ゴキブリ対策にハーブが効果的って本当?観葉植物やスパイスにもなるおすすめハーブ9選と使い方を解説
ゴキブリ対策ができるハーブを紹介! とくに効果の期待できるハーブを厳選し、おすすめの使い方も解説していきます。「ゴキブリ対策がしたいけど、できるだけ薬剤を使いたくない」「せっかくなら楽しくゴキブリ対策がしたい!」という方はぜひ参考にしてみてください。※ ゴキブリの写真は出てきません
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ゴキブリ対策にハーブが効果的って本当?
ハーブは自身を害虫や雑菌から守るために、刺激性のある香り成分を出しています。
ゴキブリは、その刺激的で清涼感のある匂いが苦手なので、家のまわりや家の中にハーブを置くことによって寄せ付けにくくすることが可能です。
お子様やペットなどがいて薬剤をあまり使いたくない方や、ハーブの栽培を楽しみたい方におすすめのゴキブリ対策方法だといえます。
しかし、ハーブには駆除・殺虫ほどの効果はないため、すでにゴキブリが繁殖している場合にはあまり効果は期待できません。あくまで、ゴキブリに不快感を与えて、生息させにくくする機能までしか果たさないことを念頭においておきましょう。
ゴキブリ対策ができるハーブおすすめ9選
ここでは、ゴキブリがとくに嫌うとされるハーブを、おすすめの使い方とあわせてご紹介! また、ハーブの中には、逆にゴキブリが好んで寄ってきてしまう種類もあるため注意が必要です。
これからハーブでゴキブリ対策をしようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
【1】ミント・ハッカ
ミントは、ゴキブリだけでなく他の害虫・害獣予防にも効果のあるハーブ。ガーデニングを楽しみたい方は、窓際や玄関先など、ゴキブリの侵入口になりやすい場所で栽培してみましょう。ミントは繁殖力が強いので、こまめにお世話をしたり、室内で栽培するのがおすすめです。
また、ミントのアロマを炊いたり、ハッカ油でスプレーを作ったりして活用することもできます。このとき、精油は天然100%のものでないと効果が落ちてしまうため、オイルを買うときはしっかりチェックするようにしましょう。こちらも、窓際や玄関先などで使用するのがおすすめです。
【2】アロマティカス
アロマティカスは、多肉植物としても取り扱われているハーブです。ミントに近い清涼感のある香りなので、ゴキブリや害虫予防にぴったり。
モコモコとしたかわいらしい見た目が特徴で観葉植物に適しているため、窓際やベランダでガーデニングするのがおすすめです。
【3】タイム
タイムは、抗菌効果があるといわれる「チモール」や「オイゲノール」という成分が配合されているハーブです。料理にも使えるハーブであるため、苗を購入してキッチンで栽培するのにぴったり!
また、香りの高さも魅力のポイントなので、精油100%のアロマオイルを購入して、ディフューザーで香りを漂わせるのもおすすめの使い方です。
【4】レモングラス
レモングラスは、ハーブの中でも柑橘系の香りが強い種類です。抗菌効果があるだけでなく、昆虫きひ作用のある香り成分を放つため、ゴキブリをはじめとするさまざまな害虫を寄り付きにくくします。
レモングラスのアロマは香りが濃厚であるため、人が集まるリビングよりも、玄関先などで使うのがおすすめです。
また、無水エタノールや精製水と一緒に薄めてスプレーにするのも◎。キッチンや洗面台まわりの掃除に使ったり、窓際に吹きかけたりして活用してみてください。
【5】セロリ
セロリは、食品としても知られる身近な植物。ゴキブリは、セロリの葉の部分から漂う独特な匂いが苦手です。
セロリは温度や湿度に敏感で、肥料も多く必要とする植物なので、庭でガーデニングをするより、鉢に入れた状態で、ゴキブリの出やすいベランダやキッチンで栽培するのがおすすめだといえます。
【6】クローブ
クローブは、料理に使用される乾燥スパイスです。「オイゲノール」という抗菌成分が含まれており、ゴキブリなどの小さい生物にとっては毒となる植物です。
乾燥したクローブのつぼみか粉末を、不織布やティーパックに入れてゴキブリのいそうな場所に設置するのがおすすめです。シンクや洗面台の下の排水管まわりや、冷蔵庫やテレビの隙間に忍ばせましょう。
【7】クミン
クミンは、スパイシーで刺激的な香りを放つ乾燥スパイス。クミンに含まれる「クミンアルデビド」は、ゴキブリや蚊をはじめとする多くの虫が苦手とする匂いです。
クミンシードや、クミンの粉末を不織布やティーパックに入れて、ゴキブリの侵入口となる排水管やキッチンまわりなどにおくのがおすすめです。
また、レモンやキャラウェイなどの天然アロマとブレンドして、香りを調整しながら使うのも◎。ガーゼに沁み込ませて、玄関や窓際に設置し香りを楽しむのもおすすめです。
【8】ローズマリー
ローズマリーには、ローズマリーネールという成分が含まれており、これがゴキブリの嗅覚を刺激するとされています。爽やかな緑の香りは、肉や魚に匂い付けをする香草として親しみ深いですが、ゴキブリにとっては異臭と判断されるため、対策にはぴったり!
