トイレ掃除のやり方を解説!おすすめ洗剤やブラシも紹介
毎日使うトイレの正しい掃除方法を紹介します。便器、床、壁、タンクなどトイレは意外と汚れていて掃除しなくてはいけないところがたくさん。今回は、トイレ掃除に必要な道具や掃除の順番など基本的なやり方を解説します。
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トイレ掃除は面倒?正しいやり方とコツを知ろう!
毎日使うトイレ。汚れているのはわかっていても、「トイレ掃除は気が重い……」「どこから手をつければいいんだろう?」なんてお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
実はトイレ掃除の手順にはルールがあり、正しい手順で行わなければ汚れを広げてしまう可能性があります。そこで、この記事ではトイレ掃除の基本からアイデア掃除方法、おすすめトイレ掃除グッズまで徹底解説!
ピカピカで居心地のよいトイレにするため、ぜひ普段のお手入れに取り入れてみてくださいね。
場所別に解説!トイレ掃除のやり方
トイレ掃除といえばまず便器の中や便座などが思い浮かびますが、このほかに床や壁、トイレタンクなどにも汚れが溜まっています。トイレをすみずみまでキレイにしたい方は、忘れずに掃除しましょう。
また、トイレ掃除をするときの順番は『上から下へ、奥から手前へ』が基本。二度手間にならないよう、正しい順番を確認してから取り組むと効率がいいですね。また、作業中に便器の汚れが床や壁に飛び散ることがあるので、本体以外の部分は後半に掃除するのがおすすめです。
それではさっそく、場所別にトイレの掃除方法をチェックしていきましょう!
1. 便器本体の掃除のやり方
トイレ全体をキレイにするために大切なのは、『上から下へ』順番に掃除すること。便器本体の掃除のときも同じで、便座→便器の中→便器の外→トイレタンクと作業を進めていきます。
『便座』の掃除方法
トイレの便座には、目に見えなくても意外と尿が飛び散っています。手軽に掃除するには、市販のトイレシートですみずみまで拭いてあげるといいでしょう。
一般的なトイレシートのサイズは、折りたたむとちょうど片手に収まるくらい。厚みがあるタイプの方が、拭くときに破れにくくスムーズに掃除ができるのでおすすめです。
『便器の中』の掃除方法
次に掃除するのは便器の中。温水洗浄便座の場合は、必ず掃除の前に電源を切り、コンセントから電源プラグを抜いておくようにします。基本的は手順は以下の通り。
1. バケツに水を1/2程度入れて便器に流し入れ、水位を下げます。
2. 便器の汚れている部分にトイレットペーパーを敷きつめ、中性洗剤を振りかけて30分ほど放置します。
3. 30分後、トイレットペーパーの上から便器をブラシでこすって汚れを落とし、水を流せば完了です。
便器の中の汚れは、見つけたらすぐに落とすようにするのが肝心です。放置するとどんどん汚れが落としにくくなり、結果大掃除するとなると手間も時間もかかるもの。できるだけこまめな掃除を心がけましょう。
『便器の外』の掃除方法
次にお掃除するのは、便器の側面や下部、床とのつなぎ目など外側の部分です。
便器の下の方は汚れが目立ちにくい部分ですが、衣服やトイレットペーパーから出るホコリ、飛び散った尿などで意外と汚れています。トイレシートを使って、やさしく撫でるように拭き取りましょう。
また、便器と床の境目も汚れが溜まりやすいところ。割りばしや爪楊枝にトイレシートを巻きつけて掃除したり、濡れた綿棒でこすり取るように掃除したりすると、細かい部分までキレイにすることができますよ。
『すきまクロス』を使ってもラクに掃除できます!
