う具は、みじん切りにしたむきエビ、5mm角に切った餅、ミックスチーズの3つ。これらの具を皮に包んで焼きあげれば、のびのよい餅とエビの旨みをたっぷり味わえる。このとき、チーズがつなぎの役割を果たすため、忘れずに使うようにしよう。

2. 餃子にチーズを足すと美味しさアップ！

餃子にチーズを足すと、コクと旨みが増して美味しく仕上がることを知っているだろうか。アツアツの餃子とチーズの組み合わせは、アレンジ餃子の中でもおすすめしたいレシピのひとつだ。ここでは餃子を作るときのチーズの使い方を紹介しよう。
ピザ用のミックスチーズを餃子に使う場合、餃子の具にチーズを混ぜることになる。ひき肉やニラなどの具材をしっかり混ぜ合わせたら、最後にチーズを合わせて軽く混ぜよう。このとき、しっかり混ぜるのは避けたほうがよい。焼きあがったときのチーズのとろとろ感が変わってくるためだ。よりチーズの美味しさを感じられる餃子にしたい人は、"軽く混ぜる"ことを意識してほしい。
もうひとつ、溶けるタイプのスライスチーズも餃子作りにおすすめしたい。スライスチーズを使う場合、ちょうどいい大きさに切ったチーズを餃子の皮にのせ、そのうえに具をのせて包む。ミックスチーズと違い具に混ぜる必要がないため、作り方としてはスライスチーズのほうが簡単である。焼きあがったときに餃子の皮から透けて見えるスライスチーズが、一層食欲をそそるだろう。
また、めずらしい餃子のアレンジレシピに挑戦したい人は、チーズフォンデュに挑戦してみよう。餃子を焼きあげるときに中央部分に空間を作るように並べ、ミックスチーズを溶かした状態で餃子をチーズにディップしながら食べるレシピである。美味しさはもちろん見た目の華やかさも増すため、パーティーシーンにおすすめだ。餃子以外にブロッコリーやミニトマトなどのディップ用野菜も用意しておけば、餃子以外のチーズフォンデュも同時に楽しめる。

3. 弁当用に使えるアレンジ餃子は？

弁当用のアレンジ餃子は、汁気が少なく冷めても美味しいことを意識しよう。
まずおすすめしたいアレンジ餃子は、彩りが美しい"スティック具材の餃子"だ。ニンジンやインゲンなどを軽く茹でたもの、ハム、プロセスチーズなどをスティック状に切り、春巻きの要領で餃子の皮で包む。こんがり焼きあげた餃子を半分にカットすれば、断面からのぞくカラフルな具が弁当を華やかに見せてくれる。
また、冷めても美味しい"ポテサラ餃子"もおすすめだ。弁当用の餃子に使うポテサラは、キュウリやトマトなどの具が入っていないものを選ぼう。水分量の多い野菜が入っていると、焼きあげるときに水分が出てしまうからだ。ポテサラの具は、ジャガイモ、玉ねぎ、ハム、コーンなどがおすすめ。皮に包む前にポテサラを軽く丸めておくと、より包みやすく調理時間の短縮につながるだろう。

結論

ベーシックな餃子もいいが、具をひと工夫したアレンジ餃子に挑戦してみるのはどうだろう。好みの具を選んで作ってみれば、「次はあの具を使って作ってみよう」「あの具をさらに足すともっと美味しいかもしれない」など、新しいアイデアがきっと浮かんでくる。日々の食卓のおかずとしてはもちろん、弁当用としても紹介したアレンジ餃子を活躍させてほしい。

投稿者：

ライター 平野夏希（ひらのなつき）