ちゃぶ台の「ちゃぶ」って…そういえば何だ（笑）【おまけにちゃぶ台返しの話も】

どうもこんにちは！

あなたの暮らし応援アドバイザー。
北海道の標茶（しべちゃ）にある平田家具店、

店長の平田敬（たかし・弟）です！


今回は「ちゃぶ台」のお話しなんですね。

ちゃぶ台っていうのは、床に座って使うテーブルのことで
四角や丸い形があって、脚を折りたたむことができるものもあります。

対してイスに座って使うテーブルを
「ダイニングテーブル（食卓テーブル）」っていうんですね。


今の若い方って下手をすると「ちゃぶ台」って言葉自体知らないんじゃないかな…
とビクビクしながら今回のお話しをお届けいたします（笑）

「ちゃぶ台」の「ちゃぶ」ってなんぞや？

まず「ちゃぶ台」って、漢字では「卓袱台」って書くんですね。

じゃあ、この「卓袱」って何なの？というと。


一番有力な説が「中国語から来ている」という説。
（他にも諸説あるみたいです）


中国では、「テーブルクロスが掛かっている四つ脚のテーブル」のことを
「卓袱」と書いて「シッポク」とか「チャフ」って読むんですね。

この言葉から「卓袱台」と書いて「ちゃぶ台」と読むようになった、
という説が有力みたいです♪

他にはこんな説も。

同じく中国語では、
「食事をすること」を「チャフン」「ジャブン」と読む言葉があるそうなんです。

この言葉が伝わってきて「ちゃぶ台」という読みになったんじゃないか、
という説もあるみたいですね～。


とにかく、中国語が元になっている、という説が有力のようです♪

ついでに「巨人の星」の「ちゃぶ台返し」のお話しも（笑）

今回は「ちゃぶ台」という昔懐かしい家具のお話しなわけです。

そして「ちゃぶ台」と言えば「ちゃぶ台返し」という言葉を
連想する方も多いんじゃないかな、と思うわけです。

これまた若い方は知らないかもしれませんが…（笑）


「ちゃぶ台返し」っていうのは、家族でちゃぶ台を囲んで食事をしている時に
頑固なお父さんが何かに激怒して「ちゃぶ台をひっくり返す」ことを言うんですね。

めちゃくちゃ乱暴な行為なのです。


その「ちゃぶ台返し」と言えば…

昔懐かしいアニメ「巨人の星」について触れないわけにはいかないのです（笑）

「巨人の星」と言えば、主人公、星飛雄馬（ほし ひゅうま）のお父さん「星一徹（ほし いってつ）」が頑固なお父さん代表なわけでして、ある世代から上の人たちには

「ちゃぶ台返し＝星一徹」

という図式が成り立つんですね（笑）


そんなわけで…

こんな感じで星一徹が激怒し、
「頻繁にちゃぶ台返しをする」というイメージが定着しているんですが…


実は。




アニメ「巨人の星」の劇中では、
ちゃぶ台返しって２回しかしたことないんですって。

しかも、原作マンガでは１回のみ！（笑）


こんなに少ないのになんでイメージに定着してしまったか、というと。

アニメのエンディングで流れていた映像に
「ちゃぶ台がひっくり返っているシーン」が毎回流れていたからなんですね。


そのせいで「星一徹＝ちゃぶ台返し」というイメージになったみたいです♪

いかがでしたか？

途中から「ちゃぶ台」よりも「ちゃぶ台返し」の話しがメインになってるっぽいですが…

たまにはこんな記事もいかがでしょうか（笑）


楽しんでいただけると店長は嬉しいです♪


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

店長でした～！