『トイレタンク』の掃除方法
使い方にもよりますが、トイレのタンクは最低でも1か月に1度掃除をするのが理想。もちろん、汚れが気になるときは掃除の頻度を上げてもOKです。以下の手順に沿って作業してみてくださいね。
1. タンクのフタを取り外し、トイレ用の中性洗剤を含ませたスポンジで洗って水で流します。
2. 清潔なふきんでしっかり水気を拭き取り、割れないようタオルやふきんを敷いた床の上に置いて乾かします。
3. タンク内部を中性洗剤とブラシでやさしくこすり洗いして、汚れを落とします。
4. タンクのフタを戻し、水を流したら完了です。このとき、フタをはずしたままレバーで流してしまうと水が溢れてしまうことがあるため、必ずフタをしてから流すようにします。
タンクのフタは陶器でできているため、割れないように注意して取り扱いましょう! また、タンク内部には金属の部品が使われているため、刺激の強い洗剤やクエン酸の使用はNGです。ご家庭のトイレの取扱説明書も確認しておくと◎。
2. トイレの壁掃除のやり方
トイレの壁は、飛び散った尿や水ハネなどで気がついたら汚れが溜まっていく場所。もっとも汚れやすいのは、便器の両脇と、腰の高さまでの部分です。
放置しているとアンモニア臭などイヤ~なニオイの原因になることも……。まずは汚れやすい箇所を集中的に拭き取り、キレイにしていきましょう。その後、全体をサッと拭き上げるのがおすすめです。高いところにはフロアワイパーを使うと便利ですよ♪
黄ばみが気になる場合は、『セスキ炭酸ソーダ』を含ませた雑巾で掃除すると◎。水拭きできないタイプの壁紙には使えないので、事前に確認しておくのがいいでしょう。また、セスキ炭酸ソーダを使うときには必ずゴム手袋をし、壁紙に成分が残らないよう仕上げの水拭きを行ってくださいね。
3. トイレの床掃除のやり方
トイレの床は、トイレットペーパーから出るホコリと尿が一緒に散らばり、雑菌の温床になっていることも。アンモニア臭が漂う原因となるので、しっかり除菌していきましょう! 除菌成分入りのお掃除シートや、スプレーを染み込ませたボロ布などを使うのが◎。
また、トイレの床の汚れは、トイレマットを敷いておくことである程度防ぐことができます。おしゃれなトイレマットを使えば気分も上がりますね♪
4. トイレの換気扇掃除のやり方
換気扇掃除を安全に行うためには、必ずスイッチをオフにした上でコンセントを抜いたりブレーカーを切ったりして、完全に電源を落としてから作業します。羽根が回ったままではケガをするリスクも高く、作業中何かの弾みで電源が入ってしまうと危険なのでとくに注意。コードを抜くときは取扱説明書に沿って行いましょう。
換気扇が止まったら、カバーを外してフィルターとファンを掃除します。詳しくは下記の記事でも解説しているので、あわせてチェックしてみてくださいね。
トイレ掃除はハウスクリーニング110番がおすすめ
トイレ掃除がしたいけど、自分1人では大変…という人は、「ハウスクリーニング110番」のお得なプランの利用がおすすめです。
9,700円(税込)でトイレに溜まった汚れや黄ばみ、黒ずみなどをキレイに除去してくれます。
それ以外にも、エアコン・キッチン・水回りの3スポットそれぞれで、17,400円(税込)〜まとめて安く綺麗にできるパッケージプランや、26,400円(税込)〜家中まとめて綺麗にできるお家まるごとプランなど、お得なプランが豊富なため、まとめて安く綺麗にしたい!という人におすすめのサービスです。
電話でのご相談は24時間365日受付中のため、トイレ掃除にお困りの人はまずは気軽に事前見積もりのご相談をしてみてはいかがでしょうか。
5. 見落としがちなところもチェック!
