「ゲームに夢中になるな」は無理な話。新学期こそ親子でルール決めを

ゲームに夢中になるなというのは無理な話 小学校に上がるとお誕生日などのプレゼントにゲームを買ってもらう子が多く見受けられ、みな持ち始めますね。 しかしゲームを長時間やっていると勉強する時間が少なくなります。それだけでなく […]

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子育てに自信のあるママなんてどこにもいない!家庭教師・塾講師、東大生・早大生を育てた母であり、子育てセミナーを主催する楠本佳子さんに教わる連載コラム「能力をのばす子育て」。42回目は「ルールを決める、守らせること」について。

ゲームに夢中になるなというのは無理な話

小学校に上がるとお誕生日などのプレゼントにゲームを買ってもらう子が多く見受けられ、みな持ち始めますね。

しかしゲームを長時間やっていると勉強する時間が少なくなります。それだけでなく、勉強を同じ時間したとしても、実は普段ゲームばかりしている子どもは成績が悪くなるという研究結果もあるそうです。

単に時間をとられるだけの問題ではないようです。

そもそもゲームというのは夢中になるように作られています。「夢中になるな」と言うのは無理な話なのです。大人だってゲームに夢中になるのですから、子どもが夢中になるのを止める事はできません。

新年度こそ、ルールをしっかりと定めよう

始めのうちから、しっかりとルールを決めて守ることが必要になります。小さいときに自由に何時間も出来ていたのに、中学生になったから急にゲーム時間を1時間にしなさい、などと急に決められても子どもが実行できるわけがありません。

人の行動はそんなに簡単には変わりません。ましてや小さい頃に許されてきたものが、急に変えるように言われても変えることはできません。かえって、コソコソ隠れてするようになります。

辛い思いをするのは子ども自身

私はゲームより、テレビを見たりマンガを読んだり、ある程度の区切りのあるものの方がまだ良いと思っています。

特にスマホに至っては1つのゲームが終わっても、次から次へとダウンロードできる便利な世の中です。一度で何時間でもすることができます。

テレビの場合は見たい番組があったら、せいぜい30分から2時間程度で終わります。(そこで見ることをやめられればの話にもなりますが…。)

ただ、一概にゲームばかりが悪者というわけではありません。

何事も、のめり込んでずっと続けているという状態がよくありません。

それらを子どもにしっかり伝え、きちんとルールを守れるように親子で話し合いましょう。

「大きくなってから変えればいい」は絶対に通用しません。小さいときから身についた習慣を変えるのは 10倍も100倍も難しく、変えることが出来ない子どももたくさんいます。

変わりたいのに変われない。それは子どもにとっても辛いことです。

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