
シンク掃除はこれが正解!しつこい汚れは原因別の掃除方法でピカピカに
水垢や石鹸カスで曇りがちなキッチンのシンク。毎日見るたびに心もモヤモヤしていませんか? 普段のお手入れでは落としきれない汚れにプチストレスを抱えているなら、それは汚れの原因に沿ったお掃除ができていないからかもしれません。頑固な汚れの落とし方や基本のお手入れ方法をチェックして、いつでもピカピカのシンクを目指しましょう! 効果的にお掃除するための便利アイテムや、排水口掃除のやり方もご紹介します。
- 42253
- 202
- 0
-
いいね
-
クリップ
シンクがなんだか曇っている……どうして汚れがつくの?
「ピカピカのキッチンシンクが理想だけれど、シンクがなんだか曇っている」「それなりにお手入れしているはずなのに、どうしてもスッキリしない」……そんなお悩みを感じている方も多いのでは? 毎日使うからこそ汚れが目につきやすい場所ですよね。
シンク周りの頑固な汚れの正体は、主に『水垢』と『石鹸カス』。どちらも洗い物をする上で避けられないものですが、実はそれぞれの汚れに対して効果的な掃除方法が違うって知っていましたか? いったい何が違うのか、その理由とステンレスシンクの掃除法、便利なお役立ちアイテムを合わせてご紹介していきます!
人工大理石のシンクなど、材質によっては合わないやり方もあるので、試す際には一度ご家庭のシンクの材質を確認してからがおすすめです。
酸性?アルカリ性?汚れ別のステンレスシンク掃除方法
水垢はクエン酸で落とす
シンク汚れの原因の1つである『水垢』は、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が固まることによって生じます。アルカリの性質を持っているので、酸性のクエン酸を使うと効果的にお掃除できますよ。
クエン酸はレモンやお酢などにも含まれる成分で、ナチュラルクリーニングとして人気。お掃除への使用方法もとっても簡単です。
クエン酸を使ったステンレスシンク掃除方法
1. 水100mlにつき、小さじ1/2のクエン酸をスプレーボトルに入れて『クエン酸スプレー』を作ります。
2. 作ったクエン酸スプレーを汚れが気になる場所に吹きかけて、ブラシやスポンジでこすりましょう。
3. 最後に水で洗い流して完了です!
汚れがひどい場合には、スプレーした後1~2時間ほど置いてからこするとスムーズに汚れを落とせますよ。
たっぷり容量の『無水クエン酸』♪お掃除にも洗濯にも◎
大容量でコスパがよく、『楽天』でも人気のクエン酸がこちら。お掃除はもちろん、洗濯にも活躍します。キッチンやトイレなどよく掃除する場所には、100均などの収納容器などに小分けしてセットしておくと、掃除のたびに持ち運ぶ必要もなく気軽に使えて便利ですよ。
しつこい水垢にはクエン酸パックもおすすめ
普段通りのお手入れでは落とせない頑固な水垢汚れには、クエン酸パックがおすすめ。クエン酸でシンクを丸ごとパックすることで、クエン酸のもつ力を効果的に引き出してしっかりと汚れを落とします。しつこい水垢に困ったときはぜひ挑戦してみましょう!
クエン酸パックを取り入れたステンレスシンク掃除方法
1. 水垢汚れが目立つ場所に、適当な大きさに裂いたキッチンペーパーをあてます。
2. あてたキッチンペーパーの上から、たっぷりクエン酸スプレーを吹きかけます。
3. クエン酸水が蒸発しないよう上からラップフィルムでおおい、2時間ほど放置します。
4. ラップフィルムとキッチンペーパーをはがして、スポンジでこすります。
5. 最後に水で洗い流してお掃除完了です。
石鹸のカス汚れは重曹で落とす
水垢とは違い、シンクにこびりついた『石鹸カス』は酸性の汚れです。キレイに落とすためにはアルカリ性の『重曹(炭酸水素ナトリウム)』を使うのがおすすめ♪
重曹を使ったステンレスシンク掃除方法
1. おおまかな汚れを落とすため、ステンレスシンクを軽く水洗いします。
2. 汚れが気になる場所に粉のままの重曹を振りかけ、30分~1時間ほど放置します。
3. ていねいにスポンジでこすり、水で洗い流したらお掃除完了です!
お掃除や料理に活躍!『重曹』のおすすめアイテム
こちらの重曹は食品添加物規格で、料理はもちろん掃除にも活躍してくれますよ。ナチュラルクリーニング派の方にも人気のアイテムです。頻繁に使うときは、手あれ予防にゴム手袋をして作業するのがおすすめです。
ヌメリが気になる……排水口の掃除方法は?
シンクの汚れだけでなく、排水口のヌメヌメ汚れにも手を焼いている方は多いのではないでしょうか。実は、このヌメヌメの正体はカビ菌や雑菌! そのままにしておくと衛生面も気になりますよね……。
そこでここからは、排水口の汚れをキレイに落とすための簡単で効果的な方法をチェックしていきましょう!
