家を建てる。 アメリカで暮らしたことを思い出して その5

日本でもアメリカでも
大量消費大量廃棄型の
住宅が量産され始めた時代でした。

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フィラデルフィアの
街中の日本料理屋さんで

住込みのバイトを
したこともありました。


ボスの家族4人と
日本人スタッフが
私を入れて3人。

寿司バーに天ぷら
どんぶりなどが
主なメニューでした。

バイトの私が
天ぷらを担当するんだから

味はそれ程
シビアではなかったと思います。

それでも週末は
結構お客さんが入っていましたよ。


初めて食べた
アボガドを巻いた
カリフォルニアロールは
おいしかったですね。




ある時
アジアの食品を
扱っているお店で

即席ラーメンを買ってきて
作ったんですね。

湯がいていると
変なにおいがするんです。

袋を見てみたら
私がアメリカに来るよりも
5年も前に輸入された
ラーメンでした。



ボスの家に
住み込んで働きました。

ツーバイフォーの
2戸1の2階建。

英語の先生の家に比べたら
ずいぶん新しいのですが

張りぼての安い印象を持ちました。

まわりにも
どんどん建てられていました。


ちょうど日本に
ツーバイフォーが
輸入され始めた頃では
なかったでしょうか。


日本でもアメリカでも
大量消費大量廃棄型の
住宅が量産され始めた時代。

あれから
30年ぐらい経ちますが

今、仕事で
リノベーション計画で触るにしても
一番面白くない時代の建物です。


地震国の日本では
常に耐震基準は
向上していっています。

家を1世代で終わらせるのではなく
引き継いでいってもらいたいし

その時
次の世代が大事にしたいと
思うような
家を是非残したいと思いますね。

写真の家は
当時暮らしていた街に
建っていた住宅です。

石張り部分は張りぼてですが
それでもどれも素材は本物です。

日本人はこれを
新建材で真似ようとするので
よりおかしなものに
なってしまうんですね。



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