取るだけ!思い込みが外れると劇的に使いやすくなる収納

私たちの日常の中には思い込んでいることがたくさんあります。それは、収納でも同じ。
あなたもこんな思い込みはしてませんか。これを読めば、家中の思い込みを探してみたくなるかもしれませんよ。

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思い込みが多いのが【片づけ】!

私たちは普段の暮らしの中で思い込んでいることが多いとよく言われています。
私は片づけのプロとしてお客様のお宅に伺うことがありますが、そこでも多くの思い込みに出会います。
むしろ、【片づけ】というのは毎日しないといけないことの割には学校でもどこでも学ぶ機会がなく独学で大人になった人がほとんどですので「これはこうだ!」と思い込んでいることが多い分野だと私は思います。

ですので、その思い込みが外れた瞬間、劇的にその収納スペースが使いやすくなるということが起こります。
今日は思い込みが外れたことによって、使い勝手が劇的に良くなった我が家のスペースをご紹介します。

思い込みと一緒に‶フタ”を取る!

誰でも簡単に挑戦できるのは、「フタを取る」です。
文字通り、フタ付きのBOXのフタを取って使用するということです。

こちらは長男の机の小物入れ。
フタが付いている状態だと、中のモノを出すのに
「BOXを出す→フタを開ける→モノを取る→フタを閉める→BOXを戻す」と5つの工程がありますが

フタを取ってしまうと「手を伸ばしてモノを取る」だけ。
子どもでも最後まで片づけできる簡単‶だけ”収納になります。

フタはまた必要になる時が来るかもしれませんので、BOXの下に付けてセットにしています。

こちらはダイニングのキッチンカウンター下の棚。
上段は、家族がよく使うものが入っているのでフタなしに、下段は子どもがダイニングテーブルで工作するための道具と材料が入っているの子どもにも出し入れしやすくフタなしにしています。

逆に、中段は子どもには触ってほしくない仕事関係のモノでたまにしか使わないものが入っているのでフタ付きのまま使っています。

こういう具合に、フタのありなしで同じ棚に並べながらモノとの距離感までも変えることができるのでとても便利です。

更に、扉までも取ってしまおう!

次は少し大掛かりになりますが、「扉を取ってしまう」という方法です。

こちらは子ども部屋です。
子ども部屋を作ってクローゼットに子供服を収納するようになってから、中の引出しケースが閉まりきれていなくて扉が開けっ放しだったり、洋服がビローンと出たままが多かった我が家の子供たち。
それもそのはず、扉を開けて、引き出しも開けてとしなければならない収納の仕組みは先ほどのBOXと同じですね。

ということで、扉を取ってみました。

効果は歴然!
子どもたちが着替え終わっても写真の状態を保てるようになりました。

「~でなければ」は自分で勝手に思い込んでいることかも

乱れるということは、その収納方法が使う人に合っていないということなのですが
その理由の中に、「~でなければ」と思い込みが潜んでいることがあります。

「フタ付きBOXは、フタを付けたまま使わないと…」
「扉は付いているもの。」

そんな思い込みを捨てたことで自分も家族もより快適な暮らしに一歩近づけることがあります。
あなたの暮らしにも思い込みで鍵を掛けている場所はありませんか?

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著書『男の子がひとりでできる「片づけ」』(KADOKAWA)家族の“できる”が広がるやさしい収納□□□□□□□□□□□□□住宅メーカー勤務を経て、出産を機に退職…

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