扇風機は粗大ゴミで処分?正しい捨て方や費用・手順、無料で処分する方法も

「扇風機を捨てたいけど何ゴミになるの? 」「処分するとき料金は発生する? 」といった疑問に応えて、扇風機の正しい処分方法や処分費用を詳しく解説。合わせて、手間なくお得に手放すコツもご紹介します。

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扇風機は粗大ゴミ扱いになることがほとんど

扇風機は基本的に「粗大ゴミ」扱いとなり、有料で処分しなければいけません

ただし、ハンディ扇風機などコンパクトな製品は不燃ゴミとして処分できることもあり、手数料などの費用が発生しない一方で、搭載されたモバイルバッテリーは分けて捨てる必要があります

いずれも自治体によってルールが異なるので、事前に確認しておきましょう。

扇風機を無料で捨てるには?

扇風機の買い替えを検討している場合は、購入店舗で無料で引き取ってもらえる可能性があります

また、まだ使用できる扇風機なら、リサイクルショップやフリマアプリなどで売却できることも。定価の安い扇風機や故障している扇風機は対象とならないこともありますが、なるべく負担なく処分したいならこれらの方法が得策です。

扇風機の処分方法5つ

扇風機の処分方法は、捨てる以外にも買い取ってもらうなどさまざま。まだ使用できるかなど状態によっても選択肢が異なるので、ここで好適なものを見つけてみてください。

【1】自治体で粗大ゴミとして捨てる

メリット

デメリット

・費用を抑えられる ・確実に処分できる

・申し込みや運び出しなどの手間がかかる ・回収日まで期間が空くこともある

確実に処分したいなら、自治体で粗大ゴミとして破棄するのが無難。主に使用できなくなった扇風機をなるべく安く捨てたい際におすすめです。

なお、粗大ゴミとして出すには、事前申し込みが必要。また、ゴミ処理券(シール)が必要となり、こちらは対応しているコンビニ・郵便局・スーパーなどで購入が可能です。

▼扇風機を粗大ゴミとして出す手順

  1. 1.自治体の粗大ゴミ回収センターに申し込む(電話・インターネットで可能)
  2. 2.必要な金額分のゴミ処理券(シール)を販売店で購入する
  3. 3.ゴミ処理券(シール)に必要事項を記入して扇風機に貼り付ける
  4. 4.指定された日に扇風機を回収場所へ持っていく

ゴミ処理券(シール)を貼っていなかったり、貼っていても金額が不足していたりすると回収してもらえないので注意が必要。自治体によってかかる費用はさまざまですが、扇風機の場合300円(税込)~500円(税込)程度が一般的です。

合わせて、処分する手間がかかる、回収まで時間がかかってしまう恐れがある点はご留意ください。

【2】家電量販店で引き取ってもらう

メリット

デメリット

・手間がかからない

・費用が割高になる可能性もある

扇風機を買い替える予定があれば、家電量販店などで引き取ってもらうのもひとつの手。新しい扇風機と引き換えに古い扇風機を手放せるので手軽です。また、小型家電リサイクル法に基づき適切に処分してもらえるメリットもあります。

ただし、利用条件が限られていることもあるほか、粗大ゴミとして処分するより割高になる傾向にある懸念点も。引き取りに応じている主な店舗とリサイクル料金を以下にまとめたので、ひとつの指標にしてみてください。

店舗名

リサイクル料金

ヤマダ電機

1,100円(税込)

ケーズデンキ

550円(税込)

エディオン

550円(税込)

ヨドバシカメラ

550円(税込)

ビックカメラ

無料(同店で購入のみ適応)

ビバホーム

無料(同店で購入のみ適応)

カインズ

無料(同店で購入のみ適応)

※ 別途出張料金などが加算される可能性あり

【3】リサイクルショップで買い取ってもらう

メリット

デメリット

・換金できる可能性がある

・買い取ってもらえない可能性もある

扇風機がまだ使用できる状態なら、リサイクルショップで買い取ってもらえる可能性があります。とくに、製造年の新しい扇風機や人気メーカーの扇風機なら高額買取も期待でき、値が付くと臨時収入になるのでお得です。

ただし、故障している・古すぎる・付属品が揃っていないものなどは買い取ってもらえない傾向にあります。事前に動作確認をする、汚れはなるべく拭き取るなどしてから査定してもらうようにしましょう。

【4】フリマアプリやネットオークションを利用する

メリット

デメリット

・希望価格で売却できる

・手間がかかる ・トラブルが発生する恐れもある ・処分できるまで時間がかかる可能性もある

扇風機を処分する方法として、フリマアプリやネットオークションに出品するのも有効。販売価格を自由に設定できる、場合によってはリサイクルショップで売却するよりも高額で買い取ってもらえるなどのメリットがあります。

