ネズミは昼間どこにいるのか解説!駆除や予防対策なども紹介
ネズミは夜行性の動物で昼間は行動しないとされています。しかし、なかには日中に行動していることもあります。昼間にネズミがどのような行動をしているのか、ネズミを追い出す方法や予防方法も解説します。
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ネズミは昼間はどこにいる?主な隠れ場所
ネズミは夜行性ですが、昼間には意外な場所でエサを探していたり、隠れていたりします。ここでは、昼間にネズミが隠れる場所について解説します。
キッチンなどエサがある場所
ネズミのなかには、エサを食べてもエネルギーの消耗が激しいため、エサを食べる頻度が高い生き物です。そのため、昼間でもキッチンなどエサとなるようなものが置いてある場所に現れることがあります。
隠れやすい屋根裏や押入れのスペース
断熱材などで一定の温度で保たれ、広いスペースのある天井や屋根裏のスペースは、ネズミにとって過ごしやすい環境になっています。そのため、昼間には天井などの身を隠しやすい場所で過ごすことが多いです。
また、押入れや床下なども同様に暖かく広いスペースがあるため、住処にしていることもあります。
湿度の高い水回り
湿度の高い環境を好むネズミは、昼間には洗面台やシンクの下、トイレ、浴室など水回りに身を潜めて過ごしていることもあります。思わぬタイミングで、ネズミを発見してしまうこともあるので対策が必要です。
家に住み着きやすいネズミの種類
ドブネズミ | クマネズミ | ハツカネズミ |
|
住み着く場所 | ・床下 ・キッチン ・トイレ ・浴室など | ・屋根 ・天井裏など | ・倉庫や物置き ・押入れなど |
家に住み着きやすいネズミは主に3種類います。ここでは、それぞれの特徴を解説します。
ドブネズミ
家に現れやすいネズミの種類のなかでも、身体が大きいのがドブネズミ。どう猛な性格で、なんでもエサする雑食です。主に、床下やキッチン、トイレ、浴室などの水回りなどの湿度が高くなりやすい場所を好んで住処にします。
▼ドブネズミの駆除方法はこちら
クマネズミ
クマネズミは、体長よりも長い尻尾があるのが特徴的なネズミです。草食性のネズミで、植物の葉や茎、根などを主なエサとしています。
高い所に登るのが得意で、針金ほどの細いところでも上手に登ることができます。そのため一般住宅では天井や屋根裏などの高い場所にいることが多いです。
▼クマネズミの駆除方法はこちらをチェック
ハツカネズミ
家に住み着く主なネズミの種類のなかで、もっとも小柄なハツカネズミ。小柄な身体を活かしてわずかな隙間も通り抜けることができます。植物や昆虫などなんでも食べる雑食性で、夜の間に活動する種類です。
成長スピードが早く、生後2〜3ヶ月で大人のネズミとなり、繁殖ができる身体になります。乾燥に強い種類なので、主に物置や倉庫などに住み着くことがあります。
▼ハツカネズミの特徴もチェック
ネズミが家にいるか見分けるポイント
ネズミは夜の間に活動する種類もおり、昼間に探すのはなかなか大変なこともあります。そんなときには、ラットサインと呼ばれるネズミが残す痕跡から家に住み着いているか見分けてみましょう。
油を含んだ黒い汚れがある
ネズミは視力が弱いため、身体の一部を擦りつけながら移動する特徴があります。そのため、通り道に黒っぽい油汚れのようなものが付着します。
また、ネズミは警戒心がとても強い生き物です。同じ通り道を使って移動することが多いので、徐々に通り道に使われている場所の汚れが濃くなっていきます。
家具や柱などにかじられた跡がある
ネズミの歯は伸び続けるため、定期的に硬いものをかじって歯を削る習性があります。そのため、家の柱や木製の家具などの大きなものから、配線などの通り道にあるものなど、さまざまなものをかじります。
柱や家具などにかじったような跡が残っていれば、ネズミがいる可能性が高いです。
糞尿が残っている
ネズミの糞尿が残っている場合は、住み着いている可能性があります。
ネズミのフンは、1cm程度の黒い粒状です。また、天井にシミができている場合は、ネズミの尿である可能性もあります。
フンの大きさや形などから、ネズミの種類をある程度特定することもできます。フンを片付ける前に、どこで見つけたのか、形や大きさなどを写真やメモに残しておくと、駆除業者の人が対策しやすくなります。
ただし、ネズミのフンや尿は病原菌を持っていることが多いです。自分で掃除をする場合には、直接触れないようにゴム手袋とマスクを着用することを忘れずに行ってください。
昼間のうちにできるネズミの駆除対策
ここでは、昼間にできるネズミの駆除対策を紹介します。昼間にしっかり対策することで、夜間に移動するネズミに効果的です。
毒餌を設置する
ネズミを見たくない人は、毒餌を設置するのが良いでしょう。毒の入ったエサをネズミに食べさせることで、確実に駆除ができます。
しかし、見えないところに死骸があると、正しく死骸の処理ができずニオイやシミ、害虫が発生するなどの問題も発生します。
粘着シートなどの罠を設置する
ネズミは死骸を放置していると、害虫を引き寄せる可能性もあるので、見えない場所に死骸が残ると厄介です。
そんなときには、粘着シートなどの罠を仕掛けるのがおすすめ。罠でネズミを捕まえることで、見えるところで駆除が行えます。
ただし、粘着テープなどの罠を仕掛けるときには、子どもやペットが触れないように注意が必要です。
駆除後の処理には注意!
