シロアリ駆除の保証は約5年間!チェックすべき内容や注意点も解説

シロアリ駆除を業者へ依頼する際は、保証期間についても確認しておきましょう。保証期間内でも保証対象外になってしまうケースがあり、注意が必要です。今回は、シロアリ駆除の保証内容や注意点について解説します。

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 4430
  • 2
  • 0
  • いいね
  • クリップ

シロアリ駆除の保証内容は主に2つ

  • 再施工保証
  • 建物の修理費用の補償

害虫駆除業者によっては、シロアリ駆除や予防の際に保証が付帯されていることがあります。

シロアリ駆除の一般的な保証は、再施工保証と建物の修理費用の補償の2つ。再施工保証とは、駆除後にシロアリ被害が再発してしまった場合、再度対応してくれるという内容のもの。建物の修理費用の補償というのは、期間中に被害が出て建物の修理が必要になった場合、費用を補償してくれるというものです。

保証内容は業者によるので、駆除を依頼する前に確認しておきましょう。

シロアリの再発にかかる施工保証

施工保証は、シロアリ駆除後、保証期間中に被害が再発してしまった場合に再度駆除してもらえる保証です。

シロアリが大量発生してしまった際は1回の施工で駆除しきれない場合があるため、施工保証や点検を行なってくれる駆除業者だとすぐ対処できるので安心です。

シロアリ被害が発生した住宅の修理金額の補償

「保証期間内にシロアリ被害が再発して住宅に修理が必要な箇所ができてしまった」また「予防施工をしてもらったのに被害が発生し、壁や柱が食べられてしまった」という場合、建物の修復工事の費用を負担してくれる保証もあります。

費用の上限の目安は、300万〜1,000万円前後と業者によってさまざまであり、対応している駆除業者は少ないのがポイントです。

LIMIA編集部
スタッフA
建物の修復費用補償の注意点
修復費用を負担するのはあくまでも施工後。駆除を依頼した時点ですでに被害が出ている箇所は適用外になります。補償の金額以外にも、適用条件や加入費用についても業者によって異なるので確認しておきましょう。

シロアリ駆除の保証期間は約5年

特徴

保証期間

バリア工法

・被害のある場所に薬剤を直接散布する駆除方法 ・即効性がある ・臭いやアレルギーが気になる方は注意

・約5年

ベイト工法

・駆除剤を入れたエサを地面に埋めて巣ごと駆除する方法 ・薬剤が飛散しない ・効果が出るまで時間がかかる

・1〜5年

バリア工法は約5年

薬剤を散布するバリア工法は、薬剤の有効期限から保証期間を5年としている業者が多いです。

過去には10年程度と保証期間を長く設けている業者もあったようす。しかし、長期間効果が続く薬剤は健康被害の懸念もあり、近年は安全性を意識した保証期間が主流となっています。

ベイト工法は1~5年

家の周りにベイト剤(毒エサ)が入った容器を埋めるベイト工法は、ベイト剤がなくなるたびに補充をする必要があります。

ベイト剤の減り具合によって施工ペースが異なるため、保証期間が1〜5年とシロアリ駆除業者によってさまざまです。保証期間が終わるころにベイト剤がなくなることが予想されるので、再施工をしてもらいましょう。

シロアリ駆除の保証が適用外になる5つのケース

  1. 1.別のシロアリ駆除業者で施工を行った
  2. 2.シロアリ駆除業者に無断で増改築した
  3. 3.保証対象外のシロアリが発生した
  4. 4.雨漏りや漏水被害を放置した
  5. 5.建物の所有者が変わった

シロアリ駆除の保証期間内でも、場合によっては保証が適用されないケースがあります。

ここからは、駆除後の注意点をまとめたので確認しておきましょう。

別のシロアリ駆除業者で施工を行った

シロアリを駆除したあと、別の業者に駆除を依頼してしまった場合は保証が対象外になってしまうことがあります。

駆除業者が保証できる範囲は自社で施工した範囲となるため、ほかの薬剤を使用して状況が変ってしまった場合や、どの施工が原因でシロアリが発生したか分からなくなってしまう場合は対処が困難になってしまいます。

シロアリ駆除業者に無断で増改築した

シロアリ駆除をしてから、家を無断で増改築した場合も保証が適用されません。

理由は、増改築したことで消毒できていない部分が新しくできたり、施工した部分がなくなってしまったりするため。保証期間中に家を改築する際は、シロアリ駆除業者に相談しましょう

保証対象外のシロアリが発生した

駆除業者の保証は、日本に多く生息している「ヤマトシロアリ」や「イエシロアリ」による被害を対象としている場合があるので注意。

例えば、外来種の「アメリカカンザイシロアリ」が発生した場合は、発見や駆除が難しいため対象外になってしまう場合があります。

保証書に対象の種類が記載されていますが、シロアリが発生した際に種類をすぐ判断するのは難しいため、シロアリ駆除業者に相談してみることをおすすめします。

雨漏りや漏水被害を放置した

保証期間中に起きた雨漏りを放置したことが原因でシロアリが再発した場合、保証が適用されないことがあります。

シロアリは湿気のある場所に集まりやすいため、シロアリが発生しやすい状況を作ってしまった責任があることや、雨水によって薬剤が流れてしまうことが理由です。

LIMIA編集部
スタッフA
自分でできるシロアリ予防も重要!
定期的に雨漏りがないか点検する、湿気がある場所は換気をするなど、シロアリ駆除後もしっかりとシロアリ予防をしておくことが大切です。

