モザイクタイルと野地板でかっこ可愛いカフェトレイ&コースターをDIY

タイル貼りは難しそうっていうイメージ、ありませんか。
実はタイル貼りって、そんなに思ってるほど難しくはないんです♪

今はリメイクシートなんかでもタイル柄が出ているので『本格的なタイル貼りまでしなくてもタイル柄は楽しめるし…』と躊躇っていた方でも、この記事を読んで頂ければ『本物のタイルはやっぱり全然違う!』と思ってもらえるんじゃないかなと思います。

今回は、グレーと白のミックスタイルと野地板の廃材を使って、とっても可愛いトレイとコースターを作ってみました。

タイルの貼り方を詳しく書いてみたので、是非最後まで読んでみて下さい(^^*)

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こちらが今回ご紹介させて頂く、タイル貼りのカフェトレイとコースターです。

作った私でさえ見た瞬間に『可愛い!』て思ってしまうほどの、圧倒的な可愛さです。この写真をSNSやブログにも載せたところ、ものすごく大好評でした(^^*)

やっぱり本物のタイルの存在感は驚異的に抜群です♪

でも、もの作りが流行っている今でも、タイル貼りに関しては そんなに積極的に盛り上がっている感じではないですよね。

それはおそらく、難しそう…というイメージからではないでしょうか。

今回は、そんなイメージを払拭できるよう、詳しいハウツーを書いてみました(^^*)

カフェトレイの枠を作る

これは全部、野地板です。

細い棒も、野地板から切り出したものなので、ものすごく歪んでます。

こういう細い角材を家でカットして作ると すごく歪んだ角材になってしまうので、全くお勧めはできないです(/ω\)
私は家にある廃材をどうにか消化したかったので、角材も自分で切り出して作りましたが、角材はホームセンターで買ってきたほうが断然いいです。


で、これを、

まずボンドをつけて固定します。

あ、このグレーのヤツは、庭用のレンガを洋書風にリメイクしたものです。そのハウツーが気になった方は、以下のリンクを見てみて下さい♪



はい、そしたら、

側面にドリルで下穴をあけて、ビスを打って固定します。


すると、

こんな感じになりました。

この写真でも分かるかと思いますが、タイルの目地をセキ止めするために周囲を高めにして作ってあります。


そして、

周りのところだけ、BRIWAXのジャコビアンをガーゼで擦り込んでおきます。


あとは、

取っ手を一つだけ つけておきました。

これでベースの部分が出来たので、ここからタイル貼りの作業に入ります(^^*)


タイルを貼る

①タイルの面積を決める

今回使うのは、GOOD TILE SHOPさんのオリジナル商品のタイルです。

白とグレーのミックスタイルで、タイルの表面に模様があって 小粒なところもまた可愛いタイルです♪


このタイルの裏面は、

こんな風に、メッシュの素材で固定してあるシートになっています。


これを、さっき作った木枠に当ててみます。

赤い矢印のタイルが若干、木枠に乗っかってしまっているので、青い矢印のタイルまででカットすることにします。


はさみでチョキチョキと。

1つタイルが取れてしまっていますが、気にしなくて大丈夫です。


そして、タイルをトレイに入れてみると、

こうなりました。

丸で囲んだところにも、タイルが何列入るかを見てカットしておきます。

②タイルをボンドで貼る

まず、木枠の上にタイル用のボンドを乗せて、、、


それを広げて薄ーく伸ばします。

ここでコツは、ボンドはとにかく薄く、です。

よく、タイル貼りのハウツーなんかには『ボンドは薄すぎてもダメです』と書いてあるんですが、このボンドの役目っていうのは、このあとに目地を入れてその目地の拭き取り作業をしていく際に、タイルがズレてしまわないようにするためのものなんです。

タイルをガチガチに固定する役目は、目地がしてくれます。

なので、この時のボンドが多すぎると、タイルの間からボンドが はみ出てきて それを拭き取る作業が本当に厄介で大変なので、ボンドは薄いほうがいいです。

さっき1つ、取れてしまっていたタイルにもボンドをつけて貼っておけばOKです。


③目地を入れる

目地の粉をヨーグルトカップに1/3ほど入れて、少しずつ水を足しながらぐるぐると混ぜていきます。

ホットケーキを作る時のような柔らかさがベストなんですが、固めでも柔らかめでも そんなに神経質になることはないです。ホットケーキを作る時にもわざわざ牛乳を量っている方もおられるとは思いますが、私あたりは面倒くさがり屋なので牛乳を量ったことはないですね(/ω\)

それと同じで、目地も神経質になる必要はなくて『大体こんなもんかなー』という適当さで大丈夫です(^^*)


そして、作った目地を、

タイルの上に流し込んでスポンジを使って広げていきます。

目地は、直接 手に触れると ものすごく手荒れするので、手袋をして作業して下さいね(^^*)

あと、枠のところに目地がついたら あとで拭き取ればいいだけなんですが、やっぱり養生しておいたほうがラクなので枠には養生テープを貼っておきます。



はい、目地をスポンジで広げていくと、

こんな感じになりました。


目地を広げる際には、

空洞になっている箇所に気をつけながら、こういう部分を見つけたら その都度 スポンジで埋めていけばオッケーです。

そして、目地を入れてから30分ほど待って、手でちょっと触ってみた時に目地が塊っぽい感じになってきたら、表面を拭き取っていきます。

雑巾で拭き取って雑巾を洗って、を ひたすら繰り返します。

タイル作業で大変なのは、拭き取りの段階かなと思います。でも拭き取りさえ終われば完成なので、あと ひといきです!

