ブラウン管テレビの正しい処分方法6選!費用目安や持ち込み処分の方法も紹介

ブラウン管テレビが不要になり、処分の方法で迷われている方に向けて6つの処分方法を紹介します。ブラウン管の処分には家電リサイクル法が関わるため、正しく処分しましょう。

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 2402
  • 0
  • 0
  • いいね
  • クリップ

テレビは「家電リサイクル法」の対象!

いらなくなったブラウン管テレビ。処分に困っている人もいるでしょう。

ブラウン管テレビは、「家電リサイクル法」に則って処分する必要があります。不適切な業者に処分依頼をしてしまうと、知らず知らずのうちに不法投棄に加担してしまうことにもなりかねないため、きちんと把握しておきましょう。

家電リサイクル法とは?

「家電リサイクル法」とは、テレビ、エアコン、冷蔵庫および冷凍庫、洗濯機および衣類乾燥機の4つについて、資源を再利用する目的で平成13年4月に制定されました。※"経済産業省 公式HP"参照

家電リサイクル法は、限られた資源を有効に使う方法であり、消費者はリサイクル料を支払って対象の家電を処分してもらわなくてはいけません。

テレビの場合は、ブラウン管テレビや液晶、プラズマテレビだけでなく、ワイヤレスリモコンや着脱式付属専用スピーカーといった附属品も対象となるため注意が必要です。

一方でワンセグや車載用テレビは対象外となります。どの附属品が対象になるか不安になる方は不用品回収業者や家電量販店、お住まいの自治体に問い合わせてみるとよいでしょう。

家電リサイクル法に従った処分の費用目安

ブラウン管テレビを家電リサイクル法に従って処分する際の料金は、テレビの大きさによって異なります。

また、家電リサイクル法にかかる料金には家電リサイクル料金と収集運搬料金の2つが含まれており、ブラウン管テレビのメーカーや引き取り先によって料金が変わるため注意が必要です。詳細料金を知りたい方は家電リサイクル券センターのホームページで調べられます。

処分費用の目安としては15型以下がリサイクル料1,870円と収集運搬費2,618円の計4,488円、16型以上でリサイクル料2,970円と収集運搬費2,750円の計5,720円です。

家電量販店に引き取りしてもらう場合は現金での支払いになる場合がほとんどですが、メーカーが指定する引き取り場所や、市区町村の指定業者に依頼する際は、事前に郵便窓口でリサイクル券を発行してもらう必要があります。

ブラウン管テレビの処分方法6選

  1. 1.買い替えの予定がある場合
  2. 2.購入店に持ち込む場合
  3. 3.購入先が分からず壊れてしまった場合
  4. 4.購入先が分からないがまだ使用できる場合
  5. 5.購入先が分からずまだ使用できるうえ他も持ち込みたい場合
  6. 6.譲渡する場合

【1】買い替えの予定がある場合

新しいテレビに買い替えをする場合は、購入先の店舗で古いブラウン管テレビの引き取りをしてもらえます。収集運搬料金とリサイクル料金はもちろん必要ですが、購入と処分が一度にできるため買い替えを考えている方にはおすすめの処分方法です。

店舗によって買い替えのお得なキャンペーンをしている場合もあるので事前にチェックしておくとよいでしょう。

【2】購入店に持ち込む場合

買い替えの予定はなく、ブラウン管テレビのメーカーや購入先が明確に分かっている場合は、購入元に持って行くと引き取ってもらえます。

集荷に来てもらう場合は通常のリサイクル料金、収集運搬料金とは別に訪問回収費が発生する可能性があるため、できるだけお得に引き取ってもらいたい場合は持ち込みがよいでしょう。

【3】購入先が分からず壊れてしまった場合

購入先を失念してしまって、さらに壊れて使えない場合は、お住まいの自治体に処分先について問い合わせる必要があります。

事業者を教えてもらえたり、場合によっては自治体が回収してくれたりすることも。

自分でブラウン管テレビを指定の取り引き場所に持ち込むことが可能な場合は、収集運搬費なしでリサイクル料金のみで処分してくれます。その場合は、事前に郵便局でリサイクル券を発行してもらう必要があるため忘れないようにしましょう。

【4】購入先が分からないがまだ使用できる場合

購入先は不明で、まだ使用できる場合はリサイクルショップで買い取ってもらえる可能性があります。古物商の免許を持ったリサイクルショップが買取可能です。

やり取りが楽であることや、ネットショップやフリーマーケットと比べて短時間で取り引きが完了することも含め、積極的に利用するのがおすすめです。

ただし、リサイクルショップによっては買い取りをしてもらえない場合もあるため、事前に問い合わせておくとよいでしょう。

【5】購入先が分からずまだ使用できるうえ他も持ち込みたい場合

購入先は不明だけど、まだ使用できてほかにも不用品がある場合は不用品回収業者に引き取ってもらう手もあります。

不用品回収とはまだ利用できるものを回収してくれるサービスのことで「古物商許可」を受けた業者のみが対象です。

リサイクル料金がかからない、処分場に持ち込む必要がないといったメリットがある一方で、ブラウン管テレビのみの回収になる場合、割高になるケースもありますのでできるだけほかの不用品も一緒に回収してもらうようにしましょう。

