ホットカーペットの掃除方法!洗えない場合のお手入れや使い始めにやること

この記事ではホットカーペットの掃除方法をご紹介! 水で洗えないホットカーペットを掃除する方法や、タンスから出すとき使い始めにすべき掃除方法まで、まとめて紹介していきます。ホットカーペットを清潔に使いたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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ホットカーペットの掃除をする前に

通電したままのホットカーペットを掃除をすると、予期せぬ発火を引き起こす恐れがあります。

そのため、ホットカーペットを掃除するときは、あらかじめ電源をオフにしてから、コンセントを抜いておくようにしましょう。

ホットカーペットは天日干しできない!

ホットカーペットを天日干しすると、電源部分や内部電線を痛めてしまいます。

カラッと干したい場合は、直射日光が当たらない風通しのいい場所で陰干しするようにしましょう。

《基本》ホットカーペットの掃除方法

まずは、日頃からできる簡単な掃除方法を紹介していきます。

基本的な掃除でも、ポイントをおさえて行うことで、より効率的にきれいにすることができるので、この機会にあらためてチェックしてみてください! 

日頃からできる簡単な掃除方法

▼使うもの

  • 掃除機
  • コロコロクリーナー

▼掃除の手順

  • ホットカーペット全体にゆっくり掃除機をかける
  • 取り切れなかったゴミはコロコロクリーナーで取る
LIMIA編集部
日々行う掃除では、掃除機をゆっくりかけて、ホットカーペットの表面のほこり・ゴミと、内部に潜むダニを取り除くようにしましょう。

スチームクリーナーによる掃除や水拭きは行わなくてOK! むしろ、湿気が溜まるような掃除をしょっちゅう行うと、カビやダニの繁殖のもととなってしまうので、避けるべきといえます。

ホットカーペットに「ダニ退治機能」が付いている場合は週に1~2回ほど活用すると、より清潔に使い続けることができるでしょう。

定期的にすべきダニを退治するための掃除方法

▼使うもの

  • 掃除機
  • スチームアイロン
  • 薄手のタオル

▼掃除の手順

  1. 1.掃除機でホットカーペット全体のほこりを吸い取る
  2. 2.薄手のタオルを濡らして固く絞る
  3. 3.濡らしたタオルをホットカーペットに拡げて敷き、その上からスチームアイロンをかける
  4. 4.3を全体的に行う
  5. 5.終わったらしっかり乾燥するまで3~5時間陰干しして完了
LIMIA編集部
ホットカーペットは、水洗いや天日干しNG

ダニをしっかり退治するためには、スチームアイロンで熱を与えて、日陰できちんと乾燥させるのがベストです。スチームクリーナーがある場合は、アイロンの代わりに使うのも◎! 

また陰干しの時間が必要なので、日が暮れないよう、午前中から取り掛かるのがおすすめです。

電源部分・ケーブルの掃除方法

電源部分やケーブルは、意外とほこりが溜まりやすい部分

乾いた柔らかい布で、こまめにほこりを拭き取っておきましょう。

電源部分や、コンセントの差込口付近に、ほこりやチリが溜まったまま使い続けると、思いがけない発火の原因となってしまうため、日頃からきれいにしておくのが吉となります。

《汚れ・臭い》ホットカーペットの掃除方法

次は、汚れや臭いが気になる場合に行う掃除方法を紹介していきます。

ホットカーペットに限らず、汚れや臭いは放置するほど、しつこくなってしまったり、落ちにくくなってしまうため注意が必要。

気になったときは、できるだけ早めに対処するように心がけましょう。

シミなどの部分汚れの掃除方法

▼使うもの

  • ティッシュ
  • シミ抜き用の布
  • 薄めた中性洗剤
  • ぬるま湯
  • 水拭き用の雑巾
  • 掃除機(汚れがしつこい場合)

▼掃除の手順

  1. 1.表面についた汚れをティッシュで拭き取る
  2. 2.シミになっている部分に、薄めた中性洗剤をしみ込ませた布をやさしく押し当てる
  3. 3.汚れが取れるまでポンポンと軽く叩く
  4. 4.ときどき、布の乾いている部分を押し当てて水気を取る
  5. 5.【汚れがしつこい場合】シミの上に布を敷き、そのうえから掃除機で5秒ほど吸い上げる
  6. 6.仕上げに水拭きをして、しっかり乾燥させて完了
LIMIA編集部
食べこぼしやのみこぼしなどは、その場ですぐに処置するのが吉となります。

時間がたってしぶとくなってしまった汚れは、スチームアイロンやスチームクリーナーを使って湿気を与え、柔らかくほぐしてからだと落としやすくなります。

臭いが気になるときの掃除方法

▼使うもの

  • 掃除機
  • 重曹
  • 消毒用アルコール
  • 布製品用の除菌スプレー

▼掃除の手順

  1. 1.子供やペットがいる場合は別室に移動させる
  2. 2.掃除機で全体のほこりを取り除く
  3. 3.重曹をホットカーペット全体に振りかけ、30分~1時間放置する
  4. 4.重曹が残らないように掃除機でしっかり吸い上げる
  5. 5.消毒用アルコールで電源部分やケーブルについた皮脂汚れを拭き取る
  6. 6.布製品用の除菌スプレーをホットカーペット全体に吹きかける
  7. 7.30分ほど放置してしっかり乾かしたら完了
LIMIA編集部
重曹は臭いを吸着する力があるので、撒いておくだけで消臭してくれるうれしいアイテム。水洗いできないホットカーペットにも重宝します。

