ダニはどこからくる?被害や対策も解説
ダニがどこからやってくるのか、ダニの特徴や対策も解説します。家で増殖するダニは高温多湿で狭い場所を好んで潜みます。人やペット、配送物などについてくるため、ダニはどこからでもやってきます。アレルギー症状といった被害がでる前に早めの対策をしましょう。
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ダニはどこから家の中に?侵入経路を紹介
目に見えないダニはどこからやってくるのでしょうか。ここでは、ダニがどこからやってくるのか家の中に侵入する経路について解説します。
人やペットについてくる
ダニはどこからやってくるのか、まず考えられるのが外出したときに、人やペットに付いてくるケースです。
電車の座席や会社の椅子、レストランのソファ、公園のベンチなどさまざまな場所にダニは存在しています。満員電車などで人同士が接触したときにもダニが付着する可能性があります。
また、散歩中にペットが草むらなどに入ったときにダニがついて、そのまま家の中に持ち込むケースも考えられます。
ホコリやちりに付着してくる
ダニがどこから家の中に侵入するかと言うと、部屋の換気中に目に見えない細かなちりとともに、家の中に侵入してくるケースもあります。
また、洗濯物や布団を天日干ししたときにも、細かなチリなどに付着したダニをそのまま家の中に入れてしまうことも考えられます。
配送物についてくる
人やペット、ホコリなどの付着以外にダニがどこからやってくるのかと言うと、ネットショッピングなどで購入した商品や梱包に使われたダンボールについて家の中に侵入する可能性もあります。
配送物はなるべく早く開封して、ダンボールも処分するようにしましょう。
家の中に住み着く主なダニの種類
ダニはどこからでも家の中に侵入してきます。ダニはさまざまな種類のものがいますが、ここでは家に住み着く主なダニの種類を紹介します。
チリダニ
主なエサ | ホコリ、フケ、アカ、汗など |
主な生息場所 | 寝具、ソファー、カーペット、畳など |
チリダニは家の中に多く、1年を通してみられる種類です。チリダニは人をさすことはないですが、チリダニのフンや死骸などがアレルギーの原因になることがあります。
コナダニ
主なエサ | 食品、畳など |
主な生息場所 | 食品、畳など |
コナダニもチリダニと同様に家の中に多く生息しており、梅雨から秋にかけて増殖する傾向があります。
また、人をさすことはないですが、コナダニを誤って吸い込んだり、コナダニの入った食品を食べるとアレルギーの原因になる場合もあるので対策が必要です。
ツメダニ
主なエサ | チリダニやコナダニなどの他のダニ |
主な生息場所 | チリダニやコナダニのいるところ |
ツメダニも家の中に多くみられる種類のダニです。ツメダニは、人に吸血することは少ないですが、稀に人をさすケースもあります。主に夜に活動するため、寝ている間にツメダニにさされるということもあります。
ツメダニはチリダニやコナダニを捕食するため、エサとなるダニが多いとツメダニも増殖します。
イエダニ
主なエサ | ネズミや鳥などの哺乳類の血液 |
主な生息場所 | カーペット、ソファー、寝具など |
イエダニは主にネズミや鳥に寄生するダニの一種です。基本的には寄生しているネズミや鳥の血液をエサとしています。5月頃に発生し、6〜9月頃に活発に活動します。
吸血性のダニなので、どこからか侵入すると人やペットを吸血することもあります。また、イエダニもツメダニと同様に活動時間が夜なので、寝ている間にさされるといったことが発生します。
マダニ
主なエサ | 動物の血液 |
主な生息場所 | 山、河川敷、草地、庭など |
マダニは目に見えているのがわかるダニの一種です。主な生息地は山や植物の多い公園、庭などの草地にいます。
マダニが家の中に持ち込まれる理由として多いのが、ペットや人に付着するケースです。例えば、ペットが散歩中に草むらに入ったり、人が植物の多い場所で活動した後に付着したマダニに気づかず帰宅するケースがあります。
主に動物の血液をエサとしており、ペット以外にも人の血も吸います。マダニは病気を媒介するため、人もペットも注意が必要です。
ダニ対策はどこから始める?今すぐできる対策方法
ここまでダニについて説明してきましたが、ここからはダニ対策について解説します。今すぐできるダニ対策から日頃から気をつけておきたいポイントについても紹介するので、要チェックです。
