キッチンワゴンをDIY!タイル貼りの天板がおしゃれで存在感抜群!
天板にタイルを貼った、おしゃれで存在感抜群なキッチンワゴンを作ってみました。キッチン小物をまとめて収納できて、キャスターつきなので移動もできる、とっても便利なワゴンです。
タイルDIYはちょっと…という方でも この記事を見て頂ければ『作ってみたい!』と思われるかもしれません(^^*)
そう思って頂けるようにワゴン本体の作り方からタイル貼りの工程まで詳しく載せてみたので是非最後まで読んでみて下さい♪
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今回作ったキッチンワゴンは、こちら。
ホームベーカリー専用のキッチンワゴンで、パン作りに必要な材料、そしてトレイやコースターなどがまとめて収納できるようになっています。
タイル貼りの天板はやっぱり存在感抜群で、とってもお気に入りのワゴンになりました。
ワゴン本体の作り方から詳しく載せてみたので、最後まで読んで頂けますと幸いです♪
キッチンワゴンの作り方
【ワゴン本体編】
①木箱を作る
まずは、ワゴンの箱の部分を作ります。
コンパネ1枚と杉板を4枚カットします。
そして、
杉板の下のほうにビスを4本打ってしまってから、コンパネの木口のところにボンドをつけて、そしてコンパネに杉板をあててビスを打っていけば、、、
ひとまず2面が組み上がりました。
あとの2面も同じようにして組み立てれば、
こんな風になりました。
あとは、側面の杉板同士もビスを打って固定しておきます。
はい、
ひとまず木箱が2つ、できました。
②天板を作る
次は天板を組み立てます。
コンパネ1枚と角材4本を用意します。
で、これを、
こんな風に横からビスを打って固定します。
あとで ここにタイルを貼るので、タイルの厚み分だけ周囲の木枠は高くなってます。
③塗装する
作った木箱と天板に、ニッペのVINTAGE WAX・ウォルナットを塗ります。
BRIWAXにしようか迷ったんですが、工具ワゴンを作った時にVINTAGE WAXの色味がすごく良かったので、今回も これでいこうと。
あ、ちょっと前に、ワインボックスを3段スタッキングして使う工具用のワゴンを作ったんですが、気になった方はそちらも併せて見てみて下さい。
はい、ガーゼで擦り込むようにして塗っていくと、、、
いい色になりました!
杉とVINTAGE WAXの相性は抜群です(^^*)
④SPF材4本を使ってワゴンを組み立てる
使うのは、SPF材の1×2です。それを4本用意しまして。
で、これに、
グラフィティーペイントの黒を塗って、乾かしておきます。
グラフィティーペイントは乾くのがズバ抜けて速いので、塗ったあとに手を洗って ひと息ついたらもう乾いている、ていうくらいなんです。作業を滞らせることが無いグラフィティーペイントには すっかりハマってます(^^*)
はい、あっという間にペンキが乾いたら、これを使って組み立てていきます。
まず、前回作った箱を2つ、こんな風に置いて。
で、
家の壁に箱を2つ、ピタっと くっつけて、黒く塗ったSPF材をビスで打ちます。
こんな風に、ビスを2か所ずつ打って。
そしたら、
全体を反転させて、青い矢印のSPF材をビスで打って固定します。
はい今度は、
全体の向きを変えて、SPF材の3本目をビスで打ちます。
写真を見れば分かるようにしておいたつもりですが、分かりにくかったら すみません。
要は、
●常に壁にピタっと くっつけてビスを打つこと
●SPF材を打つ時は常に手前の下に くるように
これを押さえておけば、たいていは上手くいくはずです(*‘∀‘)
このポイントを押さえながら最後の1本も打っていくと、、、
こうなりました。
で、このまま天板を乗せて天板をビスで固定してしまうと、今この状態のSPF材4本は、上に向かって若干広がり気味か せばまっているか、が多いんです。
なので、
天板を打つ時はSPF材に水平器を当てて、SPF材が垂直になってるかどうかを見て、なってなかったら手でギューっと力を入れてSPF材を動かして なるべく垂直になるように調整します。
それから、
各SPF材につき2本ずつビスを打っていきます。
えーっと、
こんな感じです。
⑤持ち手とキャスターをつける
持ち手にも、ワゴンの柱として使ったものと同じSPF材1×2を使います。
それをこんな風にカットして、
グラフィティーペイントの黒を塗ると、、、
こうなりました。で、ビスをあらかじめ途中まで打っておきます。
そして、持ち手を組み立てたら、
今度はワゴンを逆さまに ひっくり返してワゴンの柱の裏からビスを打って、持ち手をワゴンに固定します。
あ、この時のビスも、2本で。
ということで、
ここまで出来ました(^^*)!
あとは、この天板にタイルを貼るだけなので、
その前に、、、
キャスターを先につけてしまわないと、タイルを貼ってからワゴンをひっくり返してキャスターをつけるのは あんまり よろしく無いので、
キャスターをつける時にビスが底板を突き抜けてしまわないようにするために、こんな薄い木片をカットしてボンドで貼って、
ボンドが乾いたら この木片のところ4か所にキャスターをビスで打って固定すれば、オッケーです(^^*)
はい、これでワゴン本体は完成しました。
次は天板にタイルを貼ります!
