
エアコンのフィンを自分で掃除!100均のブラシや市販スプレーを使った簡単掃除方法を紹介!
エアコンのフィンの掃除方法をお届けします! 「エアコンの効きが悪い?冷えにくい温まりにくいカ?」その原因は、エアコンのフィンの汚れにあります。そこで今回は、エアコンのフィンの汚れの原因や自分でできる掃除方法など、気になる情報をまとめてご紹介します。
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エアコンの「フィン」ってどこ?

「フィン」とは、エアコンのフィルタ―の奥にある金属が縦に並んでいる網状の部品のことで、熱交換器とも呼ばれます。その名の通り、エアコン内に取り込んだ空気を冷やしたり暖めたりする「熱交換」を行うとても重要な部分になります。
網状になっているため、ホコリや汚れが隙間に蓄積しやすく、その蓄積した汚れのせいで風通しが悪くなり、熱交換が非効率になってしまいます。そうすると、エアコンの効きが悪くなったり電気代がかかってしまうので、エアコンのフィンの定期的な掃除が大切です。

エアコンのフィンの汚れの原因
- ホコリ
- カビ
- タバコの煙
エアコンのフィンは網状なので、汚れやホコリがたまりやすくなっています。汚れを長く放置しているとカビや雑菌が発生し悪臭の原因となる可能性も。そこで、主な汚れの原因を探っていきましょう。
【1】ホコリ
エアコンは、室内の空気を一度吸い込んでから吐き出すことで送風しているため、空気中に漂っているホコリや微粒子汚れがエアコン内に侵入し蓄積されてしまいます。
小さな子どもが室内で走り回ることのある家庭や、毛が抜けてしまうペットを飼っている家庭は、エアコン内にホコリがたまりやすくなる環境にあります。
【2】カビ
エアコンのフィンは、部屋から取り込んだ空気を冷やしたり温めたりしている「熱交換」をおこなう場所です。そのため、室温との温度差により結露が生まれ、カビが発生しやすい環境があります。
【3】タバコの煙
タバコの煙に含まれるヤニは、茶色い汚れの原因となります。またタバコの臭いの原因物質がエアコン内に染み付くと、悪臭が発生することもあります。そこで、定期的な掃除で汚れや臭いを予防しましょう。
また、エアコンの付近でタバコを吸わないようにするだけでも、簡単にタバコの汚れを軽減することができるので実践してみてください。
エアコンのフィンを自分で掃除してみよう!手順と注意点
ここでは、エアコンのフィンを自分で簡単に掃除する方法をご紹介します! フィンの横には電装部品があるのでここに水や洗剤がかからないように注意しながら、できる範囲のみ掃除するようにしましょう。
エアコンのフィンだけを掃除するのではなく、分徹底的にエアコンの内部を掃除したいときは、プロのクリーニング業者にお願いするのがおすすめです。
用意するもの
- フィン用スプレー
- ブラシ(歯ブラシでもOK)
- 掃除機
- 雑巾
- タオル(から拭き用)
フィンの掃除にはフィン用のスプレーか、アルカリ電解水などのアルカリ性の洗浄液がおすすめです。
そのほか、脚立や踏み台は、高い位置にあるエアコン掃除を安全に行うために用意しておきたいアイテム。そのほか、汚水をキャッチしてくれるゴミ袋や、コードやコンセントなどを保護する養生テープも必要です。

お掃除手順
- エアコンの電源を落とし養生などの下準備を行う
- フロントカバーを開け、フィルターを取り外し掃除する
- 露出したフィンにフィン用スプレーをかけて、ブラシで掃除する
- 電源を入れ送風運転をして、エアコンを乾燥させる
(1)エアコンの電源を落とし養生などの下準備を行う


はじめに、コンセントを抜いてエアコンの電源を切り、写真を参考にしてエアコンの下にゴミ袋をセットします。
さらに、洗剤や汚水が飛び落ちそうなところには新聞紙を敷き、コンセントやコードなどに養生をして下準備をします。
(2)フロントカバーを開け、フィルターを取り外し掃除する


次に、エアコンの前面にあるカバー(フロントパネル)を説明書を確認しながら手順通りで取りはずします。そうするとフィルターが見えるので、こちらも手順通りに取り外して掃除します。
掃除機やブラシ(歯ブラシ)を使い、フィルターの目に詰まった汚れを丁寧に落としていきます。フィルターはホコリがたまりやすい部品なので、こまめに掃除するようにしましょう。

(3)露出したフィンにフィン用スプレーをかけて、ブラシで掃除する

フィルターを外すとその奥に金属が縦に並んだ網状の「フィン」が露出します。フィンにフィン用の洗浄スプレーを吹きかけ、30分程度そのまま置いておくと汚れが浮き上がってくるので縦方向にそうようにブラシ(歯ブラシ)を動かして丁寧に汚れを落としていきます。
またこの際、フィン専用クリーナーがなくても家庭用のアルカリ性洗剤などで洗浄液を作り代用することができます。

