ドブネズミの駆除方法を徹底解説!早めの対策で被害を防ごう

ドブネズミは排水溝など水回りに生息するネズミです。体が大きく早めに駆除をしないと甚大な被害が出る可能性も。今回はドブネズミの生態や駆除方法について解説します。

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ドブネズミの特徴と見分け方

ドブネズミを効果的に駆除するために、まずは生態を把握しましょう。見分け方のポイント別に解説します。

姿・形の特徴から見分ける

ドブネズミは家ネズミとして代表される3種類のネズミの中で最も体が大きく、成獣になると体長は18〜23cmほどになります。

他の家ネズミのクマネズミ、ハツカネズミと比較して頭の大きさに対して耳が小さいのが特徴です。主な毛色は背中側が茶褐色〜灰色、腹側は白色です。

性格は獰猛で人に対しても度々迷惑をかける場合があります。

生息場所から見分ける

ドブネズミは水回りを好んで生息するネズミです。泳ぎが得意なため、水の中を泳いで進むことができます。

一般家庭であれば、下水管をつたってトイレから侵入してきたり、床下などの湿気が多い場所で生息していたりします。

食害にあったものから見分ける

ドブネズミは人間の食べ物やペットフード、昆虫までなんでも食べる雑食の動物です。中でも、肉類や魚類などの動物性タンパク質が豊富な餌を好んで食べます。そのため、肉類や魚類がネズミの被害にあった場合はドブネズミによるものの可能性があります。

ラットサインから見分ける

上述した特徴の他にもラットサインからネズミの種類を見分けられます。ラットサインとは、ネズミが生活する上で残した痕跡のこと。例えば、足跡やフン、汚れたネズミが通った跡にできる黒い染みなどがあります。このラットサインにもネズミの種類ごとに特徴が現れるのです。

ドブネズミの場合、水回りに生息し、高い場所は苦手という習性があるため、水回りや床下などの低い場所に足跡やネズミの通り道にできる黒い染みが見られます。

さらに、ドブネズミのフンは太くて丸みがあるという特徴があります。上述した特徴に加え、ラットサインも見ることによってドブネズミが家にいるか判断しましょう。

ドブネズミがもたらす被害

家に住みつき、様々な被害をもたらす害獣であるネズミですが、実際にどのような被害が考えられるか解説していきます。

食事や商品をあさられる経済的損失

ネズミは食欲が旺盛で、雑食です。人間が食べるものは基本的に食べられます。そのためネズミが住み着いてしまった場合、一般家庭であれば食料が荒らされたり、お店などでは商品が荒らされたりします。衛生的にも処分せざるをえなくなり、経済的に大きな損失となります。

感染症の病原菌を媒介する

ネズミは不衛生な場所に生息するなどの理由から様々な感染症の病原菌を媒介します。ネズミを介した感染症への罹患は多様に報告されており、中には重症化する可能性のある病気も含まれています。

もし家の中でネズミを見つけた場合でも決して素手で触らないようにしましょう。

住宅や設備を破壊する

ネズミに代表されるげっし類は、歯が絶えず伸び続けるという特徴があります。そのため歯の長さを調整するために固いものをかじり続ける習性があります。

家にネズミが住み着いた場合、住宅の木や家具などがかじられる恐れがあります。もし配線がかじられた場合、それが火災の原因となる可能性もあります。

ドブネズミに効果的な駆除方法

ここからは実際にドブネズミを駆除する際に効果的な駆除方法を紹介します。一口にネズミの駆除といっても、市販で多くのグッズが販売されています。それぞれメリット・デメリットがあるので、自身の状況に合わせて選択が必要です。

殺鼠剤・毒餌を使う

1つ目の駆除方法は殺鼠剤や毒餌を使う方法です。この方法はネズミを処分して数を減らすことを目的としているため、効果がわかりやすいというメリットがあります。

ネズミの好物、ドブネズミで言えば肉類や魚類の餌に殺鼠剤を混ぜて仕掛けることでより効果が高まります。

一方で、駆除したネズミの死体を自分で処理しなければならない、ペットや子どもなどがいる場合は誤って口にしないよう注意しなければならないなどのデメリットがあります。

ネズミの死体を放置した場合、ノミやダニの発生を招き、二次被害が広がる恐れがあるため、速やかに処理する必要があります。

罠を設置する

2つ目の方法は、ネズミ捕獲用の罠を仕掛ける方法です。代表的なものは粘着シートや捕獲かごを設置する方法があります。

この方法ではラットサインからネズミの通り道を把握し、通り道上に罠を設置することで効果を高められます。

一方で、ドブネズミの場合は水回りを移動するため体が濡れていることが多く、粘着シートの罠にはかかりにくいというデメリットがあります。

忌避剤を使用する

3つ目は忌避剤でネズミを追い払う方法です。忌避剤はネズミの嗅覚が発達している特徴を逆手にとったネズミの嫌いな刺激臭で追い払う方法です。

ネズミを捕まえたり処分するのではなく、寄せ付けずに追い払うことを目的としています。そのためネズミを自分で処理する必要がないなど、初心者でも取りかかりやすい方法です。

一方で、ネズミが忌避剤に慣れてしまい、効果が薄くなるデメリットがあります。

ドブネズミの侵入を予防するには

ここまでネズミの習性や駆除方法についてご紹介してきましたが、重要なことはネズミが寄りつかない環境を整えることです。

ネズミの侵入を予防する方法を2つご紹介します。

侵入経路を塞ぐ

1つ目は侵入経路を塞ぐことです。ネズミはわずかな隙間からでも住宅に侵入できます。ドブネズミの場合は500円玉大の隙間があれば侵入可能といわれます。また、ドブネズミよりも小さいクマネズミやハツカネズミなどはさらに小さい隙間から侵入してきます。

そのためネズミが侵入してきそうな場所は予め塞いでおくのがおすすめ。ドブネズミの場合は床下など水回りを中心に見ていきましょう。

清潔な状態を保つ

2つ目は住宅を清潔な状態に保つことです。特にネズミの餌となり得る生ゴミや食料品は放置せずに、迅速かつ適切に処理しましょう。

仮に生ゴミなどを放置してしまった場合、その匂いを頼りにネズミが侵入してくる可能性があります。

ネズミの駆除は専門家に依頼するのもおすすめ!

ここまでドブネズミの駆除方法について説明しましたが、自分自身でドブネズミに対処するのは難易度が高く、衛生的にも不安がつきものです。

そこで本格的にドブネズミを駆除したいという人は、 「ねずみ駆除110番」の利用がおすすめです。

個人の場合は14,320円(税込)から、店舗オーナーの場合は21,800円(税込)から依頼が可能です。電話での相談は24時間365日受付中のため、ねずみ駆除に困ったら、まずは気軽に事前見積もりの相談をしてみましょう。

※対応エリア・加盟店により記載価格で対応できない場合があります。

ドブネズミは早めに駆除しよう!

今回はドブネズミの生態や駆除方法について解説しました。ドブネズミはその体の大きさや獰猛性、水辺に生息するという特徴から被害が大きくなりやすい害獣の1つです。もし、ドブネズミによる被害を疑うようなことがあった場合には早めに対策を取るようにしましょう!

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※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年2月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。

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