小曽根のガレージハウス・西宮/建築家と建てる30代の家
-住宅密集地でも人目を気にせず過ごせる立地-
ザウスと共に土地探しからスタートした、小曽根のガレージハウス・西宮。
住宅密集地に建っていますが、住まいの南側には道路向かいに木々が広がるだけなので、行き来する人の目を全く気にせず過ごせます。
-スキップフロアで、外に見える大きなクスノキまで視線が通る-
設計を担当したのは建築家の藤原慎太郎さん。
建築主からのおもな要望は、プライバシーが完璧に守られるこの立地だからこそ、2階のリビングには大きな窓がほしいということと、スキップフロアで変化のある空間、そしてガレージがあること。
藤原さんは、玄関から少し上がってキッチンに入り、さらに上がってダイニング、そしてリビングとウッドデッキを経て、古く大きなクスノキまで視線が通るプランを提案しました。
外の庇の長さや角度まで計算され、冬はキッチンまで光が届き、夏は直射日光がベンチの位置までしか入ってこないよう、光の加減がコントロールされています。
変化に富むスキップ構成の屋内空間で、まだ小さな子どもたちがのびのびと動き回り、大きな窓に切り取られた風景が、四季折々の表情で暮らしに彩りを添えてくれる、そんな住まいとなりました。
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プロデュース/ザウス神戸店(0120-360-354)
規 模/地上3階建て
構 造/木造
敷地面積/94.8m2(約28.7坪)
建築面積/56.9m2(約17.2坪)
延床面積/102.7m2(約31.1坪)
施 工/株式会社ウッドワン関西
撮影: 矢野 紀行
30代の方が建築家と建てた家をご紹介/ザウス