シリコーンゴムってテープとかくっつかないでしょ?!　いい両面テープがありますよ。

石から出来てるシリコーン

シリコーンゴムはなにげにタフで凄い素材です。身の周りで良く見るところでは製氷器に使われていたり、電子レンジに入れて使うスチーマーに使われていたりもします。あんなにしなやかな素材なのに高温にも低温にも強いって良く考えると凄いですよね。
それもそのはず実はなんとシリコーンって、ケイ石っていう石の中にあるケイ素っていう元素から出来ているらしいです。石から出来てるって考えると、熱いところを触る鍋つかみとかに使っても大丈夫っていうのも、納得ですよね。

高い撥水性

また、シリコーンゴムは撥水性も高く、マグボトルのパッキンや哺乳瓶の飲み口等にも使われています。
いろいろ特徴があって便利なシリコーンゴムなのですが、その利点が難点である状況もでてきます。

どんな状況？

撥水性が高いという事は水を弾くという事で、水を弾くものは得てして接着剤やインクも弾きます。弾きっぷりはその固体の持つ表面張力によるのですが、シリコーンゴムはまあまあ表面張力が低い方（水は高い。その力の差が大きい程はじく）なので普通の接着剤や粘着剤はサクっと弾いてしまいます。いわゆる “テープで留める” というのは無理なんです。

でも留めたい！

そういえばシリコーンゴム製品って、他の部品にはめ込んだり、はめ込まれたりしてるのは見た事あるけど、接着されているものってあまり見ないですよね。やっぱりくっつかないからなんですかね。
でもたまにくっつけたい時ってあります。例えば「持ってるスマホのカバーがシリコーンゴムで出来ているんだけどスマホリングを付けたいな」とか。

いいのありますよ！

これ、普通じゃない両面テープです。片面は普通に金属やプレスチックにくっつけるアクリル系の粘着剤がついているんですが、もう片面にはシリコン系粘着剤が塗られています。

こんな感じです！

さっきチラッと表面張力の話をしましたが、目には目を！シリコーンにはシリコンを！って感じでしょうか!?。シリコン系粘着剤が塗られた面にはシリコーンゴムもスッとくっつきます。

可能性は広がる！

こんな使い方もありかもです

他にもどんな事に使えるのか考えてみました。UVレジン用の型枠を固定してみたり、ハンドメイドつながりでシリコーンゴム製のプニプニのキーホルダー等を作るっていうのも乙なものかもしれません。
使い道は貴方次第！
本両面テープは、お求め安い100×150㎜カットの１シート入りです。

このブログを書いたのは

通販チームのweb掲載用グラフィック担当、おいしいものと文鳥とお笑いが好きな一児のおとうさん、ライターの “KURO” です。
パソコンが無いと赤子同然！DIYに携わる部署にいながら手先は不器用！それだけに、DIY初心者の方がどんな所でつまづき易いかが良く分かります。
そんな私が日々お送りするこの記事、初心者の方もそうでない方も、是非是非読んでやって下さいませ！