「カーペット」と「じゅうたん」と「ラグ」って…何か違うの？

どうもこんにちは！

あなたの暮らし応援アドバイザー。
北海道の標茶（しべちゃ）にある平田家具店、

店長の平田敬（たかし・弟）です！


ひらた家具店ではご年配のお客さまを接客させていただくことが多いんですね。
すると、

『「カーペット」じゃなくて「じゅうたん」が欲しい』

って言われることがたまにあるんですね。


そんなわけで今回は「カーペット」と「じゅうたん」って何が違うの？というお話し♪

何が違うのか、というと…

実は…











意味に違いはないんですね！（笑）


「カーペット」と「じゅうたん」って…

・カーペット（Carpet）＝英語
・じゅうたん（絨毯）＝日本語

こんな感じで英語と日本語、っていう違いしかなくて、
両方とも「敷物」という意味なんですね～。

でも、ご年配の方のイメージだと…

・カーペット＝安い敷物
・じゅうたん＝高級な敷物

っていうイメージがあるみたいなんですね。
なので、たまに「カーペットじゃなくてじゅうたんが欲しい」と言われたりするわけなのです♪


確かに言われてみると「じゅうたん」の方が高級感を感じるのが不思議です（笑）

「カーペット」と「じゅうたん」は語源も同じような意味。

先ほども書いたように「カーペット（Carpet）」は英語なんですけど、その語源は…

「carpere（カルペレ）」っていうラテン語が一番有力だそうで。
（諸説あるそうです）


その言葉の意味は「毛をむしるように毛羽立てた布」って感じみたい。



対して「じゅうたん」は日本語で「絨毯」って書きますよね。

この「絨」っていう漢字は「敷物」という意味があって、
「毯」には「炎のように毛羽立つ」っていう意味なんですって。


合わせると「炎のように毛羽立つ敷物」ってことになるわけです。



つまり「毛羽立ったもの」というところで、語源でも似通った意味なんですね。
面白いですよね～。

ちなみに「カーペット(じゅうたん)」と「ラグ」はどう違う？

お部屋に敷く敷物に「ラグ」と言われるものもありますよね？
じゃあそれは「カーペット（じゅうたん）」と何が違うの？というと…


これは「大きさ（サイズ）」が違うんですね。
（「敷物」というでは同じですけど…（笑））


「カーペット（じゅうたん）」というと畳みの大きさを基準に
「4.5帖」とか「６帖」っていうサイズで売っていますよね。

対して「ラグ」は、「130×190」とか「200×200」っていう、
「畳みの大きさにはないサイズ」のことを指すわけなのです♪


イメージとしては…

・「カーペット」＝お部屋全体に敷くもの
・「ラグ」＝お部屋の真ん中に敷くもの

って感じ。


でも、３帖サイズのカーペットをお部屋の真ん中に敷く、という場合もありますので
あくまでも「イメージ」です（笑）

（その場合は「カーペットをラグとして使う」という言い方をしたりもしますよね～）

本日のまとめ。

「カーペット」と「じゅうたん」は、「英語」と「日本語」という違いだけで意味は同じ。
でも、お値段の高い敷物を「じゅうたん」と言ったりすることも。

「カーペット（じゅうたん）」と「ラグ」は、
「畳の大きさ」が基準になっているか、なっていないか。
でも、「敷物」という広い意味では一緒（笑）


こんな感じ。

普段何気なく使っている言葉ですけど、こうやって詳しく見ていくと面白いですよね～。
何かこういう風に意味を知っていくとインテリアが身近に感じられるなって店長思うのです♪


さてさて。
それでは今日はこの辺で。

店長でした～！