(4)電源を入れ送風運転をして、エアコンを乾燥させる

掃除が終わったら、30分から1時間程度エアコンを稼働させて、エアコン内部を乾燥させましょう。
その際は、送風運転や暖房が適しています。このとき、エアコンの風とともに、汚水や汚れが飛び出してくることがあります。下準備の際に施した養生はしばらくの間外さないでください。

注意点
・フロントカバーやフィルターなどの取り外し方は、説明書をしっかりと確認して手順通りに行いましょう。メーカーや製品によって方法が異なるのでご注意ください。
・エアコンの洗浄スプレーには「フィン用」と「ファン用」のふたつがあります。フィンの掃除には「フィン用」のスプレーを使うようにしましょう。「アルカリ電解水」などでも代用できますが、専用のクリーナーに比べ効果が落ちる可能性もあるのでご注意ください。
・エアコンの掃除に「カビキラー」や「アルコール」の使用はNGです。部品がサビてしまったり火災をおこす原因となることがあります。
・水や洗剤をかけてはいけない電装部品の位置を、事前に確認しておきましょう。フィンに近い場所にあるのでセルフクリーニングに不安がある場合は業者に依頼するのがおすすめです。
・掃除をしても汚れや悪臭が取れないときや、エアコンの効きが悪いときは専門の業者に依頼しましょう。
エアコンのフィンは定期的に掃除を
ここでは、エアコンのフィンを掃除する頻度と、おすすめのエアコンクリーニング業者をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
年に2回は掃除をする
エアコンの使用状況によっても異なるのですが、フィンを掃除する頻度は冷房と暖房を使用する前の時期に、年2回程度行うのがよいとされています。
フィンにカビやホコリが付着したままエアコンを使用すると、熱交換が非効率になりエアコンの効きが悪くなったり電気代が高くなってしまうことがありるので、特にエアコンをつけっぱなしにしているような事情がない限り、夏に冷房を使用した後と冬に暖房を使用した後の年2回の掃除を忘れずに行いましょう。
エアコン掃除は「ハウスクリーニング110番」がおすすめ!
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エアコンのシロッコファン掃除に関するQ&A
Q1. エアコンのフィンの汚れの原因はなに?
A. 「ほこり・カビ・タバコの煙」の3つが主な汚れの原因です。
エアコンは室内の空気を吸い込み吐き出して風を送っているため、室内に漂う「ほこり・カビ・タバコの煙」の3つが主なフィンの汚れの原因として考えられます。
また、フィンは熱交換を行う部品なので、空気を冷やしたり温めたりする温度差により結露が生じてカビが発生しやすい場所でもあります。詳しくは本編で紹介しているので、参考にしてみてください。
Q2. エアコンのフィンを長期間掃除しないとどうなるの?
A. 溜まってしまったホコリや汚れにより、カビや悪臭が発生してしまいます。さらに、熱交換が非効率的になるため、電気代が上がる可能性もあります。
エアコンのフィンを長い間掃除せずにほったらかしておくと、ホコリ汚れやカビ汚れが蓄積し、エアコンの風にのってカビや悪臭が部屋の中にひろがってしまいます。
また、ホコリによりフィンの熱交換が非効率になりエアコンの効きが悪くなったり、電気代が上がるデメリットがあります。
Q3. エアコンのフィンをキレイに保つにはどうしたらいいの?
A. エアコンの乾燥と、フィルターのこまめな掃除が効果的です。
エアコンのフィンをキレイに保つには、エアコン内部の乾燥とフィルターのこまめな掃除が効果的です。
フィンのカビ汚れを防ぐには、エアコン内部を乾燥させるのがポイント。冷暖房使用後に1時間くらい送風運転をするのが効果的です。気が付いたときに行うようにしましょう。
また、エアコンフィルターが汚れてしまうと、そのすぐ奥にあるフィンにも汚れが付着しやすくなってしまいます。フィンが汚れると熱交換がうまくできなくなるので、フィルターのこまめに掃除を心がけましょう。掃除の仕方は本編で紹介しているので参考にしてみてください。
エアコンクリーニングに関するその他の記事はこちら

※記事内の情報は、LIMIA編集部の調査結果(2022年12月)に基づいたものです。
※画像の一部はイメージです。
※本サイト上で表示されるコンテンツの一部は、アマゾンジャパン合同会社またはその関連会社により提供されたものです。これらのコンテンツは「現状有姿」で提供されており、随時変更または削除される場合があります。
※お掃除の際には、ゴム手袋をつけて、しっかりと換気を行い作業をしてください。
※お手入れをする際は、必ず電源プラグを抜いてから作業を行ってください。
※製品によって、お手入れのしかたは異なりますため、必ず製品の取扱説明書に従って作業を行ってください
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