家庭菜園として栽培するのもおすすめですし、精油を使用してアロマとして使うのもゴキブリ対策に◎。ゴキブリが湧きやすいキッチンなどでの栽培が良いでしょう。
【9】セージ
セージは独特な香りが印象的なハーブで、この強力な香りがゴキブリに対する忌避効果を発揮してくれます。ドライハーブにして玄関や部屋に吊るしておくのもおすすめですし、精油を希釈してスプレーにして使うのも良いでしょう。
セージはとても香りが強いので、匂いが苦手な場合はゴキブリが侵入しやすい箇所にピンポイントでスプレー使いするのが良いでしょう。
ゴキブリ対策に向かないハーブに注意!
ゴキブリ対策にはハーブが効果的ですが、なかにはかえってゴキブリを寄せ付けてしまうものもあります。ここでは、ゴキブリ対策には向かない代表的なハーブをご紹介。キッチンに常備しているご家庭も少なくない一般的なハーブなので、日常での取り扱いに注意してみてください。
バニラビーンズ
ハーブの中でも、バニラビーンズのような甘い香りがするものは、逆にゴキブリが寄ってきてしまうため注意が必要です。キッチンで保管する際も、香りが外に漏れない容器を活用するようにしましょう。
アニス
乾燥スパイスであるアニスも、すっきりとした中に甘さを感じる香りを持っています。キッチンに置いている場合は、ゴキブリが寄り付かないようにしっかり密封したうえで保管するようにしましょう。
ゴキブリ対策にハーブを使うメリット・デメリット
ここでは、ゴキブリ対策にハーブを使う上でのメリットとデメリットを解説。天然素材で安価に手に入るハーブですが、反対に手間がかかるケースもあるので、事前にしっかりチェックしておきましょう。
【メリット】観葉植物にしたりスパイスとして使える
- 観葉植物やスパイスとして日常使いできる
- 人体やペット、環境に優しい
- コストをかけずに対策できる
- 手軽に入手できる
ゴキブリ対策にハーブを使うのは、上記のようなメリットがあります。ゴキブリに効果のあるハーブは食用であるものも多く、栽培しても料理に使えるなど無駄が出にくいのもうれしいポイント。
また、薬を使った対策とは違い天然素材なので、人体や環境にも優しいのもメリットといえるでしょう。
【デメリット】効果が持続しにくく限定的
- 効果が持続しにくい
- ゴキブリの駆除には効果がない
- 既に発生したゴキブリの対策はできない
- お子さんやペットがいる家庭には向かない
ゴキブリ対策にハーブを使う際は、上記のデメリットがあることも念頭に置いておきましょう。ハーブはあくまで忌避効果にとどまり、すでに湧いてしまったゴキブリの駆除はできません。また、殺虫剤よりも効果が持続しづらい場合があり、こまめな交換が必要で手間がかかるケースもあります。
また、ハーブの種類によってはペットに悪影響をおよぼしたり、精油は赤ちゃんのいるお家では使用しないほうがいいとされているなど、家庭環境によってはハーブの使用自体を避けたほうがいいこともあります。
ゴキブリ対策ができるハーブの効果的な使い方・注意点
- ハーブを栽培する
- 天然精油をアロマとして使う
- ドライハーブやスパイスで匂い袋を作る
【1】ハーブを栽培する
ハーブを観賞用や、食用としても楽しみたい方は、キッチンやベランダで栽培してみてください。
室内で育てる場合は、ゴキブリの侵入口となる玄関や窓、キッチンに置くのがおすすめです。また、屋外で育てる場合は、エアコンの室外機の近くや、ゴミ置き場などのゴキブリが住み着きやすい場所を目安に栽培するとより効果的です。
ただし、ハーブの種類によっては繁殖力が非常に高く、栽培をコントロールしにくいものもあります。地植えをすると多方面に広がって手入れが大変になってしまうので、ハーブを栽培する際は鉢植えで行うのがおすすめです。
