イタチの駆除は自分でできる？被害例や予防対策も紹介

駆除の前に知っておきたいイタチによる主な被害

イタチは運動能力が高く、わずかな隙間からも天井裏や床下に入り込み、家屋や物置に住み着く場合があるほか、エサを求めて畑周辺に寄り付くことも。ここでは、イタチによる主な被害をご紹介します。

悪臭や衛生上の被害

イタチは同じ場所で糞尿を続ける「ため糞」の習性があり、家に住み着くと非常に不衛生です。

さらに「マダニ」や「ノミ」などといった寄生虫を保有している場合もあります。これらの寄生虫は人間にも感染する可能性があるため（※）、イタチを見つけた場合は素手で触らないように注意しましょう。

※参考：イタチについて（枚方市）

農作物を荒らされる

イタチは雑食でネズミをはじめとする小動物を補食するほか、果物をはじめとする農作物も好んで食べてしまいます。

農作物を荒らすイタチをはじめとした中獣による被害額は年々増加しており、イタチの被害に悩まされている農家の方も多くいます。

イタチを許可なく駆除するのはNG

イタチを駆除する場合は、上記の点で注意が必要です。

必要な資格や許可を得ずに退治・捕獲することは法律で禁止されています。自力で対処する場合は忌避剤などで追い出すようにし、再発予防に努めましょう。

また、イタチは感染症の危険もあるため、むやみに近づいたり直接的に接触するのは避けましょう。

自分でできるイタチの予防対策

必要な資格や許可を得ずにイタチを退治・捕獲すると罰則を受ける可能性があるため、自力で対処する際は忌避剤の利用がおすすめです。ここでは、イタチ対策におすすめの方法をご紹介します。

木酢液を使う

木酢液とは石炭や竹炭を作る過程でうまれた煙の成分を液体にしたもので、強いにおいが特徴的。嗅覚が発達したイタチは、このにおいを嫌って避ける傾向があります。

犬や猫などのペットにも同様の効果を及ぼす恐れがあります。ペットを飼っている方は、イタチ退治のプロである駆除業者へ依頼することをおすすめします。

忌避剤を使う

イタチ向けの市販の忌避剤も追い出すのには有効です。

屋外であればまいておく固形タイプ、屋根裏などに住みついてしまった場合は燻煙タイプなど、状況に応じて適したものを選ぶといいでしょう。

侵入経路を塞ぐ

家の中に住みついてしまったイタチの追い出しに成功したら、再び侵入してこないように予防することも大切です。

3cm四方ほどのわずかな隙間でも侵入してきてしまうと言われているので、家の外周に隙間がある場合はしっかり塞いでおきましょう。

行政はイタチの駆除をしてくれる？

市役所などの行政機関が駆除することは基本的にはありませんが、駆除方法の相談に乗ってくれたり駆除業者を紹介してくれる場合があります。

また、必要な資格を持っていて、自分で駆除したい場合の捕獲許可は、市区町村の役所へ申請する必要があります。

イタチの駆除は害獣駆除110番に相談してみよう！

資格や許可を得ておらず、すぐにイタチを駆除したいという場合は専門業者に直接相談してみましょう。

「害獣駆除110番」は14,300円（税込）から依頼でき、事前の見積もりは無料です。害獣駆除のプロがスピーディーに対応してくれます。

電話・メールでの相談は24時間365日受付中のため、イタチの駆除に困ったら、まずは気軽に事前見積もりの相談をしてみましょう。

※対応エリア・加盟店により記載の価格で対応できない場合があります。

イタチを見つけたら早めに駆除しよう

イタチの被害例や、駆除する前に知っておきたいポイント、自力でできる対策方法についてご紹介しました。イタチは許可を得ないと駆除することは法律で禁止されています。発見した場合は専門業者への依頼がおすすめです。ぜひこの記事を参考にして、正しく対処してみてください。

※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果（2023年3月）に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。