木材レポート #2【第2回そあら流・DIY初心者講座】※修正アリ
DIY初心者講座、第2回も引き続き木材レポートになります( ˊᵕˋ* )
今回はおそらく一番よく使われている木材、『SPF材』についてまとめてみました。
専門的にではなく、DIY初心者の方にもわかりやすくなるよう
知っておきたいところメインのレポートです♡
そして、簡単にですが木材の選び方も書いてあります。
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はじめに。
【第2回そあら流・DIY初心者講座】
木材レポート #2は、《SPF材(エスピーエフざい)》です。
この木材はDIYをしているほとんどの人が使うんじゃないかな?
ってくらいポピュラーな木材ではないでしょうか。( ´ ▽ ` )ノ
わたしは初心者の頃は手を出していなかったのですが、
大きな家具(テレビボード、靴箱など)を作りたくなったときに
SPF材を買うことにしました♡
色々種類(サイズ)があったり、どういった特性があるのかわからなかったので
それなりに店員さんにご相談した記憶があります(*^^*)
なので、わたしが初心者のころハテナだったことを中心に
まとめていきたいと思います。
※前回に続き、行きつけのホームセンターさんに許可・ご協力いただいております。
◎もちろん、今回も素人主婦調べになりますので(DIY初心者の方むけ)、
専門的な部分は欠けているかもしれませんのでご了承ください。
◎今回、画像に出てくるポップに書かれている価格は
お世話になったホームセンターさんのものになります。
変動することもありますし、各ホームセンターさんによって前後するかと思いますので
参考程度にお願いします。
SPF材とは?
■SPF材(エスピーエフ材)■
特に女子の方は『SPF』と聞くと日焼け止めにある
アレを思い浮かべるんじゃないですかね??
でも今回はまったく関係ないんです。
《SPF》とは、
S・・SPRUCE(スプルス)→トウヒ
P・・PINE(パイン)→マツ
F・・FIR(ファー)→モミ
といった、安価な松属木材の頭文字を取った名称です。
上記3種の混合材だそうです。
↑は店員さんに教えてもらったもので、
わたしはなんとなくマツということを知っていた程度で
完璧に名称やどの種類とまでは覚えていませんでした。
(特に気にせずともSPF材と覚えていて問題ないかと♡)
ホームセンターの木材コーナーで写真のように、
一番メインで置かれている場合が多いと思いますよ♪( ´▽`)
ここで、よく目にする
【1×4】、【2×4】という数式のような文字!
わたしは、読み方すらしりませんでした。。。。笑
イチカケルヨン? ニカケルヨン?(´Д` )
みたいな感じでした。
それぞれ、
【1×4】ワン・バイ・フォー
【2×4】ツー・バイ・フォー
と、読みます。
(その他、サイズによって数字がかわります。)
1×〇と表記されている木材を主に【ワンバイ材】、
2×〇と表記されている木材を【ツーバイ材】といいます。
この数字はインチのサイズなんです。
知らなかったー!
詳しいセンチ表記は後ほど書いていきますね( ´ ▽ ` )ノ
特に2×4材は【ツーバイフォー工法】で建材として使用されます。
(木造のお家の枠組みのことらしいです)
と、書くと強度があるのでは?と思いますが
あくまで家の内部構造ということを前提としているらしく
強度的には『ある程度』レベルみたいです。
ですが。
個人でDIYで楽しむ分には十分な木材だと言えますよ♡
と、ここで。
【特性】
・角が丸く(面取り)、表面も研磨されている。(処理が楽チン♡)
・比較的軟らかい木材なのでカット・加工がしやすい。
・ポピュラーな木材なのでホームセンターなどで手に入りやすい。
・水に弱く、腐りやすいので屋外には向かない。(条件によります)
・反りや節が多い。
【DIYおススメ度】★★★★★(5)
ホームセンターのポップにも書いているのですが、
DIYおススメ木材、No.1だと言えますね( ´ ▽ ` )ノ
扱いやすく、手に入りやすい。
あらかじめ面取りなどの下処理もある程度されているので
やすりがけも楽チンです♡
ただ、大量に使うと結構重たいです。笑
それは、どの木材でも言えるのかな?