部屋の掃除をする
ダニは主にフケやアカ、ホコリやちりをエサとするので、まずは部屋を清潔に保ちましょう。とくに掃除を重点的に行いたい場所や掃除のポイントを紹介します。
カーペットや畳
カーペットや畳の上は食事をしたり、くつろぐことも多い場所ですが、食べこぼしやフケやアカなどが落ちて、ダニが発生しやすい環境を作ってしまいます。
掃除機がけは1㎡あたり約30秒の時間をかけて、週に2回を目安に行うのがおすすめです。
また、畳の上にカーペットなどの敷物を敷くと通気性が悪くなり、ダニが好む環境を作り出してしまうので、なるべく畳の上にカーペットなどを敷くのは避けるようにしましょう。
クローゼットや押入れ
扉の開閉が少なく湿度が上がりやすいクローゼットや押入れは、掃除の頻度も少ないとダニが集まりやすくなります。
クローゼットや押入れは、定期的に掃除をして換気を行うようにしましょう。サーキュレーターなどを使って空気を循環させるのもひとつの手段です。
布のソファーやぬいぐるみ
布製のソファーやぬいぐるみは掃除する機会が少ない上に、人のフケやアカ、汗などを吸いやすいため、ダニが増えやすいです。
布製のソファーは定期的に掃除機をすみずみまでかけ、洗えるぬいぐるみは洗うようにしましょう。
▼ソファのダニを退治する方法はこちらもチェック
寝具を洗って天日干しする
ダニは50℃以上で10分以上熱に当てると死滅するため、夏には日中に2時間以上、冬には4時間以上天日干しするのがおすすめです。また、天日干ししたあとは、布団用クリーナーや掃除機でダニの死骸やフンを吸い取るようにしましょう。
▼布団のダニ対策方法はこちらもチェック
▼マットレスのダニ対策はこちらもチェック
換気をして湿度を管理する
ダニは高温多湿の環境を好むので、定期的に換気などをして湿度を管理するようにしましょう。
天気のいい日には、部屋の窓を対になるように2ヶ所開けて風の通りをよくするのがおすすめです。天気の悪い日には、エアコンや換気扇、除湿機などを使って湿度を取り除くようにしてください。
水洗い可や防ダニ製品を使う
ダニはフケやアカ、汗をエサにするので、定期的に汚れを落とせるように洗える製品を使うのがおすすめです。洗えない大きなベッドのマットレスやソファーなどは、防ダニ製品を使うのも良いでしょう。
ダニの駆除は害虫駆除110番に相談してみよう!
ダニを駆除したいという人は、「害虫駆除110番」の利用がおすすめです。
8,800円(税込)〜依頼でき、害虫駆除のプロがスピーディーに対応してくれます。
電話・メールでのご相談は24時間365日受付中のため、ダニの駆除にお困りの人はまずは事前見積もりの相談をしてみてはいかがでしょうか。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいた上で、調査費用等をいただく場合がございます。
ダニに関するQ&A
Q1. ダニはどこからやってくる?
A. 人やペット、ちり、配送物などに付着してやってくる
ダニは人やペットが持ち込んだり、ちりやホコリ、配送物に付着して家の中にやってきます。
Q2. 家に住み着くダニの種類とは?
A. 主にチリダニ、コナダニ、ツメダニ、イエダニ、マダニがいます
家に住み着くダニは、主に5種類います。チリダニやコナダニは人をさすことはありませんが、フンや死骸がアレルギーの原因になります。ツメダニは、チリダニやコナダニを捕食するため、エサとなるダニが多いと増殖します。イエダニやマダニは動物の血液をエサとする種類で、人をさすこともあるので注意が必要です。
Q3.ダニ対策のポイントとは?
A. こまめに部屋の掃除をして、寝具など洗える製品は洗って清潔に保つ。部屋の湿度は低く保つようにしましょう
ダニは不衛生な環境を好みます。こまめに部屋の掃除をして、洗える寝具は洗ったあと天日干しをしましょう。また、部屋の湿度を管理するためにも換気を行うようにしてください。洗えない製品は防ダニ製品を使うのもひとつの手段です。
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※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2024年5月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。
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