酸素系と塩素系漂白剤を駆使してしっかり除菌
排水口の汚れは、『酸素系』と『塩素系』の2種類の漂白剤を駆使するとスッキリ落とせます。
『酸素系漂白剤』はつけ置き洗いに便利なアイテム。一方で『塩素系漂白剤』は、ヌメりがとくにひどい場所に効果的なアイテムです。
ただし混ぜて使ったり、しっかりと洗い流さないままもう片方を使用したりすると危険なため、絶対にNG! 2つをうまく使い分けて、効果的にお掃除しましょう。
『酸素系漂白剤』を使ったつけ置き洗い方法
1. 排水カバーやゴミ受けカゴなど、排水口周りのパーツをバケツもしくはビニール袋に入れます。
2. 1.に、大さじ1杯の酸素系漂白剤をまんべんなく振りかけます。
3. 2.の上から、50℃くらいのお湯を2Lほど流し入れましょう。
4. お湯の温度が下がらないようにアルミホイルで覆うなどして、30分ほど放置します。
5. ていねいに洗い流します。
▼酸素系漂白剤は『楽天』でも購入できます♪
『塩素系漂白剤』を使った排水口のヌメリ取り方法
1. ヌメヌメ汚れが気になる箇所に、塩素系漂白剤を吹きかけます。
2. そのまま5~10分ほどおきましょう。
3. しっかりと洗い流します。
塩素系漂白剤は、臭いがきついのが気をつけたい点。使い方の注意事項をよく読んだ上で、必ず換気しながら使用しましょう。
▼塩素系漂白剤は『楽天』でも購入できます♪
残った汚れはスポンジや歯ブラシで落とす
『酸素系漂白剤』と『塩素系漂白剤』どちらの方法を試した場合でも、最後に残った汚れを落とすことを忘れずに。
漂白剤を使った後は、しつこい汚れもゆるんで落としやすい状態になっています。スポンジや歯ブラシなどで軽くこするだけでも、簡単にキレイになりますよ。
こびりついた汚れは悪臭の原因にもなるため、ていねいに汚れを落としておけばキッチン周りの臭いを抑えることにもつながります。このひと手間を加えるかどうかによって、キレイ&臭いのない状態をキープできる期間が大きく変わるので、ぜひ実践しておきましょう!
シンク掃除におすすめ!便利な掃除グッズや再利用アイテム
キッチンシンクの掃除を手軽にストレスなく済ませるには、洗剤はもちろん道具選びも大切なポイント。ここではシンク掃除におすすめのアイテムを3つご紹介します!
アクリルたわしでキレイに♪
シンクをキレイに磨きたいと思っても、「傷をつけてしまうことが心配で思い切ったお手入れができない……」なんて場合も。そこでおすすめなのが『アクリルたわし』です。
毛先が細かいのが特徴のアクリルたわしなら、シンクを傷つけにくく、アクリル毛糸の繊維で汚れを絡め取ってくれますよ。100均や楽天などでも手に入るアイテムなので、いつでも掃除ができるよう何個かストックしておくと◎。
モノトーンがおしゃれなアクリルたわし
スッキリとしたモノトーンと北欧風の柄で、キッチンになじむおしゃれなアクリルたわしです。洗剤なしでも汚れを落としやすいのが◎。塩素系漂白剤は併用できないので注意しましょう。
古歯ブラシは鉄板アイテム
シンク掃除をするのなら、『古歯ブラシ』もなくてはならない鉄板アイテムといえるでしょう。
スポンジではキレイにしにくい複雑なデザインの蛇口周りや、細かい編み目のゴミ受けカゴ、深い排水口内などの掃除にも◎。細くて長く、ブラシ部分がコンパクトな歯ブラシなら、隙間にもスイスイ入り込んでキレイにできますよ。
また、固すぎず、かといってやわらかすぎない歯ブラシならではの性質と適度なコシは、シンク周りを傷めずにピカピカに磨き上げるのにとても適しています。歯磨き用として使った後の使い古しなので、買い足すお金がかからないのもうれしいポイントですね♪
古新聞は水分の拭き取りに便利
シンクの水垢予防には、こまめな水分の拭き取りが大切。そこで拭き取り用の道具として便利なのが『古新聞』です。使い捨てのキッチンクロスだと「もったいない」と感じる場合も、古新聞なら再利用なので気兼ねなく使いやすいですよね。
読み終わった新聞が溜まったら、適当な大きさにカットしてキッチンに常備しておきましょう。シンクの水分の拭き取りのほか、食器洗い前のおおまかな汚れの処理や、生ゴミを捨てる際の袋代わりなど、さまざまな場面で活躍してくれますよ!
習慣づけがキレイの秘訣!キッチンシンクの日常のお手入れ
毎日使うキッチンシンクをキレイに保つには、やはりその日のうちのお手入れが欠かせません。ここからは日常生活の中で習慣化したい、お手入れの基本をチェックしていきましょう。
理想の掃除頻度は?1日の終わりにスポンジで汚れをリセット!
