一軒家のシロアリ駆除の値段相場は?坪単価別の費用相場をまとめて紹介
一軒家のシロアリ駆除にかかる費用についてまとめました。20坪、25坪、30坪、35坪、40坪と坪数別料金一覧や、人気業者の価格比較も紹介。施工方法による料金の違いや、追加料金が発生するケース、一軒家のシロアリ駆除で値段を抑える方法なども解説します。
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一軒家のシロアリ駆除の値段は約20〜30万円!
いくつかのサービスを編集部が調べた結果、シロアリ駆除にかかる値段は、1㎡あたり3,000円(1坪あたり9,900円)前後のことがほとんどでした。
一軒家は20〜30坪のことが多いので、おおよそ198,000〜297,000円ほどを基準に考えるとよいでしょう。
業者によって坪単価が異なるので、安すぎたり高すぎたりする場合は理由をきちんと把握した上で駆除を依頼しましょう。
シロアリ駆除業者の値段比較一覧表
1㎡あたり | 約20坪(66㎡) | 約25坪(83㎡) | 約30坪(99㎡) | 約35坪(116㎡) | 約40坪(132㎡) | 備考 |
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1,320円(税込) | 約88,000円(税込) | 約109,560円(税込) | 約130,680円(税込) | 約153120円(税込) | 約174,240円(税込) | ・66㎡以下の場合一律88,000円(税込) ・対応エリアや加盟店により記載価格と異なる事あり |
|
2,475円(税込) | 約163,350円(税込) | 約205,425円(税込) | 約245,025円(税込) | 約287,100円(税込) | 約326,700円(税込) | ・ただし1階床面積50㎡(約15坪)までの間は一律123,750円(税抜112,500円) ・ベイト工法の場合の価格 |
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3,080円(税込) | 約203,280円(税込) | 約255,640円(税込) | 約304,920円(税込) | 約357,280円(税込) | 約406,560円(税込) | ・消毒面積40㎡までは一律132,000円 (税込) ・サニックスでの消毒履歴 (5年以内)なし、シロアリの発生ありの場合 |
シロアリ駆除業者ごとに値段が違う理由
シロアリの駆除業者ごとに値段が違うのは、駆除後の保証や工法の違いなどといった理由が挙げられます。安いからという理由で依頼しても、自分が想像した通りのサービスが受けられるとは限りません。しっかりと見積もりをしたうえで、適正な金額の業者に依頼することをおすすめします。
一軒家のシロアリ駆除を依頼するならシロアリ110番をチェック
一軒家のシロアリ駆除を依頼したいという人は、「シロアリ110番」の利用を検討してみましょう。
1,320円(税込)/㎡〜(※)依頼でき、最短即日対応可能。電話・メールでの相談は24時間365日受付中のため、シロアリにお困りの人はまずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
※66㎡以下の場合一律88,000円(税込)
※対応エリアや加盟店により記載価格と異なる事あり
一軒家のシロアリ駆除は工法によって値段が変わる
一軒家のシロアリの駆除方法は、バリア工法とベイト工法の主に2つ。バリア工法よりもベイト工法の方が値段が高くなる傾向にあります。それぞれの値段や特徴、メリット・デメリットをまとめました。
バリア工法の場合
床下に進入して、直接そこにいるシロアリを駆除する、最もスタンダードな駆除工法です。シロアリの被害がすでにある場合や、予防も同時にしたいときにおすすめです。
メリット
- 即効性がある
- ベイト工法よりも費用が安い
デメリット
- アレルギーやニオイなど薬剤に気をつける必要がある
- 壁や床に穴を開けることがある
費用については、ダスキン公式HPでは、1㎡あたり2,475円(税込)、ただし1階床面積50㎡(約15坪)までの間は一律123,750円(税込)と紹介されています。
ベイト工法の場合
毒エサを建物の外に置いてシロアリをおびき寄せることで駆除を行う工法です。薬剤のアレルギーが心配なときや、壁や床に穴を開けたくない、シロアリを家でまだ見ていないときにおすすめです。
メリット
- 定期管理で被害を未然に防げる
- 薬剤散布をしない
デメリット
- バリア工法よりも費用が高い
- 駆除までに時間がかかる
- 基礎に穴を開けることがある
費用については、ダスキン公式HPでは、建物外周1mあたり初月4,092円(税込)、2ヵ月目以降の月額132円(税込)、建物外周がコンクリートの場合は穴あけ費用1ヵ所 2,200円(税込)が必要と紹介されています。
どちらの工法をすべきかは、状況によって変わるため、専門家に相談することをおすすめします。
一軒家のシロアリ駆除は何年おきにやるべき?
