タイヤはどこで処分できる?廃タイヤの処分方法や無料回収・料金目安まで詳しく解説

廃タイヤはどこで処分すればいいのでしょうか。粗大ゴミに出せるのではと思う方もいると思いますが、タイヤは「適正処理困難物」とされるため、基本的に粗大ゴミでは出せません。この記事では、廃タイヤの処分方法やタイヤ交換の時期などを解説していきます!

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廃タイヤはどこで処分できる?

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「適正処理困難物」とされるタイヤは、どのように処分するのが正しいでしょうか。

一部の自治体では、粗大ゴミで回収をおこなっていますが、多くの自治体ではタイヤの回収はしておらず、別の処分方法を検討しなければなりません。

基本的には、タイヤの購入店やカー用品店、また、ガソリンスタンドや整備工場など、タイヤを扱っているお店に持っていくことになります。

そして、タイヤは適正処分をすれば、90%以上がリサイクルされて、姿を変えて再利用されます。そのため、処分方法を知り、守ることが大切です。

廃タイヤは無料で処分可能?

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先ほど述べたように、廃タイヤは「適正処理困難物」になるため、処分をする際には原則処分費用が発生します。

しかし、まだ使えるタイヤやならば譲渡や買取りも考えられますし、タイヤ交換をおこなう場合には、古いタイヤの処分費用は無料になる場合があります

廃タイヤの処分方法5選

ここからは、廃タイヤの処分方法を紹介します。廃タイヤの引き取りをおこなっている場所は、次の5つになります。

  1. 1.ガソリンスタンド
  2. 2.カー用品店・タイヤ販売店
  3. 3.カーディーラー
  4. 4.不用品回収業者
  5. 5.整備工場
LIMIA編集部
ワンポイント
一部、自治体でもタイヤの回収をおこなっている地域があるので、まずはお住いの自治体に問い合わせてみてもよいでしょう。

【1】ガソリンスタンド

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タイヤ交換なども扱い、人が常駐している大きなガソリンスタンドならば、タイヤ処分も引き受けてくれます。ただし、地域によっても変わり、全国どこでも引き取ってもらえるとは限らず事前の確認は必須です。

処分料金の目安(※)は、1本300~500円ほどで、同系列でも店舗により料金が異なる場合があるため、ご利用の前に数か所のガソリンスタンドを比較してみるといいでしょう


※:いくつかのサービスの料金目安をLIMIA編集部が調べてみました(2023年3月時点)

【2】カー用品店・タイヤ販売店

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タイヤを購入したカー用品店・タイヤ販売店を覚えていれば、そこで処分を依頼します。

カー用品店・タイヤ販売店での処分のメリットは、持ち込みでも対応してもらえることです。そのため、購入店舗ではなくても処分を引き受けてくれます。

処分費用の目安(※)は、1本250円~数百円程度で、ガソリンスタンドでの処分より安い傾向にあります。

また、タイヤを新しく履きかえる際に、古くなったタイヤは引き取ってもらえるため、タイヤ交換をおこなうときに手放すと、手間がかからず処分できます。


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【3】カーディーラー

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廃タイヤの処分はカーディーラーを利用するのも手です。いつも点検や修理を依頼している馴染みあるディーラーなら安く引き取りしてくれるかもしれません。

また、正規ディーラーよりもサブディーラーや中古車販売ディーラーでは、車種もさまざま扱っているため、正規ディーラーより良心的な料金で、廃タイヤを引き取りしてくれる可能性があります。

処分費用の料金目安(※)は、1本300~700円ほどとなり、やや高めの傾向にあるため、安さ重視で選ぶ場合は、不向きかもしれません。


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【4】不用品回収業者

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不用品回収業者でも廃タイヤの引き取りを依頼できます。ただし、他の処分方法と比べて、廃タイヤのみの処分をおこなおうと思うと、料金が割高になります。

そのため、不用なものをまとめて処分したい、廃タイヤが大量にあるなど、量がある場合は不用品回収業者へ依頼してみましょう。

不用品業者のなかには悪質な業者もいるため、「一般廃棄物収集運搬業の許可」を有した業者かを確認して、不法投棄や高額請求などのトラブルにならないようにします。
参照:【環境省】無許可の回収業者を利用しないように

処分費用の目安(※)は、1本1,000円~3,000円程度と他と比べると高額になりますが、即日対応してくれる、自宅まで取りに来てくれるなどと、煩わしい手間が省けるメリットがあります。


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【5】整備工場

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自動車整備工場などでも廃タイヤの処分をしています。

個人の整備工場ではウェブサイトがないことも多く、ネット検索が難しいため、車検などで利用している整備工場や、お近くの整備工場に相談してみるのもいいでしょう。

引き取りを無料でおこなう整備工場もありますが、一般的には処分費用の目安(※)、1本300〜600円ほどが必要になると考えておきましょう。


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廃タイヤ処分の料金目安

それぞれの場所で廃タイヤを処分する際の費用目安(※)をまとめました。

処分方法

料金目安(※)

【1】ガソリンスタンド

300~500円程度/1本

【2】カー用品店・タイヤ販売店

250~500円程度/1本

【3】カーディーラー

300~700円程度/1本

【4】不用品回収業

1,000~3,000円程度/1本

【5】整備工場

300~600円程度/1本

※:いくつかのサービスの料金目安をLIMIA編集部が調べてみました(2023年3月時点)