ホットカーペットの嫌な臭いの原因は、汗や皮脂などの「油性汚れ」が主となっています。油性汚れは消毒用アルコールで除去できるので、ぜひ活用してみてください。

全体的に汚いと感じるときの掃除方法

▼使うもの

  • 掃除機
  • バケツ
  • 中性洗剤
  • ぬるま湯
  • 雑巾 3枚

▼掃除の手順

  1. 1.表面の汚れを掃除機でじっくり吸い上げる
  2. 2.バケツの中に中性洗剤を薄めたぬるま湯をつくる
  3. 3.2をしみ込ませた雑巾を固く絞る
  4. 4.3の雑巾でホットカーペット全体をしっかり拭きあげる
  5. 5.水拭き用の雑巾を固く絞り、全体を水拭きする
  6. 6.乾拭き用の雑巾で全体を乾拭きする
  7. 7.3時間ほど陰干ししてしっかり乾いたら完了
LIMIA編集部
ほとんどのホットカーペットは水洗いすることができないため、全体的な汚れが気になる場合は、中性洗剤を薄めたぬるま湯で拭き取る形になります。

拭き取りのあとは、ホットカーペットの内部に湿気が残らないよう、乾拭きと陰干しでしっかり乾燥させるところがポイントです。

丸洗いできるタイプのカーペットは、商品パッケージや取扱説明書をしっかり確認しながら行うようにしましょう。

ホットカーペットを出すときにやること

  1. 1.出したらすぐに掃除機でダニ取り
  2. 2.3~5時間ほど通電させてしっかり乾燥させる

出したらすぐに掃除機でダニ取り

しまっていたホットカーペットには、ダニが溜まっている可能性があるため、出したらまずしっかり掃除機をかけるようにしましょう。

ダニ退治モードが付いている場合は、あわせて活用するとより衛生的に使い始めることができます。

3~5時間ほど通電させてしっかり乾燥させる

また、しまっていたホットカーペットには湿気も溜まっているため、使い始める前に3~5時間ほど通電させて湿気を逃がすことも大切です。

よりカラッと乾燥させたい場合は、通電後に一度陰干しをするのもおすすめです。

LIMIA編集部
この2つの工程は、ホットカーペットの天敵となるダニや湿気を取り除くことできる方法なので、出すときだけでなく、しまう際にも行うのがおすすめです。

ちなみに、ホットカーペットの収納の際は、防虫剤と一緒にしまうと電源部分が損傷したり、予期せぬ発火の原因になる可能性があるため避けるようにしてください。

お手入れが難しいホットカーペットは業者に依頼

自力でホットカーペットを掃除するのが難しい場合や、定期的に本格クリーニングをしたいという方は、プロの業者に依頼するのがおすすめです。

ホットカーペットのクリーニングは「くらしのマーケット」に相談

出典:くらしのマーケット

ホットカーペットの処分を業者に依頼したいという人は、「くらしのマーケット」の利用がおすすめです。

不用品の処分から害虫駆除、水回りのトラブルまで、暮らしにまつわるサービスを掲載しており、さまざまな事業者の中から、口コミや料金で比較して気になったところを選ぶことができます。実際に利用したユーザーの声を参考にしながら比較できるため、安心して事業者に依頼することができるのがポイントです。

また、登録している事業者は全国にいるため、サービス毎の対応エリアが広いのも魅力の一つ。気になる方はぜひチェックしてみてください!

ホットカーペットの掃除方法に関するQ&A

Q1. 洗えないホットカーペットの洗い方は?

A. 中性洗剤を希釈したぬるま湯を使って水拭きする方法を試してみてください。

ほとんどのホットカーペットは、基本的に水洗いすることができません。そのため、中性洗剤とぬるま湯を使って、水拭きするという掃除方法を取るのがおすすめです。

Q2. 丸洗いできるおすすめのホットカーペットはある?

A. 一部あります。

楽天やAmazonなどのECサイトでは、一部洗えるホットカーペットが取り扱われているので、ぜひチェックしてみてください。

Q3. ホットカーペットのダニ退治の方法は?

A. スチームアイロンや、「ダニ退治モード」を活用することで退治することができます。

日々の掃除では、こまめに掃除機をかけることでダニを予防することができますが、本格的に退治したい場合は、スチームアイロンやスチームクリーナーを使うのがおすすめです。

スチームを使って掃除をしたあとは、ホットカーペットの内側に湿気がこもっているので、しっかり乾燥させるために3~5時間ほど陰干しするようにしましょう。

ホットカーペットに「ダニ退治モード」などの機能が付いている場合は、そちらを使うのもおすすめです。

Q4. ホットカーペットを敷きっぱなしにするとどうなる?

A. ダニやカビが繁殖しやすくなってしまいます。

ホットカーペットはあたたかく、人やペットの湿気を吸収しやすいアイテム。定期的に陰干しするのがベストですが、面倒な場合は、毎日半分ずつめくって数時間放置しておくだけでもOKです。

ホットカーペットに関する記事はこちら!

※ 記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年4月)に基づいたものです。
※ 一部の画像はイメージです。
※ アイコン画像出典:PIXTA

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