原付バイクの正しい処分方法5つ!必要な手続きや無料引き取りの方法・目安の費用も
125cc以下の原付バイクの正しい処分方法を5つ紹介。それぞれかかる費用の目安や、無料引き取りをしてもらうための方法・処分する際に必要な手続きなどを解説していくのでぜひ参考にしてみてください!
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原付バイク(125cc以下)を無料引き取りしてもらうことはできる?
原付バイクを無料で引き取ってもらいたい場合は、できるだけバイク王のような大手買取店に依頼するようにしましょう。
原付バイクの無料引き取りサービス自体は悪いことではありませんが、なかにはサイトやチラシでは無料と謳いながら、あとで細かい費用を要求してくる悪徳業者もいるため注意が必要です。
大手買取店ではなく、地域の業者に依頼したいという場合は「廃棄二輪車取扱店名簿」の中から探すようにしてください。
原付バイクを処分する流れ
原付バイクを処分するときは、本体の処分と同時に「廃車手続き」を行う必要があります。
廃車手続きを行わないと、原付バイクを処分した翌年以降も課税を求められてしまうため、必ず行うようにしましょう。
- 1.ナンバープレートを外す
- 2.廃車手続きを行う
- 3.原付バイク本体を専門店・専門業者に持ち込む
【1】ナンバープレートを外す
▼必要なもの
- プラスドライバー
- 10mmのスパナかレンチ(サビ付きが気になる場合)
▼手順
- 1.ナンバープレートのネジをプラスドライバーですべて外す
- 2.サビ付きがある場合は、スパナかレンチを使うと◎
- 3.保険のシールが貼ってある場合ははがしておく
プラスドライバーで外れますが、サビ付きがあって固くなっている場合は、100均で手軽に購入できる10mmのスパナかレンチも併用すると取り外しやすくなるのでおすすめです。
自賠責保険や任意保険などに入っている場合はシールをはがし、わすれないうちに解約の連絡をしておきましょう。有効期限内であれば、残りの保険料が返還されます。
【2】廃車手続きを行う
▼必要なもの
- ナンバープレート
- 標識交付証明書(ナンバープレートを交付されたときにもらった書類)
- 印鑑
- 廃車申告書(役所で入手・自宅でダウンロードして印刷)
▼手順
- 1.外したナンバープレート・標識交付証明書・印鑑をもって各市町村の役所に行く
- 2.役所で廃車申告書を入手して項目を記入・印鑑を押す
- 3.窓口に1と2を提出する
- 4.廃車証を受け取って完了
廃車申告書は、役所で入手することもできますが、役所のホームページからダウンロードして印刷することもできるので「書類の記入は自宅でしたい」という方はぜひ利用してみてください。
【3】原付バイク本体を専門店・業者に持ち込む
廃車手続きが完了したら、最後に原付バイク本体を処分して完了となります。
原付バイクは、3~5社の買い取り専門店や業者に見積もりを取ってもらってから吟味するのがおすすめです。
その際、依頼したい店や業者が「古物商の許可」を取っているか「廃棄二輪車取扱店名簿」内に載っているかを、あらかじめ確認するようにしてください。
また、見積もりや査定の際には「回収が始まってから余分な費用が発生することがないか」をしっかり確認しておくようにしましょう。
原付バイクの処分方法5つ・目安費用
処分方法 | メリット | デメリット | かかる費用の目安 |
原付バイク買取専門店に持ち込む | 無料で行ってもらえることが多い 廃車手続きも任せられる 動かないバイクも処分可能 現金手渡しに対応している | 持ち込む手間がかかる 店舗によって買い取り価格が異なる場合がある | 無料~20,000円 |
廃棄二輪取扱店に持ち込む | 無料引き取りしてくれる 動かないバイクも処分可能 | 持ち込む手間がかかる 廃車手続きを任せる場合は手数料が発生する | 無料 |
指定引取場所に持ち込む | 無料引き取りしてくれる 動かないバイクも処分可能 | 持ち込む手間がかかる 廃車手続きは自分で行う必要が出てくる | 無料 |
自治体に問い合わせる | 廃車手続きと同時に処分できる | ほとんどの自治体では対応していない 廃車手続きは自分で行う必要が出てくる | 自治体によって異なる |
不用品回収業者に回収してもらう | 自宅で回収してもらえる場合がある 買い取り・回収どちらでも依頼できる ヘルメットやグローブなどを一緒に処分できる場合もある | 悪質業者が紛れている可能性がある 業者によっては廃車手続きを行ってくれない | 無料~10,000円 |
【1】原付バイク買取専門店に持ち込む
原付バイク買い取り専門店なら、動かないバイクの無料引き取りや、まだ使えるバイクの買い取りまで幅広く応じてもらうことができます。
また、店によっては廃車手続きも同時に行ってくれる場合があるので、原付バイクの処分を手間なく安全に済ませたい方におすすめの方法だといえます。
【2】廃棄二輪取扱店に持ち込む
