【現状復帰OK】賃貸の部屋の中に、ぶら下がっても大丈夫な架台を作った #02

賃貸の部屋にボルダリングのトレーニング器具を取り付けます。
重量に耐える構造を活かして食器棚も取り付けたり、ハンギングでいろいろ飾ったり。空中を自由に使えるようになりました。
制作記の後編です。

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この記事は後編です。構想〜部品準備の前編はこちら↑


部品作成2|食器棚

食器棚いうてもただの箱ですが。
冷蔵庫のサイズに合わせて幅は54cm、奥行きは深すぎても使いづらいので28cm、後列のものも出しやすいように棚の高さは18cmとしました。

奥行きや高さは自分の家の食器棚を参考にしてます。
なんにでも定番の”使いやすい寸法”ってのがあります。


この部分の材料は15mm厚のラワンランバーコアという合板を使いました。
中段の棚板はビスで支えるだけだと心許ないので、側板に溝を切って嵌めるという手の込みよう。背板も溝を切ってはめ込みました。

内側はペーパーがけ→ワックス塗布→ごく軽くペーパーがけ。
これをやると木目に削り粉とワックスが入り込んでスッベスベに仕上がります。


↑安くて使いやすいオススメのワックスはこちら。


部品作成3|天井部分

貫と呼ばれる板を買ってきまして、表面が荒いのでペーパーがけで滑らかに。
端の片側はボルダリングのトレーニングで頭がぶつかる可能性があるので、少し斜めに落としました。


無塗装か無色のワックス仕上げでもいいんだけど、ちょっと存在感あったほうが楽しいので着色しました。

これでできる準備は終了。
後は現地で組み立てていきます。(車に積めなくなっちゃうので)



現地で組み立て。

まずは天井を組み立て。
幅を室内にピッタリ合わせたいので現地で合わせてから微調整しました。多少の隙間なら紙を挟んだりで調整できますが、突っ張るのが目的なのでできるだけビッタリの寸法にしたい。


ざっくりこんな手順です。


②のところの木枠と合板、さりげなく用意してました。
合板は食器棚のラワンランバーコア材の余り。木枠は角材で適当に。

これを柱と柱の間にがっちりビス止めして、目的のトレーニング器具を取り付けるベースにします。


各部材は軽さを考えて作ったけど、言うは易し。
それぞれがでかいので一人ではなかなか大変で。依頼主さんに手伝ってもらいつつ組み立てました。


天井を支えるように柱を差し込んだらある程度安定するので、後はゆるりと微調整しつつ最終ビス止めで。

最後に食器棚の高さを決めてもらって取り付けし、完成しました。


完成!

できましたー。
試しに僕がぶら下がりましたが問題なし。


トレーニング器具の上部、斜めに落としたのが地味にいい感じです。
依頼主さんにも優しい印象と言ってもらえました。

後は釘でもネジでもぶち込んで、好きなものを好きに吊るして飾ってもらえればと思います。

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なんでもDIYでやってみたくて、築40年のボロボロ中古住宅を買い、セルフリノベーション中。そんなブログを書いてます。幼い頃から直感だけで頭使わずDIYやってきた…

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