物置を処分する適切な方法3つ!費用と解体できるかで考えよう

使わない物置や古くなった物置の処分方法に困っていませんか?物置の処分は、自分で解体できるかがポイントです。長年使わず放置すると倒壊のリスクもあるため、この機会に正しい物置の処分方法を知っておきましょう!

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物置の処分は「自分で解体できるか」がポイント

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スチール製の物置の処分方法は、自分で解体するかしないかで変わります。ご自身で解体できれば、自治体の粗大ごみで回収ができます。ですが、解体に不安がある方は専門の業者に依頼をお願いしましょう。

処分方法は3通り

提供:LIMIA編集部
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スチール物置の処分方法は、次の3つになります。
(1)粗大ごみで処分
(2)専門業者に依頼し処分
(3)売る・譲る

まず、物置が解体ができるかで考えてみましょう。解体できれば粗大ごみでも回収可能で、費用をあまりかけずに処分できます。ただし、お住いの自治体によっては金属を回収できない場合があるため、事前に確認しておくのがよいでしょう。

そういったことも含め、専門業者に依頼することで、さまざまな手間をかけずに処分することが可能です。解体が難しい、できるだけ早く処分をしたいなどとお思いの方は業者に依頼を検討しましょう。

また、物置として正常に使用できる場合は、売る・譲るといった処分方法もあります。

物置を自分で解体して粗大ごみ

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ご自身で解体し、粗大ごみに出す処分方法を詳しく紹介します。自治体によっては、粗大ごみで金属の回収をおこなっていないこともあるので、確認しておくようにします。

また、ご自身で物置を解体できるか下記をチェックしてみましょう。1つでも当てはまる場合は、物置の処分を専門業者に依頼がおすすめです。

●スチール製以外の物置
●劣化が激しい物置
●アスベストを使用している可能性がある物置

粗大ゴミの出し方

自治体の粗大ごみで物置が回収できることを確認したら、解体をおこないます。

使用する道具は10mmのスパナやレンチで、ボルトを外していきます。ケガ防止のため軍手を着用して作業をしましょう。

解体はまず、物置の中の棚を全て外します。その後、屋根部分→壁→床の順で解体をおこないます。大きさや劣化の度合によっては、複数人で作業をおこなうようにしましょう。

解体が終わったら、粗大ごみの予定回収日に出すだけになります。自治体の粗大ごみ受付センターに問い合わせて、申し込みをします。

処分費用の目安

物置の大きさや自治体により費用は変動しますが、大体1,000~3,000円程度で回収をおこなってくれます。下記は東京都千代田区の粗大ごみ費用になります。

物置のサイズ

費用目安

高さ×幅の合計が135cm以下

300円

高さ×幅の合計が180cm以下

600円

高さ×幅の合計が270cm以下

900円

高さ×幅の合計が360cm未満

1600円

高さ×幅の合計が360cm以上

2200円

※:東京都千代田区の粗大ごみ料金です。

物置を不用品回収業者へ処分依頼

「解体が困難」「早く物置を処分したい」など、さまざまな手間をかけたくないときは業者に依頼するのがおすすめです。

粗大ごみに出すより費用がかかってしまうデメリットはありますが、解体に苦労をかけずに済み、解体した物置をすぐ回収してもらえます。

不用品回収業者への依頼の仕方

物置の解体から依頼する場合は、解体をおこなえない業者もあるため事前に確認しておきます。

また、費用を抑えるためにも、物置の中身は出しておきましょう。中身も回収してもらいたい場合は、そういったことにも対応してくれる業者を選ぶようにします。

2階にある物置の場合は別途追加費用がかかったり、作業車の駐車費用などもかかる場合があるため、不明な点があったら確認するようにしましょう。

処分費用の目安

業者に依頼すると費用はかかりますが、解体から回収までおこなってくれるためさまざまな手間を考えなくて済みます。

物置のサイズ

費用目安(※)

3辺の合計が400cmまで

5,000~15,000円/個

3辺の合計が401~500cmまで

15,000~20,000円/個

3辺の合計が501~600cmまで

20,000~30,000円/個

3辺の合計が601~700cmまで

23,000~35,000円/個

※:いくつかの物置回収サービスの料金目安をLIMIA編集部が調べてみました(2023年3月時点)

ホームセンターで物置の処分を行っている場合も

物置の撤去サービスを行っているホームセンターもあります。不用品回収業者のなかには悪質な業者もいるため、普段から馴染みのあるホームセンターに依頼するのは安心できますよね。

物置撤去費用は物置の大きさや店舗によって異なりますので、まずは撤去サービスの有無、見積もりなどお近くのホームセンターに問い合わせてみましょう。

▼ 各ホームセンターの情報はこちらをご参照ください
・カインズ
・コーナン
・ビバホーム長浦店
・コメリ

物置を捨てずに売る・譲る

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もし処分する物置がまだ物置として「正常に機能する」「状態がいい」「有名なメーカー」ならば、解体して処分するのではなく売ったり、譲ることも可能な場合があります。