「廃棄二輪車取扱店」とは、原付バイクの収集・運搬作業を、国から正式に許可を得て行っている店舗のことで、原付バイクを無料で引き渡すことができる店です。
「廃棄二輪車取扱店名簿」の中から近くの店舗を探すことができるので、無料でかつ安全に原付バイクを処分したいという方は、ぜひチェックしてみてください。
【3】指定引取場所に持ち込む
原付バイクは、「公益財団法人自動車リサイクル促進センター」が指定した引き取り場所に持ち込むことで、無料で処分することも可能です。
ただし、廃車手続きの代行サービスなどは行っていないので、原付バイク本体の処分だけを依頼したい方におすすめです。指定場所は「廃棄二輪車取扱場所一覧」から検索することができるので、ぜひチェックしてみてください。
【4】自治体に問い合わせる
市役所などの各自治体で受け付けているのは基本的に廃車手続きのみとなっていますが、自治体によっては原付バイクの処分も受け付けている場合があります。
ただし、50ccまでの原付バイクまでであったり、処分費用が無料ではない場合がほとんどなので、気になる方は一度問い合わせて直接確認してみるのがおすすめです。
【5】不用品回収業者に回収してもらう
ヘルメットやグローブなどの装備品も一緒に処分したいという場合は、不用品回収業者に依頼するのもひとつの方法です。
その場合は、業者が「古物商の許可」を取っているか、または「廃棄二輪車取扱店名簿」の中に載っているかをチェックしてから依頼するようにしましょう。
さらに、無料見積もりと謳って後々費用を請求してくる悪質な業者もいるため、見積もりの際は「あとから発生する費用がないかどうか」をしっかり確認しておくようにしてください。
原付バイクの回収ならくらしのマーケットに相談!
原付バイクの処分を業者に依頼したいという人は、「くらしのマーケット」の利用がおすすめです。
原付バイクの処分から害虫駆除、水回りのトラブルまで、暮らしにまつわるサービスを掲載しており、さまざまな事業者の中から、口コミや料金で比較して気になったところを選ぶことができます。実際に利用したユーザーの声を参考にしながら比較できるため、安心して事業者に依頼することができるのがポイントです。
また、登録している事業者は全国にいるため、サービス毎の対応エリアが広いのも魅力の一つ。気になる方はぜひチェックしてみてください!
原付バイクを処分する際の注意点
- 1.無許可の業者に依頼すると余計なトラブルのもとになる
- 2.廃車手続きは次の3月までに行わないと余分な課税をされてしまう
無許可の業者に依頼すると余計なトラブルのもとになる
原付バイクの処分をする業者は、「古物商の許可」を取っているか、「廃棄二輪車取扱店」に加盟している必要があります。
無許可の業者は悪徳業者である可能性が考えられるので注意が必要。余計なトラブルに巻き込まれないためにも、業者のホームページなどでしっかりチェックするようにしてください。
廃車手続きは次の3月までに行わないと余分な課税をされてしまう
原付バイクの廃車手続きは次の3月までに済ませておかないと、毎年4月1日に更新される課税対象に入ってしまうため注意が必要です。
原付バイクの処分を検討する際は、このことを念頭に置いてできるだけ早く廃車手続きを済ませるのが吉となります。
原付バイクの処分に関するQ&A
Q1. 原付バイクの処分方法は?
A. 下記の5つの方法があります。
- 1.原付バイク買取専門店に持ち込む
- 2.廃棄二輪取扱店に持ち込む
- 3.指定引取場所に持ち込む
- 4.自治体に問い合わせる
- 5.不用品回収業者に回収してもらう
Q2. 原付バイクを廃車にするにはどうすべき?しないとどうなる?
A. 各市町村の役所で原付バイクの廃車手続きを済ませる必要があります。
廃車手続きを行わないと翌年も余分な課税を請求されてしまうので、次の3月までに行うようにしましょう。
Q3. 原付バイクの廃車費用はどのくらい?
A. 無料~20,000円が目安の費用となります。
- 原付バイク買取専門店に持ち込む・・無料~20,000円
- 廃棄二輪取扱店か指定引取場所に持ち込む・・無料
- 自治体に問い合わせる・・自治体によって異なる
- 不用品回収業者に依頼・・無料~10,000円
Q4. 原付バイクの無料引き取りは怪しい?
A. 無料引き取り自体は怪しいサービスではありませんが、なかには悪質な業者が紛れいてる可能性があるのも事実です。
原付バイクは、専門の買い取り店・廃棄二輪取扱店・指定引取場所のいずれかの場所であれば、安全に無料引き取りをしてもらうことができるので、ご希望の方はこの中から選ぶようにしましょう。
不用品処分に関する記事はこちら!
※ 記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年4月)に基づいたものです。
※ 一部の画像はイメージです。
※ アイコン画像出典:PIXTA
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