【Say Hello to HAPPY〜幸せよ、こんにちは #9】ネガティブな感情はあってもいい

人は誰しも、怒ったり悲しんだりするもの。そんな感情はなくさないとハッピーになれないのでしょうか? いいえ、そんなことはありません。今回は、ネガティブ感情についての考え方をお知らせします。

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ネガティブ感情にも意味がある! その奥に潜む本当の「働き」

いつも穏やかな気持ちでいられればいいけれど……。

できればいつも上機嫌でいたい。でも日々生活していると、そうばっかりも言っていられませんよね。怒ったり、悲しんだり、そんな自分に罪悪感を覚えたり……。

そんな「ネガティブ感情」には、実はちゃんとした機能的な働きがある、というのは、この連載の第3回でもご紹介した米・ポートランド州立大学の心理学部講師であり「ポジティブ心理学会のインディ・ジョーンズ」の異名を持つロバート・ビスワス=ディーナー博士。

博士がいうには、怒りには、自分や大切な人に危険が迫っていると教えて奮い立たせる働きがあるといいます。同様に、悲しみには、一時撤退して状況を確認し再起をはかるチャンスをもたらす働きが。そして罪悪感には、モラルや自分の価値観に反することをするとそれを正しなさいと警告する働きがあるそうです。

自分の心という海を上手に渡っていきましょう。

私たちの遠い祖先は、こういった感情の働きで、身を守ったり立ち直ったりしてきたのでしょう。その名残が今も残っていると考えると、ネガティブだと感じていた感情すら愛おしく思えてきませんか?

今度、こういった感情に襲われたときは、いったん受け入れてみてはいかがでしょうか。その奥にある本当の意味に気づいたら、心がスッと落ち着くかもしれませんよ。

●池田美樹
エディター、俳人。(株)マガジンハウスで『anan』『Hanako』などの編集者を経て独立。現在、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修士課程にて女性のエンパワーメントについて研究中。

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