駆除後のネズミの死骸は正しく処理する必要があります。
死骸は必ず回収する必要があります。回収時にはゴム手袋とマスクなどを着用して、直接触れないように注意してください。
次に死骸や周辺に殺虫剤をまきます。回収した死骸は、新聞紙などで包んでからビニール袋に入れて密封しておきましょう。自治体によっては可燃ごみで出せる場合もあります。
▼ネズミの死骸の処理方法はこちら
昼間にやっておきたいネズミの予防対策
ネズミを寄せ付けないように対策することも必要です。ここでは、昼間にできるネズミの予防対策を紹介します。
忌避剤を使う
ネズミが苦手な成分を含んだ忌避(きひ)剤を使用するのも効果があります。
市販の忌避剤のほかにもネズミは、蚊取り線香や唐辛子、ハッカ油、わさびなどが苦手なので、これらのアイテムを置いておくのもおすすめです。
わさびやハッカ油、唐辛子、蚊取り線香は100均でも買えるので、試してみるのも良いでしょう。
侵入経路を塞ぐ
ネズミがどこから入ってくるのかわかった場合、なるべく侵入経路を塞ぐようにしましょう。ただし、高所などは自分で対策すると危険な場合もあるので、自分でできる範囲に止めておいてください。
▼ネズミの主な侵入経路はこちら
昼間でもうるさいネズミの駆除は専門業者に相談してみよう!
ネズミ駆除や予防は自分だけでするのは難しいため、専門家に相談するのがおすすめ。
「ねずみ110番」は個人での利用の場合では14,320円(税込)〜、店舗などのオーナーが利用する場合では21,800円(税込)〜依頼ができます。
電話での相談は24時間365日受付中のため、ネズミを駆除や予防をしたいなら、気軽に事前見積もりで相談をしてみましょう。
※対応エリア・加盟店により記載価格で対応できない場合があります。
ネズミの昼間の活動などに関するQ&A
ここでは、ネズミの昼間どこにいるのか、どんな活動しているのかなどの疑問にQ&A形式で答えていきます。
Q1. ネズミは昼間はどこにいる?
A. エサや水などがある場所や隠れやすい場所などにいることが多いです
ネズミは昼間には、エサや水があるキッチンや浴室などの水回り、身を隠しやすい屋根裏や押入れなどに隠れていることが多いです。
Q2. ネズミがいるかチェックする方法とは?
A. 柱などのかじられた跡、黒い油汚れの付着、糞尿が残ってないかなどをチェックする
ネズミがいるかチェックするときには、「ラットサイン」から見分けてみましょう。ラットサインとは、ネズミが残す痕跡のことです。例えば、柱や木製家具がかじられている、黒い油汚れが壁などに付着しているとラットサインである可能性があります。また、糞尿が残っている場合には、ネズミがいる可能性が非常に高いです。
Q3. ネズミを見つけた!昼間にできる駆除方法とは?
A. 罠を仕掛けておきましょう
ネズミを見つけたら、粘着シートや毒餌などの罠を仕掛けてみましょう。ネズミの死骸を見つけた場合には、正しく処分するようにしてください。
Q4. 昼間のうちにできるネズミの予防方法とは?
A. 忌避剤を置いたり、侵入経路を塞ぐのが効果的です
ネズミの苦手な成分を含んだ市販の忌避剤やハッカ油、わさびなどの代用品を置いておくのも1つの予防対策です。また、自分でできる範囲で、ネズミの侵入経路を塞いでおきましょう。
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※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果(2024年6月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。
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