バリア工法の場合は、安全性や環境への影響を考慮して、薬剤の効果持続期間は5年ほどに設定されています。そのため、5年ごとに点検してもらい、防除工事を行うのが理想です。
また、ベイト工法の場合も薬剤の効力が5年間に設定されていますが、設置したベイト剤を1年ごとに点検をする必要があります。点検については、設置した業者が行ってくれることが多いですが、事前に確認しておきましょう。
一軒家のシロアリ駆除で値段が上がるケース4つ
- 1.点検口を新設・拡張しなければならない場合
- 2.「イエシロアリ」や「アメリカカンザイシロアリ」の場合
- 3.被害状況が深刻で木材交換や大工工事が必要な場合
- 4.出張・駐車費用などがかかる場合
【1】点検口を新設・拡張しなければならない場合
点検を行う際に、床下に入るスペースがない場合や、点検口1箇所から床下全域の点検ができない場合は、点検口を新設・拡張しなければならないので追加料金がかかることがあります。
点検口の設置工事の値段は、1か所あたり15,000〜30,000円程度。築年数が古い建物には点検口が付いていないケースもあるので、念頭に置いておきましょう。
【2】「イエシロアリ」や「アメリカカンザイシロアリ」の場合
シロアリは、ヤマトシロアリ・イエシロアリ・アメリカカンザイシロアリの主に3種類。
被害をもたらしているのが「イエシロアリ」や「アメリカカンザイシロアリ」だった場合、集団の規模が大きく駆除が難しいため値段が割高になります。
【3】被害状況が深刻で木材交換や大工工事が必要な場合
シロアリの被害が深刻で木材の交換や大工工事が必要な場合は、材料費・廃材処分費・作業費などが追加でかかり値段が上がることがあります。
追加費用は被害の規模によって大きく異なってくるため、事前に見積もりをもらってチェックしましょう。
【4】出張・駐車費用などがかかる場合
業者によっては、出張・駐車費用などという名目で、追加で費用がかかる場合もあります。事前に確認し、あらかじめ追加費用の有無を確認しておきましょう。
一軒家のシロアリ駆除で値段を抑える方法2つ
- 複数の業者で見積もりをとって比較する
- 床下の湿気対策を即決しない
【1】複数の業者で見積もりをとって比較する
一軒家のシロアリ駆除で値段を抑えるには、複数社の見積もりを比較するのがおすすめ。見積もりは悪徳業者を見分けるためにも大切です。
見積もりを比較する際は、以下の3つのポイントをチェックしましょう。
- 1.内訳内容が詳細に記載されている
- 2.材料の単位に「一式」が多用されていない
- 3.相場と比較して金額に大きなズレがない
また、自宅前に作業車を停めるスペースがない場合や土日祝日などは、コインパーキング代や休日料金などが別途かかることもあるので、見積もりの際に確認しておきましょう。
【2】床下の湿気対策を即決しない
シロアリ駆除をしている際に、シロアリ予防のために床下の湿気対策を提案されることがあります。
シロアリを防げるとは限らないうえ、床下の湿気対策は高額な値段であることが多いので、即決はせずに本当に必要か一度検討しましょう。
一軒家のシロアリ駆除業者ごとの特徴
大手企業の場合
大手企業の場合は、規模が大きく、全国に支店や営業所がある場合が多いです。また、施工や保証も確実に行ってくれる場合が多いですが、その反面、費用が高いこともあるため、注意が必要です。
地域密着の企業や中小企業の場合
地域密着の企業や、中小企業の場合、地域に根差したサービスを行っていることが多く、比較的良い保証やサービスを受けられることが多いです。仲介業者なども使わない企業が多いため、費用も抑えられる傾向にあります。
個人経営者の場合
個人経営者の場合は、自分でプランをカスタマイズでき、料金が安いことも多いです。しかし、個人で行っているため、定期点検が不十分な場合や、保証期間内に閉店してしまうリスクもあります。
農協の場合
農協の場合は、組合員向けのサービスであるため、誰でも自由に駆除を依頼できるわけではありません。しかし、作業自体は実績のある提携業者が行い、サービス自体も一般のシロアリ駆除のものと同じであるため、安心して頼みたいときには組合員になってみるのもいいかもしれません。
一軒家のシロアリ駆除業者の選び方のコツ
日本しろあり対策協会に加盟しているか
日本しろあり対策協会とは、木造建築物のシロアリ被害および腐朽を防止する目的で、国土交通大臣の許可を得て結成された公益社団法人です。防除剤の認定や、「しろあり防除施工士」という資格の認定などを行っています。
依頼したい業者が、登録施工業者会員として、日本しろあり対策協会に加盟していない場合、十分なスキルを持った従業員がいない可能性があるため、注意しましょう。
※参考:日本しろあり対策協会ホームページ
定期点検の有無
保証期間内の、定期点検の有無も確認するようにしましょう。定期点検がない場合は、シロアリが再発していても気付かないことがあります。また、5年に1度しか定期点検を行わない業者もあるため、できるだけ頻度が高い業者を選ぶことをおすすめします。
実績を持っているか
実績の有無も、シロアリ駆除業者を選ぶうえで大切な要素です。社歴が短かったり、実績が少なかったりすると、現場のノウハウが十分でなく、よい施工を受けられない可能性があります。どのくらいの社歴で、どのような実績を積んできているか、ホームページでチェックするようにしましょう。
一軒家のシロアリ駆除の値段に関するQ&A
Q1.一軒家のシロアリ駆除に補助金は出るの?
A. シロアリ駆除の補助金が出ることはほとんどありません
「シロアリ駆除に補助金が出る」と聞くことがありますが、2022年11月現在、シロアリ駆除で補助金が出ることはほとんどありません。
しかし、条件次第で所得税控除が受けられることがあるので、気になる方はチェックしてみましょう。
Q2.新築の一軒家はシロアリ駆除の必要はない?
A. 新築でもシロアリが出ることがあります
シロアリ被害に築年数は関係なく、築10年未満の新しい家にもシロアリが発生することがあります。
新築した際に行われたシロアリの予防効果が残っていることもありますが、5年ほど経過すると効果が次第に弱くなって行くので注意しましょう。
Q3.シロアリ駆除に火災保険は適用される?
A. シロアリ被害に対して保険が適用されることは基本的にありません。
家屋に対する保険は、不測のトラブルによって受けた損害を補償するものです。そのため、シロアリ被害は基本的に保険適用の対象外になります。
一部の場合で、保証されることもあるようなので、加入している保険で適用されるのか確認してみましょう。
一軒家のシロアリ駆除の値段に関する記事はこちら
※画像は全てイメージです。
※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2024年4月)に基づいたものです。
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