【Say Hello to HAPPY〜幸せよ、こんにちは #11】「Ikigai(生き甲斐)」は豊かな人生の妙薬

生き甲斐という言葉が海外でも「Ikigai」として話題になっています。生き甲斐は寿命をのばすことに繋がり、健康に生きられる「妙薬」である、ともいわれています。今回はこのIkigaiについて考えてみましょう。

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あなたの生きる目的は何? 「生き甲斐」について考えよう

あなたは、生きる目的をもっていますか? 改めてこう聞かれても、なかなか答えられないかもしれませんね。

2014年に発表された論文で、生きる目的をもっている人はそうでない人に比べて長生きをするという結果が報告されました。アメリカ人の中年男性7000人の調査において、生きる目的が1から7点のスケールで1点上がっただけでも、死亡リスクが12パーセント減ったのだそうです。

これは男性の調査結果ですが、女性の調査でもきっと同じような結果が出るでしょう。

この調査でわかったもうひとつの重要なことは、幸福感や悲しさといった基準は、生きる目的のもたらす効果とはほとんど無関係であるということ。

生きる目的には、幸せや悲しみという感覚すら超越する強い力があるのです。

では、生きる目的とはなんでしょう。それは「生き甲斐」と言い換えてもいいかもしれません。

実はこの「生き甲斐」という言葉、英国や米国で「Ikigai」として今、とても注目を浴びています。

アメリカの経済専門誌『Forbs』では、2017年9月にIkigaiについての記事を書いており、それはPassion(情熱)に似たような考え方だと説明。また、reason for being(存在する理由)とも表現しています。

私が大学院で同級生にアンケートを取ってその内容を分析した結果、生き甲斐は以下の5つの要素からできていることがわかりました。

・貢献感
・つながり感
・ワクワク感
・成長感
・自分らしさ感

簡単な調査の結果なので検証はできていませんが、感覚的にはなるほど、と納得できる結果です。

あなたも、自分の生き甲斐ってなんだろう、と、じっくり考えてみてください。

●池田美樹
エディター、俳人。(株)マガジンハウスで『anan』『Hanako』などの編集者を経て独立。現在、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修士課程にて女性のエンパワーメントについて研究中。

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