シンクに汚れを溜めず、キレイな状態で保つには『汚れを1日単位でリセットする』のが理想。
多少面倒に感じたとしても、1日の終わりには『スポンジに食器用洗剤をつけて、シンク全体を磨く』ことを習慣づけましょう。その日1日の汚れを確実にリセットすることで、ピカピカのシンクを長期間キープできます。
雑菌を広げてしまうことのないよう、食器洗い用のものとは別にシンク掃除用のスポンジを1つ用意しておくと、より安心してお手入れできますね。100均などで手に入るメラミンスポンジでサッと拭くだけでも、汚れのたまりにくくなるのでおすすめです。
スポンジ置き場に迷ったら……
スポンジを収納するとき水分が垂れてきてしまうと、それも水垢の原因になりかねません。そこでおすすめなのが、吸湿性の高い珪藻土を使った『Soil(ソイル)』の『スポンジトレイ』。見た目もシンプルで、シンク周りに置いてもゴチャつかないところも◎。
もうひと手間!水気の拭き取りもできたらベスト
すでに毎日の掃除が習慣づいているにも関わらず、定期的にシンクの汚れが気になってしまうとしたら、もしかするとその汚れの正体は、最後に流した水が原因の『水垢』かもしれません。
せっかく毎日シンクをキレイに磨いていたとしても、最後に流した水をそのままにしていると、白くモヤモヤとした水垢汚れの原因になってしまうのです……。時間をかけたのに水垢がついてしまったらとっても悲しいですよね。
この水垢を防ぐには、1日の終わりのお手入れの後、クロスやキッチンペーパーを使ってシンク周りの水分をしっかりと拭き取ることが大切。もちろん、先ほどご紹介した古新聞を使ってもOKですよ♪
できれば、食器用洗剤を使った拭き掃除から水分の拭き取りまでを、1日の終わりのルーティンにできるとよいですね!
日頃の掃除が難しいときは業者におまかせ
日頃のこまめな掃除が大切だとわかっていても、忙しい毎日の中でつい掃除を後回しにしてしまうこともありますよね。
そんなときはハウスクリーニングのプロに依頼して、自分の代わりにお掃除してもらうのもひとつの手。溜まったシンク汚れを「とにかく一度リセットしたい!」というときや、「掃除したいけど漂白剤の扱いがちょっと不安」というときにもおすすめです。
ピカピカのシンクで気分も晴れやか♪
キッチンの中でも占める面積の広いシンク周り。毎日使うからこそ、溜まった汚れが目につきやすい場所でもあります。
ステンレスシンクでとくに気になる白いモヤモヤの正体は、主に『水垢』と『石鹸カス』でした。アルカリ性の水垢には酸性のクエン酸を、酸性の石鹸カスにはアルカリ性の重曹を使うと効率的にキレイにできますよ。
掃除の際は、アクリルたわしや古新聞、古歯ブラシなどの道具を使うと、よりスムーズかつラクに済ませられるのでおすすめです。
ピカピカのキッチンシンクをキープできれば、洗い物や料理など日々の台所仕事のモチベーションもアップ! こまめなお手入れを欠かさず、気持ちのいい空間で暮らしましょう。
※製品によって、お手入れのしかたは異なりますため、必ず製品の取扱説明書に従って作業を行ってください。
※お掃除の際には、ゴム手袋をつけて、しっかりと換気を行い作業をしてください。
- 42253
- 202
-
いいね
-
クリップ
あなたにおすすめ
関連キーワード
関連アイデア
-
【ピカピカ】水回り掃除!簡単掃除テク徹底紹介。LIMIA インテリア部
-
【保存版】キッチン周りのお掃除ガイド|場所別簡単テクニックと便利グッズLIMIA インテリア部
-
【簡単】オーブントースターの掃除方法|100均アイテムでピカピカに!LIMIA 暮らしのお役立ち情報部
-
簡単ピカピカ!冷蔵庫の掃除方法|カビやニオイに効果的な洗剤の選び方や外側のお手入れ術も紹介LIMIA 暮らしのお役立ち情報部
-
簡単ガスコンロの掃除方法!こびりつきや焦げも重曹&グッズで楽に除去LIMIA 暮らしのお役立ち情報部
-
IHコンロの正しい掃除方法とは?基本から焦げ付き落しまで紹介LIMIA 暮らしのお役立ち情報部
-
【コツ満載】大掃除は計画と順番が命!便利な100均掃除グッズも紹介LIMIA 暮らしのお役立ち情報部
-
【保存版】重曹が便利すぎる!使い方や掃除方法を解説|キッチンやお風呂場をピカピカにLIMIA 暮らしのお役立ち情報部
-
【実践】簡単!電気ケトルの掃除方法|クエン酸と重曹で汚れと臭いがサッと落ちるLIMIA 暮らしのお役立ち情報部
-
クエン酸でトイレをピカピカに!トイレ掃除方法を簡単解説LIMIA 暮らしのお役立ち情報部
-
排水口のつまりを解消【台所・洗面所・洗濯機】場所別お掃除術LIMIA 暮らしのお役立ち情報部
-
トイレ掃除のコツを徹底解説!便座裏の汚れの原因・掃除方法などLIMIA 暮らしのお役立ち情報部
-
お風呂の床をピカピカにお掃除!黒ずみ・水垢・皮脂汚れもこれで解決!LIMIA 暮らしのお役立ち情報部