【2】天然精油をアロマとして使う
ハーブの香りを楽しみながらゴキブリを対策したいという方は、アロマオイルを活用するのがおすすめです。
精油をガーゼに沁み込ませてゴキブリがいそうな場所に置いておいたり、アロマディフューザーで香りを漂わせたりすると効果的に活用できます。
【3】ドライハーブやスパイスで匂い袋を作る
排水管のまわりや、普段掃除が行き届かない家具の隙間など、ポイントごとにゴキブリ対策をしたいという方は乾燥したハーブや、スパイスを活用するのがおすすめです。
不織布やティーパックなどに入れるだけでゴキブリ対策アイテムが完成するため、手軽にはじめることが可能。まずは手間暇をかけず、気軽に試してみたいという方におすすめの使い方です。
ハーブを使う際の注意点
- オイルは天然100%のものを使う
- 妊娠中の方や赤ちゃん、ペットとの相性が悪い場合がある
- すでに繁殖している可能性がある場合は効果が低い
オイルを活用する際は、天然のものでないと効果が発揮されないので、購入時は「精油100%」と記載があるものを選ぶようにしましょう。
また、ハーブは基本的に香りが強いため、妊娠中の方や小さいお子様、ペットに適さない場合があります。使用するときは事前に注意事項を確認したり、心配な場合は少しずつ使用するようにしましょう。
そして、ハーブはゴキブリを予防するためのアイテムなので、駆除や退治をすることはできません。すでに繁殖している可能性が高いという場合は、薬剤を使うか駆除業者に依頼するようにしましょう。
ハーブ以外に日頃からできるゴキブリ対策
- 生ゴミの扱いに注意
- キッチン周りの油汚れや食材のカスを放置しない
- 段ボールはこまめに捨てる
- 湿度に注意
ハーブによる対策と同時に、日常でできる初歩的なゴキブリ対策もきちんと行っておきましょう。ゴキブリを発生させないためには、家の内外を清潔である程度乾燥した状態に保つことが大切です。
暗くて湿った場所を好むゴキブリにとって、キッチン周りや玄関下などは格好のスポット。薄暗くジメッとしがちな場所は定期的に掃除をして風を通したり、ゴキブリのエサとなる生ごみや食材カスはきれいに掃除しましょう。
そして意外にもゴキブリの発生源となりやすいのが「段ボール」。なにかと重宝するためストックしているお家も多いかもしれませんが、湿気を吸収した段ボールの隙間はゴキブリの好む条件がそろっており、格好の繁殖場所。段ボールは家に溜めず、こまめに処分するのが良いでしょう。
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ゴキブリ対策に使えるハーブに関するQ&A
Q1. ゴキブリが嫌いな匂いって?
A.柑橘類やスパイス・ハーブの爽やかな香り
ゴキブリは、柑橘系の香りやスパイスやハーブが持つ爽やかで刺激的な香りを嫌う傾向にあります。これはハーブに含まれる成分に起因し、ゴキブリの感覚器官を刺激して忌避効果を発揮します。
Q2. ゴキブリよけにハーブを育てるのは効果がある?
A.香り高いハーブであれば忌避効果を期待できる
ゴキブリ対策には、ハーブを自宅で育てることでも効果を期待できます。その場合、ゴキブリが嫌う匂いが強いハーブを厳選して栽培するとよいでしょう。
ただし、繁殖力が高く手入れが困難になったり、香りが強すぎて気分が悪くなったりする場合もあるため注意しましょう。
Q3. ゴキブリ対策のハーブはどこに使う?
A.ゴキブリが発生しやすい玄関やキッチン
ゴキブリ対策のハーブは、玄関付近や水場の排水溝近くに配置するのがおすすめ。暗くて湿り気のある、ゴキブリが好む場所を重点的にチェックしましょう。
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