私でも簡単にできちゃう♡ドライ野菜を自宅で作ってみた

ドライ野菜といえば、料理の強い味方。乾燥された野菜には旨味や成分がギュッと凝縮されていると言われています。最近では大手スーパーでも取り扱いが始まるほど市民権を得ています。でも、このドライ野菜を毎日使おうとすると、思った以上にお金がかかってしまいますよね。

自分で作れたらいいのにと調べていたところ、自宅で作っている人が数多くいることが判明。今回は先人の知恵に習って自分も挑戦してみました。

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ザルさえあればできるドライ野菜

まずは、エコで簡単にできる方法をご紹介します。100均や、調理道具店で販売されている木製や竹製のザルを購入。

ザルの上にスライスした野菜を乗せ、晴れた日に外に置いておくだけで、カラッと乾いたドライ野菜ができるという調理方法です。このとき、太陽光が直接当たる場所は避けておくことがオススメ。

この作成方法の良さはとにかくエコロジーで何も手を加えなくていいという点。朝作って夕方に取り込むだけでいいんです。(※)
※仕上がり時間は、季節や天候によって異なります。

コツは一手間加えること

スライスする際には下記の3か条を忘れないでください。

① しっかり野菜を洗う
② 柔らかい部分は事前にとっておく
③ スライスは均等に薄く


【① しっかり野菜を洗う】
ドライ野菜になると皮も気にせず食べることができます。とはいえ、皮に土がついたままなのは気になりますよね。一度水洗いし、しっかりとキッチンペーパーで水気を取ってからスライスしてみてください。


【② 柔らかい部分は事前にとっておく】
「トマト」や「プチトマト」などは水分が多く、そのままやっても上手にドライ野菜になりません。トマトであれば種が付いている柔らかい部分を事前にスプーンでくりぬいておきましょう。オレンジやマンゴーなどでドライフルーツを作る際にも、全く同じです。

【③ スライスは均等に薄く】
ドライ野菜を作る工程は、フライパンで火を通すのとイメージが近いです。一つ一つの野菜が大きかったり厚みがあったりするとどうしても芯まで火が通らないですよね。これと同じで、厚みがありすぎたりすると生乾きとなってしまい市販のドライ野菜ほどカラッとした感じにはなりません。

とはいえ、100%できるわけではない

ザルに放置するやり方は簡単な反面、近隣の生き物の注目を集めてしまうこともあります。今回ドライ野菜を作るために、ザルの上に置いた野菜。残念ながらすぐに野良猫さんにひっくり返されてしまいました。また、場所によってはカラスや虫などが付く可能性もゼロとはいえません。動物や虫が来る可能性があるかないかは、判断材料として頭に入れて置いた方が良さそうです。

また、ザルだけですと、風でひっくり返されてしまうこともあるので注意が必要です。安定感のある平ザルであったとしても、突風などで野菜ごと飛んでいってしまう可能性はゼロではありません。ザルの中心部に重しを載せておいたり、紐で留めて置いたりしておくと良いでしょう。(ザルの裏側にテープをつけて止めています。)

おすすめ調理法は電子レンジ

外で野菜を干すのはちょっと、という方におすすめなのは室内で作る方法。それは、電子レンジを使ったやり方です。

原理は全く同じ。電子レンジにより、水気を飛ばし野菜をドライな状態に変化ささせます。皿の上に野菜を置いて、電子レンジにかけるだけ。

上手にドライになったら、熱を冷ますために、風通しのいい場所に置きましょう。そうすることで、よりパリッとしたドライな感じに変化します。

設定時間やワット数は、野菜の種類や厚さにより異なります。なので、30秒〜1分刻みで野菜がどうなっているか観察するのがオススメです。ワット数が高すぎるor時間をかけすぎると、黒く焦げてしまう可能性もありますよ。

加熱時間によって野菜はここまで変わる

当たり前ですが、電子レンジに長くかけた方が、水分の蒸発が進みます。茹でたときと同じ状態というのは2分ぐらいの時間だと思います。それよりさらに時間をかけて電子レンジを使用すると、3分ぐらいからドライ野菜と呼べるぐらいに乾燥した状態になります。そして、3分30秒がちょうどパリパリな状態に。4分以降になると、焦げが複数箇所に発生してきます。

そして5分になると、ほぼ炭の様な状態に……。茹でであれば、30秒増えても食感は変わりませんが、電子レンジだと失敗してしまうこともある。ということを頭に入れておくと良いでしょう。

ドライ野菜は、一度作れば手軽にレパートリーにいれられる調理方法。今までの野菜をドライ野菜に置き換えるだけで、美味しさが数段アップします。慣れないうちは、電子レンジで短めの時間でかけていくことがポイントですよ。

ぜひあなたもパリパリのドライ野菜にトライしてみてください。

上手にドライ野菜を作るコツ

さて、最後にご紹介するのは外で干したい人向けの上手なやり方です。日差しが強い夏の時期も、上手に行えばドライ野菜を作れますが、最適な時期は秋口と言われています。その理由は、湿気と腐敗の問題です。前者は、高温多湿な日本ならではの理由です。後者は、暑くなりすぎるとどうしても発生してしまう問題です。その為、少し涼しくなる9月前後からトライしてみるといいのではないでしょうか。

また、干し野菜用のバスケットやネットなども販売されています。

物干し竿やフックに通しておくだけで、風通しの良い干し野菜が作れる環境を用意してくれます。しかも多段式になっており、一気に色々な干し野菜を作れる点も非常に気になるところ。トラブルや衛生面を気にする方はこの方法もオススメですよ。

次回は、こうして作ったドライ野菜を使ったレシピをご紹介します。お楽しみに!

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