【カーペット工法】2枚のカーペットを1枚に貼り合わせる「シーミング加工」ってこんな感じ。

12帖よりも大きなサイズのカーペット・じゅうたんって作れないんです。
なので、それ以上の大きさが必要な場合は
2枚のカーペットを貼り合わせて1枚にする、という方法があるんですね。

一般家庭よりも公民館などの施設などに使われる方法なのです。
それがどういうものなのか、というのを文章と動画でご紹介します！

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この記事の目次

今回は「カーペットの工法」のお話。
シーミング加工とは？
シーミング加工の手順とは。
作業中の様子は動画でも。
本日のまとめ。

今回は「カーペットの工法」のお話。

どうもこんにちは！

あなたの暮らし応援アドバイザー。
北海道の標茶（しべちゃ）にある、ひらた家具店、

店長の平田敬（たかし・弟）です！

お部屋全体にカーペットを敷きたい、という時、
６帖や８帖、10帖でしたら
その規格のカーペットっていうのが販売されているので、
それをそのまま敷いたりするわけでございます。

しかし、12帖よりも大きなお部屋全体に
カーペットを敷きたい！というケースもあるんですね。

そんな時には「シーミング加工」という
ちょっと変わった加工をすることになるのです。

その「シーミング加工」ってどんなものなの？
っていうのをご紹介したい！というのが今回のお話。

あまり一般的な方法ではないので、
へぇ～という感じでご覧いただけると幸いでございます♪

記事の後半には動画もございますので、
ぜひそちらも合わせてどうぞ！

そんなわけでこんな画像を用意しました。

シーミング加工とは？

シーミング加工っていうのは上の画像に書いている通り
「２枚のカーペットを繋ぎ合わせて１枚にする」
という加工のことなんですね。

カーペットって12帖よりも大きいものって作ることができないのです。
（幅4mよりも大きいものは作れないから）

そんなわけで、12帖よりもっと大きな場所に敷くために
２枚のカーペットを貼り合わせ１枚として使う
という方法（加工）があるわけなのでございます。

この方法、一般家庭というよりは
公民館や集会場のような大きなお部屋に使うことが多いんですね。

例えばこちらのお部屋。
約5ｍ×約6mのお部屋でございます。

これはシーミング加工をした後の写真。
２枚のカーペットを貼り合わせた後です。

これをどういう風にやっているか、というのをお話して参ります。
詳しいやり方の解説ではないので、その辺は悪しからず…。

シーミング加工の手順とは。

ここからは写真多めでシーミング加工の手順をざっくりと解説していきます。

まず、こんな風に半分ずつカーペットを敷きます。
カーペットはこのために特別に注文したもの。

このカーペットは敷くと「真ん中で重なる」ようになっているんですね。

重なっている部分を、定規で２枚同時に切っていきます。

カーペットを切り終わったら「シーミング加工専用のテープ」を切り口の下に入れます。
この専用テープで２枚のカーペットを接着するんですね。

専用テープを専用アイロンで溶かしてカーペットを接着するのです。

これは接着後の貼り合わせた部分。
こんな風に２枚のカーペットが貼り合わせられるわけです。
指先のところに斜めに切り口が通っております。

大まかな手順としては

２枚のカーペットを敷く
　　　　↓
重なった部分を同時に切る
　　　　↓
専用テープとアイロンで接着

というだけなんですね。
言葉で解説すると簡単そうですが、経験がないと意外と難しいというか…
ちょっと大変な作業になるわけなのです。

作業中の様子は動画でも。

音が出ますので音量にご注意くださいませ。

ここまでのお話はこちらの動画でもご覧いただけます。
実際に重なっている部分を切っているところや、
専用テープと専用アイロンを使っているところなどは
動画の方がイメージしやすいかと思います。

ぜひ合わせてご覧くださいませ(*´Д｀)

本日のまとめ。

この「シーミング加工」、最初の方にもお伝えしましたが、
なかなか一般家庭でやることはない加工なんですね。
店長は今のところ公民館や集会場などの施設さんでしかやったことがないです。

しかし、12帖より大きなお部屋で、
どうしても全体にカーペットを敷きたい！
という場合は、こういう方法もあるのでご興味ある方は
お近くの家具店やカーペットを扱っているところにご相談を♪

単純にカーペット２枚を敷いて12帖以上の大きさにする、
という方法もあるのですが、
ワンランク上の敷き方をしたい！という方にオススメいたします
(*´ω｀*)

さてさて。
それでは今回はこの辺で。

店長でした～！