デメリットとしては、梱包や発送手続きなどの手間がかかること、ユーザー同士のトラブルも否めないことが挙げられます。また、買い手が見つかるまで処分できないため、急いで手放したいときにはやや不向きでしょう。

【5】不用品回収業者に依頼する

メリット

デメリット

・故障した扇風機も回収してもらえる ・その他の不用品もまとめて処分できる

・費用が割高になる可能性もある ・依頼先を見極める必要がある

手間をかけずに処分したい、扇風機以外の不用品もまとめて処分したいなら、不用品回収業者に依頼するのがおすすめ。自分で持ち出す必要がなく、売却できない扇風機でも回収してもらえるのが魅力です。

一方で、扇風機単品だけの回収は割高になることもあるので、見積もりを確認してから依頼するのが賢明。また、なかには悪質な業者も存在するので、複数の業者の作業内容・料金体系・評判などを比較して慎重に選ぶことが大切です。

▼不用品回収業者の料金目安

業者によって異なりますが、不用品回収にかかる費用は2,000円(税込)~5,000円(税込)前後が一般的。料金体系もばらつきがあり、プラス人件費など別途料金が加算されることもあります。また、荷物が多いほどお得になる定額プランを提供している業者もあるなどさまざまなので、複数社で見積もりを取ることをおすすめします。

暮らしのあれこれなんでもお任せ「くらしのマーケット」

扇風機の処分にお困りなら、「くらしのマーケット」の利用がおすすめです。

不用品回収から害虫駆除、水回りのトラブルまで、暮らしにまつわるサービスを掲載しており、さまざまな事業者の中から、口コミや料金で比較して気になったところを選ぶことができます。実際に利用したユーザーの声を参考にしながら比較できるため、安心して事業者に依頼することができるのがポイントです。

また、登録している事業者は全国にいるため、サービス毎の対応エリアが広いのも魅力の一つ。

不要な扇風機を廃棄するなら、この機会に一度試してみてはいかがでしょうか。

扇風機を処分・売却する際の注意点

扇風機を処分・売却する際は、以下のポイントを抑えましょう。

内蔵されたバッテリーを外してから捨てる

ハンディ扇風機や卓上扇風機のなかにはモバイルバッテリーが内蔵されているものもあります。このモバイルバッテリーも一般ゴミとして捨ててしまうと、火災や破裂などの事故に繋がる可能性があるので非常に危険。必ず分別し、モバイルバッテリーはリサイクルボックスなどに出すようにしましょう。

売却するなら初夏~真夏がおすすめ

扇風機を売却するなら、需要が高まる初夏~真夏の時期を狙うのがおすすめ。買い手が見つかりやすい傾向にあります。また、故障していないか、汚れていないかなどでも査定金額は変わるので、事前に動作を確認する・なるべく清潔な状態で持ち込むようにしましょう。

扇風機の処分に関するQ&A

Q1. ハンディ扇風機の処分方法は?

A. 不燃ごみとして処分するか、リサイクルボックスに入れるのが基本です

粗大ゴミの基準である一辺30㎝以上に満たないハンディ扇風機は、不燃ゴミとして処分できる可能性があります。ただし、モバイルバッテリーが内蔵されているものなら、リサイクルボックスに出す必要があるのでご注意を。あらかじめ自治体のゴミ処理ルールをご確認ください。

Q2. 扇風機を粗大ゴミとしてだすときの費用は?

A. おおよそ300円(税込)~500円(税込)程度が目安となります

自治体によって差はあるものの、扇風機の処分費用は300円(税込)~500円(税込)程度が一般的。事前申し込み・ゴミ処理券(シール)の購入・運び出しなどの手間はかかりますが、不用品回収業者などを利用するよりも安く手放せる傾向にあります。

Q3. 高額買取が期待できる扇風機は?

A. 「製造年が新しい」「デザイン・機能性に長けている」「人気メーカーの製品」このような扇風機は高値がつく可能性があります

「製造年が新しい」「デザイン・機能性に長けている」「人気メーカーの製品」といった条件を満たした扇風機は中古でも需要が高く、比較的高額買取が期待できる傾向にあります。また、正常に動作し、劣化の少ないものも買い取ってもらえやすいので、一度リサイクルショップなどで査定を依頼するとよいでしょう。

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※記事内の情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年3月)に基づいたものです。
※画像の一部はイメージです。

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