【タイル貼り編】
天板の上に、どれだけのタイルが入るのかを見定めて、タイルの表面についている紙をハサミで ちょきちょきと切って、
次は、
天板の上にタイル用のボンドをドバっと乗せて、
それを天板全体に薄く広げます。
はい、そしたら、
ボンドを塗った上にタイルを乗せて、タイルについている紙を ずぶ濡れにしたスポンジで濡らします。プーマのジャージを着て。
で、2,3分たったら、、、
紙をめくります。当然プーマのジャージで。
すると、
ひとまず こうなりました(^^*)
そして ひと晩寝かせてボンドが乾いてタイルがガチガチに固まったら、
タイルの表面に ほんの少し糊が残っているのが分かるでしょうか。
それを、
水で濡らした雑巾で拭いて、取っておきます。そんなにゴシゴシと力一杯こすらなくても結構簡単に取れるので大丈夫です。
はい次は、ここに目地を入れていきます。
天板周辺の木の部分にマスキングをして、目地をスポンジで伸ばしていきます。
目地の粉を水で溶かす時は、ホットケーキミックスに牛乳を入れた時ぐらいの柔らかさでオッケーです。そんなに慎重にならなくても『こんなもんでいっかなー』ぐらいの感じで全然大丈夫です。
私はヨーグルトカップの空き容器に水を少しずつ足しながらアイスのスプーンでかき混ぜて目地を作りました。
あ、目地の作業は素手だとかなり手荒れするので、必ず手袋をし下さいね(^^*)
目地がに、気泡や空洞になってるところがないかを良くみて、それを潰すようにしながら全体に伸ばしていくと、こうなりました。
この状態で1時間弱、放っておくと、段々目地が固まってきます。
目地を手でちょっと触ってみて、塊っぽくなってきたな、という時が目地拭き取りのタイミングです。
よく注意書きなんかに『目地が固まり過ぎると拭き取れなくて目地が残ってしまうことがあるので、固まり過ぎないうちに拭き取りましょう』といったようなことが書いてあるんですが、そういうのを読むと つい『早く拭き取らなきゃ!』と焦ってしまいがちになります。
でもどちらかと言うと、焦って早めに拭き取り作業をしてしまうと目地が拭き取れ過ぎてしまって、タイル間の目地が凹んだような感じになってしまうんです。
なのでポイントとしては【結構固まってから拭き取っても全然大丈夫】です。
実際に目地が完全に乾くまでは ひと晩はかかります。それくらいゆっくりしたスピードで固まるものなので、慌てて拭き取るくらいなら、遅めに拭き取ったほうがいいです。
現に私は、ひと晩たったあと、タイルの表面に少し目地が残っている部分が何か所かあったんですが、ひと晩たってからでも十分拭き取れましたから(^^*)
では、濡れ雑巾で目地を拭き取っていきます。
目地が固まりかけている感じが分かるでしょうか。
とにかく拭いて洗って、を何回も繰り返します。
すると、、、
こんな感じになりました。
まだタイルの表面に目地が薄っすら残っている部分があるので、もう ひと頑張り、拭いて洗って、を繰り返します。
そして拭き終わったら、
最後に、SPF材に打ったビスの頭にもグラフィティーペイントの黒を塗って、完成です!
感動の完成!
完成写真を何枚かご覧ください(^^*)
いかがでしょうか。
苦労して作ったモノなので、達成感はハンパ無いです。そして愛着も。
天板をタイル貼りにすることで作業工程はもちろん多くなります。でも、そんな苦労を瞬時に払拭してくれるほどの圧倒的な存在感ある仕上がりを見た時に『作って良かったー』と思えます(^^*)
今回使ったのは、黒っぽく見えますが、ダークなツヤのない茶色のタイルで、目地も白ではなくあえてグレーにしてみました。
そうすることで、甘くなりがちなタイル家具でも、不思議と無骨さが出てかっこいいがプラスされるような気がします。
では実際に、キッチン用品を収納してみます♪
とってもお気に入りのキッチンワゴンになりました♪
上段にはホームベーカリーを置いて、下には、パン作りの時に必要な小麦粉などの材料やカフェトレイなどを ひとまとめに収納できるので、これ1台あればパン作りがスムーズにできて機能性も抜群です(*‘∀‘)
これは一番下の段で、天板とお揃いのタイルで作ったカフェトレイやコースター、そしてミトンなんかも収納してあります。
ちなみに別記事に、カフェトレイやコースターのハウツーを載せてありますので気になった方はそちらも併せて見てみて下さい。
そして中段には、
小麦粉などの材料、ボールなどの調理器具をまとめて入れてあります♪
キッチンを引きの画で見ても、、、
とってもおしゃれで存在感のあるキッチンワゴンになりました!
キャスターつきなので、
こんな風に好きな場所にワゴンを移動させられるので、とっても便利です。
私はいつもこの場所にワゴンを持ってきて、椅子に座りながらパンの材料を配合してるので すごくラクです♪
最後に
簡単に!あっという間に!というDIYではないですが、キッチンに立つ時間が長い主婦にとっては、キッチン用品がおしゃれでお気に入りのものになると、本当に嬉しいしテンションが上がるものです。
お気に入りのキッチンワゴンで日々の家事を楽しくしてみてはいかがでしょうか(*^^)
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