【6】譲渡する場合

リサイクルショップで引き取ってもらえなかったときは、地元の掲示板サービスなどで無料で譲渡することを視野に入れるのも手です。
ただし、譲渡先がいつまで経っても決まらない場合もあるため、できるだけ早く処分したい場合は家電リサイクル法に従って処分することも考えましょう。

ブラウン管テレビの処分費用の目安

ブラウン管テレビの処分費用は、譲渡が可能な場合は無料ですが、16型以上の大型テレビを家電リサイクル法に従って処分することを考慮すると、0円〜約6,000円だと想定しておくとよいでしょう。

ブラウン管テレビの状態によっても料金は左右されるため、まずは使用できるかチェックしたり、購入先を洗い出したりする作業からはじめることをおすすめします。

要注意!怪しい不用品回収業者の特徴

  1. 1.「見積り」を事前に提示しない
  2. 2.チラシで無料などを謳っている
  3. 3.追加料金、オプションについての説明がない
  4. 4.拡声器をかけて街を回っている

【1】「見積り」を事前に提示しない

不用品回収業者について選び方を誤ってしまうと、後から多額の費用を請求されるといったトラブルの原因となる可能性があるため、注意しましょう。


まず、事前に見積もりを提示しない業者は怪しいです。

依頼を受けると、どのくらいの不用品があるかといった打ち合わせや下見を行って見積もりを提示するのが通常ですが、怪しい業者は見積もりをしなかったり、口頭だけで済ませるケースがあります。

【2】チラシで無料などを謳っている

ブラウン管テレビの処分には家電リサイクル法に従って、リサイクル料金や運搬収集費が必要です。

処分にはお金がかかるにも関わらず、無料を謳っているのは怪しいです。

不用品を積載したあとで料金を請求してくる場合があります。

【3】追加料金、オプションについての説明がない

通常、不用品回収業者は深夜料金やリサイクル家電の引き取りの際の追加料金を明確にしているところがほとんどですが、事前に説明が一切ない場合は怪しい業者だと考えるのが賢明です。

【4】拡声器をかけて街を回っている

街中を回りながら拡声器を使って不用品回収をアナウンスしている業者にも注意しましょう。身元が不明なうえ、無認可で営業している可能性があります。

また、不特定多数への呼びかけは違法であることもあるため、依頼しないようにしましょう。

適切な不用品回収業者を選ぶ方法

適切な不用品回収業者を選ぶには、3社以上に見積もりをとるのがおすすめです。比べることで料金の感覚が掴めるだけでなく、信頼できるかどうかの指標にもなります。

見積もりをもらったら明細をきちんと確認するようにしましょう。

また、公式ホームページがあるかも重要なポイントです。産業廃棄物収集運搬許可の認可番号が掲載されており、これまでの実績があると安心でしょう。

クレジットカードが利用できるかどうかも適切な不用品回収業者を選ぶうえで欠かせない情報です。

不用品の回収は「くらしのマーケット」がおすすめ!

出典:くらしのマーケット

ブラウン管テレビを処分したいという人は、「くらしのマーケット」の利用がおすすめです。

不用品回収や害虫駆除から、水回りのトラブルなどまで、暮らしにまつわるサービスを掲載しており、さまざまな事業者の中から、口コミや料金で比較して気になったところを選ぶことができます。実際に利用したユーザーの声を参考にしながら事業者を選んで依頼することができるのがポイントです。

また、登録している事業者は全国にいるため、サービス毎の対応エリアが広いのも魅力の一つ。

ブラウン管テレビの処分にお困りの人は、この機会に一度試してみてはいかがでしょうか

正しい知識を身につけてブラウン管テレビを適切に処分しよう

ブラウン管テレビの処分方法について解説しました。不用品回収業者に処分を依頼する場合、なかには悪徳な業者もいるため、適切な業者に回収してもらうようにしましょう。

ブラウン管テレビの処分に関するその他の記事

  • 2402
  • 0
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

LIMIA編集部の公式アカウントです。手軽な家事の工夫、お得なセール情報、100均グッズ、収納アイデアなど、暮らしに関するオリジナルコンテンツを配信しています。

LIMIA編集部さんの他のアイデア

不用品・遺品整理のデイリーランキング

おすすめのアイデア