【事例紹介】子どもの身支度ラックで気をつけたい5つのポイント

幼稚園や小学生など、子どもの身支度スペースを作りたい!と記事を参考に身支度ラックを作られたお客様宅でのBeforeAfter事例を気をつけるべきポイントと共にご紹介します。

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子どもの身支度ラックは自立促進のためにもオススメ

子どもが自分で出来ることを増やせるような仕組みを作ることで自立促進に繋がるので、身支度ラックはとってもオススメです。

以前にもこちらで子どもの身支度スペースの作り方をご紹介しましたが、それをヒントにご自身で作られたお客様。ところが、少し使いにくい、散らかってしまうとのことでサポートに伺い、手直しさせて頂いた時の事例をポイントと共にご紹介します。

仕組みと整理の問題点

整理収納アドバイザー井上知恵子 rakurashi117.com
※掲載許可を頂き個人が特定できない加工をしております

無印良品のパイン材ラックを使って、上手に作られていましたが、ちょっとした原因が色々見つかり、そのせいで使いにくく、雑然とした見た目になってしまっている事がありました。

問題①入れ物が小さ過ぎる

問題②着ていない服も一緒に収納されている

問題③身支度以外のモノも一緒なのでランドセル置場がない

以上の問題点をご自宅にあった入れ物で変更して仕組みを修正することにしました。

■1.入れ物はなるべく大きめのサイズを

整理収納アドバイザー井上知恵子 rakurashi117.com
※掲載許可を頂き個人が特定できない加工をしております

残念なことにお洋服はトップス、ボトムスと種類別に細かく分けた方が良いのだろうと工夫され、入れ物を小さくされていたので、出し入れがとても面倒な状態に。ちょうどご自宅に大きめサイズの入れ物がありましたので、そちらに変更することにしました。

■2.今着ている服のみに厳選する

子どもが好んで着てくれる服って実はとても少なく限られていませんか?こちらのお宅でもオンシーズンには絞られていたのは素晴らしいことでしたが、実際には着ていない(着てくれない)服も一緒に入っていたので容量オーバーに。着てくれる服のみに厳選することで更にゆとりが生まれ出し入れがラクになります。

■3.子どもが置きやすい高さにランドセルスペースを広く作る

スペースのゆとりがなくランドセルを置くスペースが取れていませんでした。ランドセルもボン!と簡単に置ける高さと、広めのスペースを持たせることがポイントです。

■4.引き出さなくてもいいように 棚の高さを調節する

棚収納を考えた際に、やってしまいがちなのがキチキチの高さに合うサイズのボックスなどを使うこと。
こちらのお宅ではそこは問題なく高さの余裕があり大丈夫でしたが、ボックスの上の空間に余裕を持たせ、ボックスを引出すことなく片手でそのまま上から放り込める方が、子どもにとっても簡単です。

■5.オモチャと身支度はスペースを分ける

同じ子どもの物ではありますが、同じ棚に集合させようとしまったがためにスペースのゆとりがなくなりランドセルを置くスペースが取れていませんでした。「身支度をするもの」と「遊ぶもの」は別のスペースに分けた方が子どもには分かりやすくなり、片付けもラクなります。

子どものスペースは「ゆとり」と「簡単」が重要

子どもは想像以上に不器用ですから、玉入れのように投げ入れても入るぐらいの余裕ある大きめのボックスやスペースのゆとりが必要となります。収納のポイントは何事も7割以内におさめ、空白のゆとりを持たせる事が使い勝手をラクにさせるためのポイントとなります。

ご自身で身支度ラックを作られる際には、以上5つのポイントに気をつけてみてくださいね。

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建築インテリア学科卒業。建築パース専門会社に2年間従事し、DTPデザイナーとして活動。DTPでもパース作成など建築にも携わるうち、「住まい・家族・暮らし」に関わ…

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