売る・譲る方法

定価で物置を購入すると高額になりやすいため、中古品を検討する人もいます。そのため、物置を解体して処分する前に、売る・譲る方法を考えてみるのもいいでしょう。

売る・譲るのメリットは無料で処分できるか、うまく売却が成立すれば収入を得られる可能性があることです。

売る場合は、物置の買取を行っているリサイクルショップ・買取専門店に問い合わせてみます。「おいくら?」では、全国のそういったお店を検索することができます。

譲る場合は、「ジモティー」などを活用してみましょう。ただし、個人間でのやり取りとなるため、トラブルにならないためにも、搬出方法や運搬費用などを考える必要があります。

こんな物置は売れやすい

売れる・譲れる物置とは、どんな物置なのか下記をチェックしてみましょう。

  • 有名なメーカー、元の値が高く良質な物置
  • 物置として正常に機能する
  • キレイで状態がいい

● 有名なメーカー、元の値が高く良質な物置

イナバ、タクボ、ヨドの有名なメーカーの物置や、人気のある物置は需要があります。また、断熱物置など元値が高価で良質な物置も売れやすい傾向にあります。

● 物置として正常に機能する

劣化が激しく扉の開閉がスムーズではない、鍵がないなど、物置として正常に使用できない場合は、売るのが難しくなります。物置として使えることが大前提となります。

● キレイで状態がいい

状態がいいかも大切です。外観がサビだらけだったり、設置してから20年以上経過しているなど、見た目にも腐食が酷い場合、買い手が付きにくいため売るのも難しいでしょう。

売れない物置とは

売却できるかどうかは物置の状態によるため、売れない物置のポイントをおさえるのも肝心です。

まず、物置には耐用年数があるため、購入してから10~15年以上経過していると売れる可能性が低くなります。メンテナンス不足などにより劣化の酷い物置は、年数が経っていなくても売るのが難しい場合があります。

また、物置として使用できないと売却は難航します。鍵の有無も関係してきますので、鍵の保管には十分気を付けましょう。

先ほどあげた有名なメーカーの物置「イナバ」「タクボ」「ヨド」は売れる傾向ですが、一方で知名度のないメーカーの物置はなかなか買い手がつきません

こんな物置は専門業者に依頼がおすすめ

物置の処分を専門業者に任せたほうがスムーズで安全な場合があるため、次の4つをチェックしましょう。

【1】物置の解体が難しい

解体するには、ある程度の力が必要になります。女性やご年配の方など、解体が難しいと感じた場合は、無理せず業者に依頼しましょう。

劣化が激しい物置は倒壊の恐れもあるため、こういった場合にも業者へ依頼するのがおすすめです。

【2】物置の中の物も処分したい

物置の中の物まで処分を考えていたら不用品回収業者に依頼すると、物置と中身まで回収してもらえ、一度で済むのでおすすめです。キャンプ用品やスポーツ用品など、もしかしたら買取になるものもあるかもしれません。

ただし、一般ごみや生ごみ、ブロックや土、産業廃棄物など、回収できないものもあるため、引き取ってもらえるか事前に確認しておくのが賢明です。

【3】新しく物置を買い替える

物置を買い替える場合は、購入する店舗で解体回収をおこなってくれる可能性もあるため、購入店に問い合わせてみるのもいいでしょう。

【4】物置を早く処分したい

粗大ごみの回収予定日まで待てないなど、処分をお急ぎの方は業者に依頼しましょう。解体回収作業で1~2時間ほどで終わるため、スムーズに物置を処分できます。

使わない物置を放置すると

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物置の処分を考えると面倒だと思い、長年そのままにしてしまいがちですが、物置の耐用年数はスチール製で約15年ほどといわれています。

そのため、長年放置すると腐食が進み、災害が起きた際などに倒壊して、周囲に被害を及ぼす可能性があります。また、閉め切ったままで通気性が悪いとカビが発生したり、害虫や小動物の住み家になることもあります。

トラブルを防ぐためにも、物置は放置をせず、処分などを検討しましょう。

物置の処分に困ったら業者に依頼しよう

出典:くらしのマーケット

物置を処分したいという人は、「くらしのマーケット」の利用がおすすめです。

物置の処分から害虫駆除、水回りのトラブルまで、暮らしにまつわるサービスを掲載しており、さまざまな事業者の中から、口コミや料金で比較して気になったところを選ぶことができます。実際に利用したユーザーの声を参考にしながら比較できるため、安心して事業者に依頼することができるのがポイントです。

また、登録している事業者は全国にいるため、サービス毎の対応エリアが広いのも魅力の一つ。

物置の処分にお困りの人は、この機会に一度試してみてはいかがでしょうか。

物置の処分に関するQ&A

Q1. 物置の解体に必要な工具は?

A. 10mmのスパナまたはレンチがあれば解体ができます。

スチール製の物置は10mmのスパナまたはレンチで、ボルトを外して解体します。劣化してサビついている場合は、バールなども用意するといいでしょう。また、物置の大きさにより脚立も準備してください。作業をするときはケガ防止のため、軍手は必ず着用しましょう。

Q2.物置の設置に登記は必要?

A. ブロックの上にのっているだけで、定着していない物置は登記の必要はありません。

不動産登記法により登記をしなければならない建物の要件は、用途性・定着性・外気分断性を満たした場合となります。しかし、大きさは関係なく、この要件を満たしていれば小さい物置でも登記の対象となります。そのため、ブロックの上にのっているだけで定着性のない物置は、登記の必要はありません。

処分に関するその他の記事はこちら

※記事内の情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年3月)に基づいたものです。
※画像の一部はイメージです。

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