ゴキブリが飛ぶ3つの条件！飛ばさない駆除方法や飛ぶ種類をわかりやすく解説

ゴキブリが飛ぶ3つの条件

ゴキブリが飛ぶ条件1. 追い詰められて逃げたくなった

ゴキブリは身の危険を感じると、狭い場所へ逃げようとします。そのとき逃げ場を失い、追い詰められた場合の最終手段として飛ぶのです。

また、飛んで逃げるときは、少し高い場所を目指すため、近くでしゃがんでしまうと、“ちょうどいい高さの逃げ場”だと思い、人に向かって飛んでくる可能性もあります。ゴキブリの目の前でしゃがまないように注意しましょう。

ゴキブリが飛ぶ条件2. 高い場所から低い場所へ移動したくなった

ゴキブリの羽は小さいため、基本的に飛ぶのは苦手です。そのため、高い場所から低い場所へ移動する手段としても飛ぶことが多いようです。

要するに、高い場所にいる場合は注意が必要です。様子を見て降りてくるまで待っても良いかもしれません。

ゴキブリが飛ぶ条件3. 夏の夜

ゴキブリは夜行性で、じめじめした暑い季節が絶好のコンディション。この時期は特に活発化して飛びやすくなります。ピーク時は梅雨から9月頃にかけて。この時期はよく飛ぶので注意してください。

ゴキブリには飛ぶ種類と飛ばない種類がいる

日本ではよく4種のゴキブリが見られますが、そのうち飛ぶ種類は3種です。クロゴキブリ、ワモンゴキブリ、ヤマトゴキブリは飛びますが、チャバネゴキブリは飛べない個体となっています。

飛ぶ種類

飛ばない種類

ゴキブリを飛ばさず駆除する方法

ゴキブリは、主に追い詰められて逃げたいときと、高い場所から低い場所へ移動したいときに飛ぶ傾向があります。駆除するときに飛んできてほしくないときは、角などに追い詰めない、ゴキブリが地面にいるときを狙うようにしましょう。

また、ゴキブリが活発になりやすい気候を避けることは難しいので、あらかじめ忌避剤を設置したり、侵入経路を防いだりと工夫して対策しておくことも重要です。

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ゴキブリが飛んできたときの注意点・対処法

ゴキブリが触れないように身を守る

ゴキブリは下水道や地下を移動しているため、“サルモネラ菌”などの病原菌を多数持っています。万が一この菌が人間の体内に入ると、腹痛や発熱などの体調不良を引き起こす恐れがあるので、まずは、ゴキブリが触れないようダンボールなどで自分の身を守るようにしましょう。

そのほか、バッグやクッションなどにゴキブリが触れてしまった場合は、アルコールを含んだウェットティッシュで除菌する必要があります。

ゴキブリの背後へ回る

ゴキブリは直線でしか飛べず、また前進のみで後退はできません。そのため、ゴキブリの背後にまわって対処するのが◎。自分に向かって飛んでくるリスクを軽減させることができます。

ゴキブリが地面に降りてきたら駆除開始！

高い場所にいるゴキブリを駆除しようとすると、刺激を与えてしまい、かえってゴキブリが飛ぶのを助長しかねません。必ずゴキブリが飛び終わって低いところにいるのを確認したあと、背後から駆除するようにしましょう。

ゴキブリ駆除に使えるおすすめグッズ　

駆除効果が高く有毒な成分を含んだベイト剤を設置しておくのがおすすめ！　ただし、即効性はないため、目の前にゴキブリが現れてしまった場合はゴキブリ専用の殺虫剤を十分に振りかけて駆除するのがベターです。

どうしても殺虫剤がない場合は、食器用洗剤で代用可能です。

ゴキブリの呼吸器官を塞いで弱らせることができます。または、急激な温度変化に耐えられないため、ゴキブリの全身に熱湯をかけて駆除するのも◎。もし近くにドライヤーがあるなら、熱風をかけて動きを鈍らせると、狙いを定めやすいのでおすすめです！

なお、新聞紙などで潰すとゴキブリの菌が散乱しやすいので避けた方がいいでしょう。

Q＆A｜飛ぶゴキブリに関する質問

最後に「ゴキブリは人に寄ってくるって本当？」などの飛ぶゴキブリに関する質問にも回答します。

Q. ゴキブリが飛ぶのは、いつどんな時？

A. ゴキブリは主に下記3つの条件で飛ぶ場合が多いです。

Q.飛ぶゴキブリ・飛ばないゴキブリの種類は？

A. 日本に生息している種類では、下記の通りです。

Q. 飛ぶゴキブリの対処法は？

A. 飛ぶゴキブリを発見したら、下記3点に注意して対処しましょう。

Q. ゴキブリに触れてしまったときの危険性は？

A. 腹痛や発熱などの体調不良を引き起こす恐れがあります。

ゴキブリは、サルモネラ菌やピロリ菌、チフス菌、大腸菌、赤痢菌などの病原菌を持っており、食中毒や腸炎の原因になります。

また、死骸や糞の一部を吸い込んでしまうと、くしゃみや鼻水、ぜんそくや呼吸困難などのアレルギー症状を引き起こす危険性もあります。

Q. ゴキブリは人に寄ってくるって本当？

A. 人をちょうどいい逃げ場だと認識して寄ってくる場合があります。

ゴキブリは飛んで逃げるときに少し高い場所を目指すため、目の前の人をちょうどいい逃げ場だと認識して寄ってくる、または飛んでくる可能性があります。

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