【ドングリのトトロをもらったよ】
先日、アトリエの庭に落ちたドングリでコマを作って、下校の時の子どもたちにたくさん配りました。後日、その中の一人のお母さんが「いつもありがとうござます」といってドングリで作ったトトロを手渡してくれました。おぉ〜すごく細かいトコロもよくできてます。とってもうれしい。
最近は防犯の観点から、子どもたちは寄り道もできないですし、知らないおじさんと喋ってはいけません。ですから。年々、街や通りなどの、ご近所廻りのことに、関心をもったり、お話や挨拶をしていく子どもたちが減っている気がします。こどもたちはぜんぜん悪くないんですけどね・・・。
「時代の流れなので仕方のない」とか「なにか事件が起こったときに問題になるから」とか言われると、まぁ確かにその通り・・・。それでも段々、窮屈になっていく社会に対して、「ホントにそれでいいのか?」疑問に思ったり、普段気になっていることを声を出したり、行動することは、続けていかないといけないような気がします。
そんなことを考えながら、庭を掃いたり、ドングリを拾ったり、ちょっとだけ焚き火をしたりしています。ちいさなちいさな抵抗ですが、木陰でお茶を飲みながら、時代の流れに流されないようにしていきたいと思います。
ですから、こんなトトロ貰っちゃうと、ホントにうれしい気持ちでいっぱいになるんです。
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