④目地を拭き取る

目地の拭き取りに没頭し過ぎて、拭き取り途中の写真がなくてすみません(ノД`)

これは目地を拭き取ったあと、一晩たって目地がガチガチに乾いた写真です。

で、目地の拭き取り作業が終わると、養生していたとは言え、枠の部分に塗ったBRIWAXが薄くなってしまっているので、もう一度 塗り直しておきます。


そして、

アクセントとしてラベルを貼ります。

ラベルには、水濡れしても大丈夫なようにスポンジでニスを塗っておきます。

自宅のプリンターで印刷しただけのものって、ちょっと濡れた手で触っただけでも すぐに印字が滲んでしまうんですよね。

今回はキッチン周りで使うものということもあって、ニスでコーティングしておくと安心です。とは言っても さすがにジャブジャブ丸洗いは無理ですが、普段使いの水濡れには十分耐えてくれるので。

ちなみに別記事で、ニスを塗ったものと塗ってないもので どれくらい違うのかを書いたものがあるので気になった方は そちらも併せて見てみて下さい。



ラベルに塗った このニスは すぐに乾いてくれるので、

ラベルをボンドで貼れば、トレイは完成です♪


次は、同じタイルを使ってコースターを作ります(^^*)

*----------------------------*

コースターの枠を作る

・厚さ2.5ミリの薄いベニヤ板を4枚
・野地板から切り出した角材
 長いものが8本
 短いものが8本

を カットしてヤスりました。

これは100均の木材で十分なので 先ほどのトレイと同様、野地板から細い角材を切り出すなんて、そんな非効率的 かつ 歪みだらけ、なことはしなくていいです。むしろ、しないほうがいいです(/ω\)


で、細い角材にボンドをつけて、

それを薄いベニヤ板に貼っていけば、


こんな風に、

コースターの枠が4つ できました。

これはビスも釘も打たないで、このままボンドだけで完成です。

この小ささならビスも釘も使わなくても全然大丈夫なので。



そしたら枠のところに、

BRIWAXのジャコビアンをガーゼで塗っておきます。


これで もう、

コースターの枠は完成です(*‘∀‘)

目地の角処理

タイルの貼り方は、先ほどのトレイ編と全く同じ工程なのでカブっているところは割愛して、ここでは、目地の角処理を詳しく説明しておきますね(^^*)



目地の拭き取り作業が おおかた終わったら、あとは角の部分を綺麗にする工程です。


まず、

角のところに盛り上がっている目地を、爪楊枝など細いものを使って そぎ落としていきます。


すると、

向きが変わって分かりづらくなってしまいましたが、ひとまず こんな風に、汚い感じになります。


なので そこを、

雑巾の角のところを押しあてるような感じで、指でギューっと押さえると、



綺麗になったのが分かるでしょうか。

矢印のところは まだ未処理の状態です。



あとは、

角の処理をして一晩乾かしたら、仕上げに、トレイに貼ったものと同じラベルを貼って、

もう完成です!

感動の完成!

どうでしょうか、この圧倒的な存在感(*‘∀‘)

これは言うまでもないですが、リメイクシートでは絶対に出せない質感です!

今回は あえてグレーの目地を選びました。白だとちょっと甘くなってしまいますが目地をグレーにすることで、モルタルのような無骨な雰囲気が出て、かっこよさをプラスしてくれてるような気がします。


トレイにしてもコースターにしても、本物のタイルならではの ずっしりとした重みが、すごく心地いいんですよね(^^*)

もう、これがキッチン周りに置いてあるというだけで、一気にカフェ感が増すというか、オシャレ度数が上がるというか。

できれば実際に手に取って、本物のタイルが放つ圧倒的な存在感と重みとオシャレ具合を見て欲しいくらいです♪

奥に写っているドーナツは、スーパーで買ってきた4本入りで100円のドーナツなんですが、それでも安っぽくなく見えるのは、間違いなく、タイル小物の演出のお陰なんですよね(^^*)


最後に

今回 ご紹介したのは、グレーのセットなんですが、ここに写っている茶色(黒っぽく見えるかもしれませんが茶色なんです(;'∀'))のセット。

これも同じやり方で作ったものです。

ただ、茶色のコースターだけは目地を使わないやり方で作ったコースターなので、それはまた別記事で紹介させて下さいね(^^*)


とにかくタイルDIYで大変な工程は目地の拭き取り作業で、ちょっとだけ難関なのは目地の角処理です。

今は、なんでも手作りする風潮がすごく高まってきているので、皆さんの中にも、もの作りをされている方がたくさんおられるかと思います。

そんな方には是非、タイルDIYは一度はやってみるべき!とオススメしたいですね(^^*)

それくらい、仕上がった時の達成感と感動、そしてタイル小物が放つ抜群の存在感は絶対に保証できるものなので(*‘∀‘)


あ、今回使ったグレーのタイル。これはブログでもSNSでも『可愛い!』と大好評だったので、以下に載せておきますね。この他にも可愛いタイルがたくさんあるので見ているだけでも楽しいかと思います。

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富山在住のDIYクリエイターmaca(まか)です。DIY・セルフリノベ・リメイク・プチプラ雑貨・小物作りなどを できるだけ分かりやすく書くようにしています。ブロ…

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