建物の所有者が変わった

シロアリ駆除業者の契約は、基本的に建物の所有者が契約者となります。

付随する保証も契約の中に入っているため、建物の所有者が変わると保証が無効になるケースが考えられます。

保証期間中に建物の所有者が変わっても保証を引き継げるかどうかは、シロアリ駆除業者と相談しましょう。契約内容を引き継いだまま所有者(契約者)を変更できる可能性があります。

シロアリ駆除の保証費用は業者に確認

シロアリ駆除後に被害が発生してしまい施工保証を利用する際、費用は基本的には無料となっています。

しかし、駆除業者によっては追加で料金がかかることがあるので注意。駆除したときの金額より割引で再施工できる内容だったという場合もあるので、具体的な金額は駆除を依頼する前に業者に確認しておくと安心です。

シロアリ駆除の業者選びで保証において参考にしたいポイント

害虫駆除業者にシロアリ駆除を依頼する際は、駆除方法や費用面を意識してしまいますが、施工の不備や被害が再発した際にスムーズに対応してもらえるように保証が付いているかもチェックしましょう

また、「保証内容は変更される場合がある」と注意書きがあることが多いので、保証内容や保証期間を事前に確認しておくことが大切です。

駆除後の保証内容が充実している

シロアリ駆除の保証は約5年ですが、業者によっては保証期間が短かったり長かったりするケースがあります。

施工後に不良が発覚した際の対応や費用、被害が再発した際の保証内容も確認しておきましょう。

賠償責任保険に加入している

害虫駆除業者を選ぶときは、その業者が「シロアリ賠償責任保険」に加入しているか確認してみましょう。

シロアリ賠償責任保険とは駆除業者が加入できる保険。この保険によって再施工や建物の修理費用を補償できる仕組みになっています。

過去の施工実績や口コミを参考にする

公式サイトやほかのサイトで、害虫駆除業者の施工実績や口コミもあれば参考にしてみましょう。

「保証が付いていたのに対処してもらえなかった」という評判や、無料点検と言って突然家に訪れてその場で契約を迫ってくる、定期点検で再訪した際に水道管や内装など多くの追加工事を勧めてくるという業者には注意しましょう。

迷ったら5年保証(※1)のシロアリ110番がおすすめ

※ 66㎡以下の依頼は一律80,000円(税込88,000円)です。
※対応エリア・加盟店により記載価格で対応できない場合があります。

シロアリ110番」は、シロアリ駆除や予防を行う専門業者です。

シロアリ対策協会指定の工法で協会認定の薬剤を使用し、シロアリ防除施工士が対応してくれます(※2)。アフターサポートとして5年の保証(※1)付き

また、作業中に発生した床のキズや施工完了後の欠陥など、もしものために備えて請負賠償保険に加入しているのがうれしいポイントです。

電話やメールで24時間相談ができ、被害状況の調査や施工にかかる費用の見積もりを出してくれます。公式サイトに過去の事例も紹介されているのでチェックしてみてくださいね。

※1 加盟店により異なります。詳細は加盟店に問い合わせてください。
※2 作業内容や加盟店によって対応できない場合があります。

シロアリ駆除の保証に関するQ&A

ここでは、シロアリ駆除の保証に関する疑問をQ&A形式で回答します。シロアリ駆除の保証で気になる疑問があればチェックしてみてください。

Q1. シロアリ駆除の保証内容は?

A. 施工保証や建物の修理費用を負担してくれる保証が一般的です。

業者によって保証の有無や保証内容、期間はさまざまなので施工を依頼する前に確認しておきましょう。

Q2. シロアリ駆除の保証期間は何年?

A. 一般的な保証期間は最大で5年です。

シロアリ駆除に使われる薬剤の効果が切れるタイミングで保証期間を設けている業者が多いです。

また、駆除剤入りのエサを使った駆除方法の場合は、こまめにエサを補充するため、1〜5年と業者によって異なります。

Q. シロアリ駆除の保証が切れる5年ごとに再施工が必要?

A. 5年ごとに再施工をすることが望ましいです。

シロアリ防除の薬剤の効果は約5年と言われているため、被害を防ぐためには5年に1度を目安に再施工することをおすすめします。

シロアリ駆除に関する記事はこちら

※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年5月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。

  • 4430
  • 2
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

関連アイデア

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

LIMIA編集部の公式アカウントです。手軽な家事の工夫、お得なセール情報、100均グッズ、収納アイデアなど、暮らしに関するオリジナルコンテンツを配信しています。

LIMIA編集部さんの他のアイデア

害虫駆除・害獣駆除のデイリーランキング

おすすめのアイデア