ここまで見てきた便器本体や壁、床などのほかに、お掃除を見落としてしまいがちな箇所がいくつかあるのでご紹介します。
ノズル
ここをキレイにしないと、使うたびにリフレッシュするはずが汚れを振りまいてしまうことになります。お肌に触れる水が出るところだから、清潔に保ちたいですね。
ドアノブ
トイレを済ませてから触るため、目には見えない汚れや菌が付着しているおそれがあります。
トイレ内の収納グッズ
収納ケースやカゴ、トイレットペーパーホルダー、掃除道具や消臭スプレーなど。できればお掃除の前にすべて除菌シートで拭いて廊下などに置いておいたり、洗えるものは洗濯機にかけておいたりすると◎。お手入れが終わったら、キレイになったトイレに気持ちよく戻しましょう。
▼こちらの記事もあわせてチェック
トイレ掃除の注意点
ここからは、トイレ掃除の注意点について紹介します。どんな掃除のやり方がNGなのかを知って、正しくお掃除しましょう。
乾いた布で便座を拭くのはNG
トイレの便座や温水洗浄便座を『乾いた布』で拭いていませんか? 実はこれには2つのデメリットがあるのです。
1つは、静電気を発生させてホコリをつきやすくしてしまう点。もう1つは、プラスチックや樹脂で作られた便座を傷つけてしまう点です。
乾いた布やトイレットペーパーで便座を拭くと、表面に傷がつき、汚れがたまってしまう原因に。だからといって温水洗浄便座に水をかけるのも故障につながるためNGです。掃除をする際は絞った雑巾で水拭きするか、掃除用ウェットシートを使って拭くようにしましょう。
便器をゴシゴシこすらない
便器にこびりついた頑固な汚れ。「もう少し強くこすれば落ちるはず……」と思い、頑張って落とそうとすればするほど、ブラシを握る手に力が入ります。
結果的に汚れが落ちてツルツルになったように見えても、実際には便器の表面に無数の細かいキズがついてしまうことも……! 落ちないからといって、むやみにゴシゴシこすらないよう注意しましょう。
では落としにくい汚れがあるときは、どう対処すればよいのでしょうか? ここからは頑固な汚れの対処法や、LIMIAユーザーのみなさんのお掃除アイデアを便利グッズとともにご紹介していきます!
トイレのお掃除アイデアとおすすめ掃除アイテム
頑固な汚れには『クエン酸パック』!
もし便器の中に黄ばみ=尿石汚れができてしまった場合は、『クエン酸』でパックをすればキレイに汚れを落とすことができるかもしれません。
やり方は、汚れが気になる箇所にクエン酸スプレーを噴きかけ、トイレットペーパーを貼りつけて再度スプレー。紙がひたひたになったら、上からラップをして30分ほど放置し、トイレットペーパーを取り除いて拭き取るだけでOKです。
頑固な汚れ落としを諦めてしまう前に、1度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
トイレブラシを『使い捨て』にする
家事の中でもトイレ掃除は、「手や道具が汚れるからイヤ」「あまり好きじゃない」と腰が重い方も多いですよね。そんなときは、無理なくお掃除が続けられるように、まずは手軽に取りかかれる環境を整えるのが◎。
掃除道具を見直すのもその1つです。汚れが溜まりやすいブラシを使い捨てのものに変えてみるだけでも、お手入れの負担が軽くなりますよ♪
こちらのアイデアは、『スクラビングバブル 流せるトイレクリーナー』と、『無印良品 柄つきスポンジ』のフレーム部分を組み合わせてカスタムするというもの。見た目もスマートかつ、気軽にお掃除しやすいのでおすすめです。
『コーティング剤』を使う
掃除と必ずセットにしたいのが「汚れない」対策。掃除をした後の便器にコーティング剤を塗りましょう。ポイントは、汚れを蓄積させないこと。
まず、硬めのスポンジで尿石などを取り除いて下地を作り、コーティング剤をまんべんなく塗り広げます。乾くまで3〜6時間はかかり、その間はトイレを使用できないので、お掃除のタイミングには注意してくださいね。
日常のお手入れ習慣も大切!
トイレ掃除の鉄則は、なんといっても『こまめな掃除を心がけること』です。せっかくお掃除のやり方や順番を守ってお手入れしても、汚れを長く放置する癖がついていると、磨くだけでは取れない頑固な汚れに育ってしまうことに……。
汚れやすい場所は日常的に『ちょこっと掃除』を! 日々、汚れを見つけたら掃除する習慣を身につけることが、キレイな状態をキープする秘訣なのです。
トイレ掃除に関するその他の記事はこちら
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