ハンダごてで本当にできるの? ウッドバーニング【お試し編】

初めてウッドバーニングという言葉を聞いた時、杉の板をガスバーナーで焼くと思いました。
ところが、電熱ペン(ハンダごてのように先端が熱くなるペン)で描く焦がし絵とのこと。

そこで、手持ちのハンダごてでチャレンジしてみました。

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電子工作で使用するハンダごてで大丈夫?

やってみなければ判らないので、何年も使ってきたハンダごてで試してみます。

今回使用するハンダごては、
電子工作用  20W(ワット)です。
ただ、電子工作用としても使っていきたいので、こて先をいろいろ変えてチャレンジします。


直径3mmのアルミパイプで実験

ドライバーでこて先を外します。

※ こて先の形や固定の仕方は、それぞれ違いがあります。
  ご自身で所有のハンダごての確認をお願いします。

外したこて先と同じ長さでアルミ管を切断します。

カッターでコロコロ転がして切り込みを入れます。
3回転程度切り込みを入れたら手で折ります。
少しの力で切断できますよ。

切断後

ラジオペンチの平らな部分を使い、アルミパイプの先端をつぶします。

ヘラタイプの先端、完成です。

ハンダごてにこて先を取り付け完了です。

木片で練習です。

こて先が熱くなるので、火傷に注意してバーニングしましょう。

今回は文字の周りを焼いてみました。

こて先が熱くなるのに待ちきれず、木に押しつけて凹ませてしまいました。
力の入れすぎですね。
熱くなれば力を入れなくても焼くことができます。
でも、時間がとてもかかりました。

周りを切断して、ネームプレートにします。

クリップを切断してグルーガンで固定します。

ログハウス調の犬小屋にネームプレートが付きました。

もう少し大きな板にも試してみました。

ヘラタイプは、柔らかい線が得意。
影を付けたりするにもいいですね。

 

銅線を使ってこて先作り

ヘラタイプのこて先が上手くいったので、文字書き用も作ってみました。

直径 1.6mm の銅線を使いましたが、細いためにネジで固定できません。
二つ折りにして丸みを帯びた先端にしました。
上の綺麗なものが使用前、下が使用後です。
色は変わりますが、使用には問題ありません。


練習を終えて

【ハンダごてのワット数】
20wのハンダごてでも十分にウッドバーニングできることが判りました。
今回アルミパイプと 1.6mm の銅線を使いましたが、どちらも熱伝導率が良いので問題なくできました。
但し、すいすいとペンを動かすようにはいきません。
ゆっくりこて先を動かしましょう。
早く製作を進めたい場合は、ワット数を大きくしたいところです。

【こて先の形】
1.6mm の銅線を二つ折りにしたものは、文字を書いたり絵を描く等使いやすいと感じました。

先端が細いものも作ってみましたが、木目で引っかかりやすくなる傾向がありました。
どんな木目の板を使うかで、使いやすさも変わりそうですね。



いかがでしたか?

もし手元にハンダごてがあるならば、チャレンジするのもいいですね。

ハンダごては、ダイソーやホームセンター等で購入できます。

塗装とはひと味違った作品を作ることができますよ ♪


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