【アンティーク風ペイント実例】ミルクペイントのメディウム塗料の使い方〜その②〜

ミルクペイントの製造元であるターナー色彩さん主催のペイント講座『ミルクペイントクラブ』に参加して来ました!

そこで教えていただいた事、やってみて感じた事などをまとめてみました。

前回は、『アンティークメディウム』と、『クラッキングメディウム』について書きましたが、今回は、『プラスターメディウム』と『ダストメディウム』『ラストメディウム』について、使い方など詳しくお伝えします(*・ω・)ノ

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メディウム塗料の使い方〜その①〜
『アンティークメディウム』『クラッキングメディウム』については、こちらに↓↓↓

ダストメディウム

ベージュ色のとろっとした状態の塗料です。
その名の通り、ホコリをかぶったようなシャビーな雰囲気に見せる事ができます。

単体で使うものではなく、ペイントした物の上塗りとして使います。
下塗りに濃いめの色を使うと、白っぽい汚しの効果がよく出ます。
淡い色に使うと、くすんだ雰囲気が出せます。

セリアの『インテリアウッドサインボード』
に、ダストメディウムをポンポン。。。

豚毛のハケにダストメディウムをつけて、かすれるまで紙に擦り付けたもので、ポンポンとメディウムを乗せました。

他に、ウエス(布)などでうっすらと塗りつけるのもいいようです^_^

前回ご紹介した『アンティークメディウム』は茶色く汚しをかける事ができ、反対に、この『ダストメディウム』は、白く汚しをかける事ができます。

どちらも、ごく少量でぼかすように汚すこと!!ポイントはこれだけです☆

プラスターメディウム

プラスターメディウムは、漆喰風の表現ができるメディウムです。

微粒子が入っていて、ザラっとしています。
このメディウムは、下塗りとして使います。薄めず、原液のまま使用します。

使う道具としては、スプーンの裏や、ヘラ(ペインティングナイフ)など。漆喰を塗るように、ある程度の厚みで伸ばしていきます。
また、フォークで模様を入れたり、ハケでたたくように塗ったり。。。塗り方次第で様々なテクスチャー(質感)が楽しめます!!

『ミルクペイントクラブ』でペイントした素焼きの鉢です。

【上部(クリーム色の部分)の塗り方】
①『プラスターメディウム』を塗る。
②しっかり乾かす。(ドライヤーを使うと早く乾きます。ドライヤーは冷風で!!)
③その上からミルクペイント(クリームバニラ)で色付け
④乾かす

ハケでたたくように塗りつけたので、表面はザラザラとした質感に仕上がりました。

【下の部分の作り方】
①プラスターメディウムとミルクペイント(ディキシーブルー)を混ぜる。
②スプーンの裏で塗り広げる。
③ドライヤーで乾燥させる。
④仕上がってから、転写シールを貼る

という手順です。
こちらは、先に混ぜて色を作ったので、乾かすのが1回で済みます!
スプーンの裏を使ったので、先ほどとはまた違うテクスチャーに仕上がりました♬

ラストメディウム

ラストメディウムは、錆びを表現できます!
ダークブラウンと、レッドブラウンの2色セットになっていて、2色を塗り重ねる事により、リアルな錆び感が出ます!
仕上がりの質感がザラザラしていて、かなりリアルなんですっ(*⁰▿⁰*)

ブリキポットに塗ってみましょう!

①レッドブラウンを筆でトントンと叩くように塗ります。

②レッドブラウンにダークブラウンを重ね、中間色を作り、①の上に重ねてトントンと塗ります。

③ダークブラウンを部分的に重ねて塗ります。

画像の色の並びが順番通りになっていなくて、分かりにくいですね(>人<;)ゴメンナサイ。

ラストメディウムは、3色を段階的に塗り重ねるので、リアルな錆びが表現できるのです!!
(各工程ごとに乾かした方が上手く塗り重ねられます。)

ポイントは、錆びが出そうな位置(フチや継ぎ目、金具部分など)に塗るという事です。

ダルトンのスケールに錆び加工!
ちなみに、左側のチーズグレーターは、錆び加工ではなく、本物の錆びが出ている物です。

セリアのマドレーヌ型は、全体に錆び加工をしてみました。
レッドブラウンとダークブラウンをランダムに塗り重ねています。

3つのメディウムを使って。。。

『プラスターメディウム』+『ラストメディウム』+『ダストメディウム』を使って、100均のアルファベットオブジェをリメイクしてみました!

①キャンドゥで買った、アルファベットオブジェです。

②ツルツルだったのと、角を少し落としたかったので、ヤスリがけをしました。
(この工程は無くても大丈夫です)

③プラスターメディウムを塗る。(ハケで粗くトントンと塗りつけ、ザラザラした質感に仕上げます)

④ラストメディウム(レッドブラウン)を塗る。

⑤ラストメディウム(レッドブラウン+ダークブラウンのMIXした色)を塗る。

⑥ラストメディウム(ダークブラウン)を塗る。

各工程、ドライヤーで乾かしてから進めました。
⑥までくると、すっかり質感が金属にしか見えません!

最後にダストメディウムで所々シャビー感を加えて完成☆

最後に

その①・その②と合わせて、5種類のミルクペイントのメディウムを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
それぞれの方法でアンティークな雰囲気を出す事ができるので、メディウムを使えばペイントの技術が簡単にグッとアップするのではないでしょうか!!

まだ使った事が無い方は、是非挑戦してみてくださいね╰(*´︶`*)╯♡

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました♪( ´▽`)

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DIYアドバイザー資格取得(2019年)夫と子ども3人の家族5人で、マンション暮らしをしています。『暮らしの不便をDIYで解決!』をモットーに、暮らしやすく、好…

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