アルミパイプでカーポート屋根をDIYしてみよう!
玄関の横に駐車スペースにはカーポート屋根がありません。
そこでアルミパイプを使ってカーポート屋根をDIYしました。
駐車スペースは幅2m、奥行き2.5mですが、この部分には屋根がなく
雨の日の車の乗り降りが少し嫌です。
そこでこのスペースに高さ2.7mの屋根をアルミパイプでDIYします。
アルミは雨に濡れても錆びない金属なので屋外DIYに最適です。
駐車スペースの四隅にパイプで柱を建てて、
その上に屋根下地パイプを取付けて屋根材を固定する方法です。
カーポート屋根の設計はメーカが無料で提供している3D CADを
使って行いました。
各部位によってパイプの直径や形状を変えることで必要な強度を
確保し、コンクリート地面へのアンカーと住宅壁へのビス留めで
カーポート自体を固定しています。
この作り方だとカーポートサイズを自由に選べて固定方法も
簡単なので色んな場所に応用できると思います。
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1. このスペースにカーポート屋根が欲しい・・・
こんな願望から始まったDIYです。
自宅玄関のすぐ隣に駐車スペースがありますが、
ここには屋根がありません。
そのため雨が降ると車やバイクに乗り降りするのが
とても嫌な気持ちになります。
そのためこのスペースにカーポート屋根が欲しいと考えていました。
業者に依頼して既製品のカーポート屋根を取付けてもいいのですが、
やはりそれは費用がかかります。
そこで自分でカーポート屋根をDIYすることにしました。
赤線で描いたようにこの部分を屋根で覆って雨にぬれないようにします。
ただ市販品のカーポートではピッタリのサイズがなく、
また費用もそれなりに高い。
そのため、一からカーポート屋根を設計、DIYしていきます。
2. アルミパイプで作るカーポート屋根の設計
一般にDIYする材料と言えば木材が挙げられます。
しかし木材は雨に弱く、時間が経つと必ず劣化します。
そこで今回使用した材料はアルミパイプです。
単管パイプに似ていますが、全く別物です。
金属のアルミで出来たパイプで雨に濡れたも錆びないのが特長です。
また見た目も金属光沢があるため単管パイプよりも断然キレイです。
このアルミパイプでカーポートの骨組みを組み上げて、
屋根材を貼り付けて作ります。
カーポート自体はコンクリート地面へのアンカー固定と自宅壁への
固定によって行います。
アルミパイプを使う場合、メーカから無料提供されている3D CADを
使って設計することができます。
四隅に直径43mmのアルミパイプを建てて、その上に屋根材の下地となる
直径28mmのパイプを固定します。
この際、屋根の勾配を付けるためパイプどうしを傾けて連結できる部品を
使いました。
屋根勾配は自宅から隣家側に傾いているため雨水が隣家に流れ込まないように
雨樋を付けます。
実はこの雨どいもアルミ製を使っています。
屋根材は下地パイプに直接タッピングビスで打ち付けて固定します。
単管パイプと違ってパイプ自体に直接ビス留めしたり、タップ加工ができるため
非常に融通が利く材料となっています。
3. アルミパイプで作るカーポート屋根の製作
3D CADで設計が終了すれば、このデータをメーカに渡して
必要な部品を一括で購入します。
CADを使えば必要な長さに加工されたアルミパイプが届くので
自分で切断や加工する必要がありません。
アルミパイプの組立ては六角レンチ1本で出来ます。
コネクタと呼ばれる部品を使ってパイプどうしを連結していきます。
雨樋にはアルミのチャネルを使って雨水を流すことにしました。
カーポート屋根の固定は柱パイプのアンカーと住宅壁とのサドル固定ですが、
これだけで十分しっかりした強度が得られています。
このような部品が充実しているのもアルミパイプの良い点です。
今回使用したコネクタや部品、また詳しい作り方はブログの方で
紹介しています。
こうして完成したカーポート屋根がこちらです。
「あったらいいなぁ~」が現実の物となりました。
これで雨が降っても濡れることがありません。
しかも余ったスペースに物を置けるようになったので
とても便利なカーポートになりました。
4. さいごに
アルミパイプを使ったカーポート屋根DIYは如何だったでしょうか?
普段生活をしていると「あったらいいなぁ~」と思うことはよくあります。
しかし実際に作ろうとするとどのようにすればいいか分からず、
作らずに終わることがほとんどだと思います。
ただ作ろうと思えば意外と作れることの方が多いと思います。
大切なことはどのようにして作るかです。
このカーポート屋根も木材で作ろうとすると木材の加工や塗装、
組立てなど考えるととても大変だったと思います。
しかしアルミパイプを使えば、加工された状態で届くので
組立てから始められます。
しかもアルミパイプの組立てはボルトを締めるだけなので、
もし間違ってもすぐに元に戻してやり直せます。
何度も取り外しや取付できるのが特長です。
この材料はまだそれほど普及していませんが、
とても便利な材料で特に屋外DIYには最適です。
もし興味がありましたら試してみて如何でしょうか?
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
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