廃タイヤの処分料金は、大体1本数百円ですが、車1台となると4本分の料金になるため、できるだけ費用を抑えておきたいですよね。

また、タイヤ交換ならば、タイヤの処分費用も含まれることが多いため、交換の際に不用になったタイヤは引き取ってもらうのがおすすめです。

処分前に!買取できるタイヤかチェック

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処分を考えているタイヤが、もしかしたら高値で売却できるタイヤかもしれません。新品同様のタイヤを安く購入したい、慣らしたタイヤを使用したいなど、中古タイヤも需要があります。

どんなタイヤが売れるのか

  • ポイント1:タイヤの溝がある程度のこっている
  • ポイント2:サビや腐食が少ない
  • ポイント3:製造年週が浅い
  • ポイント4:人気ブランドのタイヤ

▼ ポイント1:タイヤの溝がある程度のこっている

タイヤの溝が1.6㎜以下になると、車検も通らなくなります。そのため、溝がある程度残っているタイヤではないと売却は難しくなります。

買取店舗でも基準は異なりますが、売却には5mm以上の溝の深さが好ましいです。

▼ ポイント2:サビや腐食が少ない

サビや腐食が激しいと買い手がつきづらくなってしまいます。

ホイールはサビついているが、タイヤは状態がいい。反対に、タイヤは腐食しているが、ホイールはキレイと、どちらかの場合は買い取ってくれる可能性もあるため相談してみましょう。

▼ ポイント3:製造年週が浅い

タイヤは劣化する消耗品なため、保管しているだけでも腐食が起こります。

そのため、製造年週が浅い方が高値で買い取ってくれる可能性があります。不用になったら、早めに手放すことがおすすめです。

▼ ポイント4:人気ブランドのタイヤ

ブリヂストン、ダンロップ、ヨコハマなど、需要のある人気ブランドのタイヤなら売却ができる可能性があります。

反対に、買取ブランドが限られている場合もあったりと、知名度のないブランドのタイヤだと売却が難しくなります。

タイヤを売却する方法

  • オークションやフリマアプリ
  • タイヤ買取専門店やカー用品店

売却方法でまず思いつく方法としては、オークションやフリマアプリの活用ではないでしょうか。自分で値段が設定できることも魅力で、売却の楽しみもあります。しかし、個人間のやり取りなため、トラブルにならないよう注意も必要になります。

タイヤ買取専門店やカー用品店での売却方法は、買取ブランドが限られていたり、4本まとめて売却などの条件が付くこともありますが、ネットを使えばご自宅にいながらでも査定可能など、安全に確実に対応してもらえる良さがあります。

カー用品店の「イエローハット」でも、タイヤの買取をおこなっています。売却を検討している方はチェックしてみましょう。

タイヤの交換のタイミングは?

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そもそもタイヤはどのタイミングで交換すればいいかご存じですか?

タイヤには溝がありますが、その溝が1.6mm以下になると法にも触れ、車検も通らなくなり、タイヤの交換がすぐに必要になります。

タイヤはゴムで作られているため、使用せずとも劣化が進みます。劣化が進んだタイヤの使用を続けていると、破裂を起こす場合もあり、事故につながります。そのため、使用を始めてから4~5年でタイヤ交換を推奨しています。

また、安全に走行するために日頃から点検をして、タイヤに亀裂やキズ、摩耗してツルツルではないか確認をし、そのような状態のタイヤならば交換を検討しましょう。

廃タイヤの処分にお困りの場合は業者に依頼しよう

廃タイヤの処分を手間をかけずに済ませたいという人は、「くらしのマーケット」の利用がおすすめです。

廃タイヤ処分から害虫駆除、水回りのトラブルまで、暮らしにまつわるサービスを掲載しており、さまざまな事業者の中から、口コミや料金で比較して気になったところを選ぶことができます。実際に利用したユーザーの声を参考にしながら事業者を選んで依頼することができるのがポイントです。

また、登録している事業者は全国にいるため、サービス毎の対応エリアが広いのも魅力の一つ。

廃タイヤの処分にお困りの人は、この機会に一度試してみてはいかがでしょうか。

廃タイヤの処分に関するQ&A

Q1. 廃タイヤの処分は無料できる?

A. タイヤ交換する場合は、取り付け工賃の中に処分費が含まれる場合があります。

廃タイヤの処分だけをおこなう際は原則費用がかかり、無料での処分は難しくなります。ただし、タイヤ交換をするタイミングで、古いタイヤを引き取ってもらう場合には、作業費に処分費用が含まれる場合もあります。また、状態がいいタイヤならば買取も検討してみましょう。

Q2. 廃タイヤはどのようにリサイクルされる?

A. 熱利用やマテリアルリサイクル、リユースされます。

廃タイヤは主に燃料としてリサイクルされ、熱利用で製紙工場や化学工場、セメント工場などを支えています。また、タイヤチップ、再生ゴム、フロアマットなど、姿を変え再利用されたり、廃タイヤをそのまま遊具として使用するなど、リユースされる方法もあります。

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※記事内の情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年3月)に基づいたものです。
※画像の一部はイメージです。

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