【Say Hello to HAPPY〜幸せよ、こんにちは #8】幸福度の高め方は意外とシンプル!

「幸福学」という学問があります。そのエッセンスに触れて、日々の幸福を確かなものとして感じてみませんか? 今回は「幸福学」から考える幸福度の高め方のお話。日常生活の範囲内でできる、意外とシンプルな方法なんです。

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「幸福学」の考え方を知って、日々をハッピーに過ごそう!

ゆったりとたゆたう亀のように、マイペースに過ごせればそれで幸せ?

「幸福学」という言葉を知っていますか? 文字通り、人の幸せにかかわる学問である「幸福学」の提唱者である前野隆司先生(慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 研究科委員長・教授)によると、幸福は4つの因子からなるそうです。順にご紹介しましょう。

第一因子:「やってみよう!」因子(自己実現と成長の因子)
第二因子:「ありがとう!」因子(つながりと感謝の因子)
第三因子:「なんとかなる!」因子(前向きと楽観の因子)
第四因子:「ありのままに!」因子(独立とあなたらしさの因子)

解説すると、第一因子は、社会の要請に応え、成長に満ちていて、自己実現していること。第二因子は、愛情、感謝、親切といった、他者との心の通う関係を目指すこと。第三因子は、前向きさと楽観性を持つこと。第四因子は、他人と自分を比較せず、自分をはっきり持っていることです。

これらの4つの因子をバランス良く満たすことが、幸福感を高めるために必要なのだといいます。

では、幸福度を高めるためにはどうしたらいいのでしょう? 前野先生に伺ってみました。

「『無意識の力を伸ばす8つの講義』(講談社、2017年)という本に詳しく述べましたが、たとえば、以下のことが有効です」

・今日あったいいことを、3つ書き出してから眠りにつく
・今日感謝したことを、3つ書き出してから眠りにつく
・口角を上げる
・胸を張る
・上を向いて大股で歩く

ね、案外簡単にできそうでしょう? でもこれ、ちゃんと研究に基づいた事実なのです。

前野先生の著書『「幸福学」が明らかにした幸せな人生を送る子供の育て方』(2018年7月12日発売、ディスカバー・トゥエンティーワン)にも、幸せになるヒントがたくさん書かれています。

「幸せはコントロールできます。ぜひ、みなさんも、いろいろな方法を試して、幸福度をUPしてください!」

●池田美樹
エディター、俳人。(株)マガジンハウスで『anan』『Hanako』などの編集者を経て独立。現在、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修士課程にて女性のエンパワーメントについて研究中。

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