【現状復帰OK】賃貸の部屋の中に、ぶら下がっても大丈夫な架台を作った #01

ボルダリングのトレーニンググッズをつける相談を受けました。いろいろ考えた末、ぶら下がっても平気なくらい頑丈な架台を部屋の中に作りました。
ついでに食器棚も取り付けたり、ハンギングでいろいろ飾ったり。空中を自由に使えるようになりました。

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※作りかたを詳細に書いたら長くなってしまったため、この記事は前編後編の2回に分けてお届けします。

ボルダリングのトレーニングに、ぶら下がって筋力を鍛える器具があります。それを賃貸住宅につけられないかと相談を受けたのでいろいろ考えてみました。

初め依頼主さんはディアウォールで作れないかと考えていらっしゃいました。
でも大人の50kg〜の重量でぶら下がると、真下だけでなく横方向にも力がかかるので柱が倒れてしまいます。
ディアウォールは強めのバネで突っ張るにすぎないので、棚くらいならOKでもこれはさすがに危険。

よって、縦にも横にも突っ張る形で大きめの架台を作ることにしました。


イメージ図と構造

こちらがざっとひいたイメージ図。(右下の箱は冷蔵庫)

右の図の赤の柱にトレーニング器具をつけ、
それが倒れないように黄色の桁を渡して横方向に突っ張り、
さらにそれが落ちてこないように青の柱で支える。
こんな構造です。

冷蔵庫のあたりに柱を立てることになるので、ついでにそれを使って食器収納も取り付けることにしました。


完成図

先に完成したものを見せます。こんな感じ。
いろいろ吊るして飾るのが趣味の方なので、横方向の突っ張りはルーバー状にしてテラスっぽくしてみました。

食器棚は小さめのものを宙空に浮かす感じに取り付けました。
こうすると冷蔵庫の天板を手前まで有効に使えるし、開口部からの視線を大きく塞がないのでキッチン側に圧迫感が出ないで済む。



部品作成1|柱

柱自体に奥行きがあると部屋の中で圧迫感が出るし、かといってあまり幅の細い材だと強度が心配。
なので断面が正方形の柱を探しましたが、ホームセンターではちょうどいいサイズのものが手に入りませんでした。

仕方なく自分で集成材を作るところから。
27mm x 108mmの材を2本貼り合わせます。ボンドをケチらないことと、クランプでこれでもかというほど圧迫するのが肝要。
それを丸ノコで縦に切り、概ね50mm角の柱にしました。

杉材なので軽く、ツーバイフォー材を使うよりも扱いやすくなりました。


角はカンナで軽く落としました。このくらいのエッジのきき具合が好み。
ツーバイフォー材は角のアールが大きめであまり好きじゃないので、この点も好都合でした。
手間はかかったけど。

イメージ図の青の柱はしっかり突っ張りたいので、下にアジャスターをつけました。一個400円弱。
柱の下面中央にボルト部が潜れる穴を13mmのドリルで開け、その上に受け金具をビス止めします。


アジャストボルトをねじ込んだところ。これで4cmくらいは上下させられます。
柱はこのあと薄いグレーで塗りました。


最後に、上部をそれぞれ切り欠いたりして柱は完成。
左2本はイメージ図の赤の柱で、器具を取り付けるもの。床から天井の高さ目一杯なので、起こすときに当たらないよう、少しだけ斜めに落としました。
組み立て時には天井とここの隙間に楔を打って仮固定します。

右の2本は冷蔵庫側。
ルーバーをズレなく受けられるようにしてます。


切り欠きを作るときにはスライド丸ノコが楽チン。
何本も同じ深さに切り込んでへし折り、最後にノミでざっと仕上げます。

後編に続きます。

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