桐に慣れていたわたしは、初めてSPF材を使った時
重たい!って思いました(´Д` )
でも、しっかりしたものが作れますし、
作るものによってサイズを選べますし
おススメできる木材です。
一番安価な木材です。
なので、是非DIYするなら使って欲しい木材です。
色んなところで使えますよ♡♡
1×材【ワンバイ材】
まずは、使い勝手のよいワンバイ材をサイズ別にご紹介していきます。
ワンバイ材とは・・・
1×〇の1の部分、厚みのインチ表記のことになります。
センチ表記にすると、厚みが約19㎜です。
(センチ表記といっても、木材はほぼ㎜で表します)
++++++++++
以下、ポップに書いてありますが、
文章に書いていきますね( ´ ▽ ` )ノ
尚、長さについては後ほどまとめますので
ここでは厚み×幅のみのサイズ詳細をまとめておきます。
■1×1材■
約19㎜×19㎜の角材ですね♡
角材、意外と使ったりしますので、
わたしは割とよく購入するサイズです。
すのこ裏の角材とサイズが似ているので、
わたしは代用したりして使ったりもします。
主に棚のゲタ(棚受け)部分に使うことが多いです。
(わたしの使い方としてです。)
■1×2材■
約19㎜×38㎜サイズです。
簡単な棚の脚として使ったりしたことがあります。
先ほどの1×1材同様、棚受け部分として使ったり、
ちょっとしたボックスに使ったり、
ゴミ箱を作ったりするのに使用しました。
■1×3材■
約19㎜×63㎜のサイズです。
幅は一般的なすのこの幅と似たような感じですね。
(バラした1枚分、ということですが)
こちらも棚の脚(土台)部分などに使いました。
先ほど同様、ゴミ箱制作にも使用した木材です。
■1×4材■
よく使われる木材サイズだと思います。
実際わたしもよく使っています。(*^^*)
約19㎜×89㎜です。
よく見かけるのは、テーブルなどの天板に使ったり、
カラーボックスのリメイクDIY、キッチンカウンターDIYなど
書ききれないですね。。。(;^_^A
それぐらい、結構見かけると思いますよ〜
わたしが使った代表作品は、テレビボードです♡
1×4材を多用しましたよ( ´ ▽ ` )ノ
このサイズは大体のホームセンターに置いておられるでしょうから
まずは、1×4材を購入してみるのがいいかもですねっ♪
■1×6材■
約19㎜×140㎜です。
個人的に最近お気に入りのサイズ感。
アイデア投稿でまだ記事にできていないのですが、
DVDケースの奥行きサイズにぴったりなので、
収納棚を制作したりしています♡
(改めて記事にできるよう、頑張ります!笑)
最近のアイデア投稿では、おままごと冷蔵庫を作る時に
使用しています。
そのほか、靴箱の側面やその他収納棚の側面などに
よく使っています(*^^*)
幅がしっかりあるので何かと使えるサイズだと思います。
■1×8材■
約19㎜×184㎜です。
ここからはわたしは実際に使ったことがないサイズになります。
さらに幅が広く、2枚並べるだけでも
十分なサイズのテーブル天板になると思います(*^^*)
■1×10材■
約19㎜×235㎜です。
さらに幅が広いものです。
■1×12材■
約19㎜×285㎜です。
さらに幅が広くなります。
画像でもわかりますが、この幅までくると
ひび割れの板を多数見かけます(;^_^A
++++++++++
今回、レポートに協力いただいたホームセンターでは
ワンバイ材の取り扱いは1×12まで揃っておりました!
ホームセンターによって大きいサイズは発注しなくては
いけない場合もあるらしいです。
(在庫は少なめだとか)
使いたいサイズで、お好みのインチの木材を
探してみてくださいね(*^^*)
ワンバイ材だと、長〜いネジを買わなくてもいいので
扱いやすいですね♡
2×材【ツーバイ材】
サイズは繰り返しになるので、
ツーバイ材は、一番メジャーな【2×4材】のみのご紹介にしますね*\(^o^)/*
ツーバイ材とは・・・
先ほど同様、インチ表記のサイズです。
厚みが2×〇の2の部分。
センチ表記になおすと、約38㎜になります(*^^*)
■2×4材■
約38㎜×89㎜になります。
厚みがしっかりあり、安定感ばっちりですよ♡
専用パーツなども豊富にあります。
柱(DIYの範囲でパーツを使うなどして)や脚など、
様々なものに使えます。
ただ、わたしは個人的に自分でカットするには
厚みがあるので、使用したのは1回のみです・・・
鏡台すらなかった借家洗面所をDIYする際、
ベースの柱として使用しました( ´ ▽ ` )ノ
今後、使う機会はありそうなので
ぜひとも知っておきたい木材ではあります。
DIY初心者さんには、やはりワンバイ材の方がおススメかな♡
※個人的感想です。使用用途によっては、2×4材は一般的な木材です。
ツーバイ材もワンバイ材のように幅が違うものが揃っています。(2×4〜)
幅のサイズは先ほどのワンバイ材記述のものを参考になっさってくださいね。
おそらく、写真のようにホームセンターのポップなどに
サイズは書かれていることが多いと思うので
木材コーナーの店員さんに相談するのもアリだと思います♡
SPF材の長さ、フィートとは?
さて、ここでSPF材の長さについて書いていきます。
先程からのポップの中にも書いてあった〇フィートという文字。
これが長さの単位なんですねー
1フィートが約304.8㎜です。
そして、このフィートという単位で木材(主にSPF材)の長さが決まっているらしいです。
3フィート・・・約910㎜
6フィート・・・約1820㎜
8フィート・・・約2438㎜
10フィート・・・約3050㎜
12フィート・・・約3650㎜
ここまでの長さの取り扱いがあるらしいですよ( ´ ▽ ` )ノ
わたしがよく購入する長さは
3フィートの910 ㎜のものです。
買ったことのあるのは、6フィートの1820㎜までですね。
今まで、なんで90センチでも1メートルでもなく、91センチ???って
思っていましたが、フィートという単位だったんですね!!
そして、この長さはSPF材に限らず、
他の木材もこの長さをもとにカットされて売られています(*^^*)
(全てではありませんが・・・)
前回レポートした木材では、
300㎜、450㎜、600㎜といったサイズがあったりしますが、
次のサイズが一気に【910㎜】と∑(゚Д゚)
そして1500㎜とあって、次が【1820㎜】!
※長さ展開はホームセンターによって変わるかもとのことです。
やはり木材の長さはリンクしているんですね(*^^*)
厳密にいうと規格で決められているんですが、
個人でDIYを楽しむ、特に初心者さんには
そこまでの知識を入れなくれも、だいたいの木材の長さを把握しておくだけで
十分だと思いますよd(^_^o)
実際にわたしがそうです。
細かい規格までは頭に入れていませんが(フィートすら知りませんでした)
今まで難なくDIYを楽しんでいますよ♡
また、ベニヤ板などの木材はサイズが多少違いますが、
長さだけでみると、上記のサイズで売られています。
使用用途にもよりますが、
300㎜〜910㎜の板が購入しやすく、使い勝手も良いです。
例えば、
高さを910㎜で、各棚板を300㎜で設計すると
カットしなくても買ったままの木材で組み立てて
棚が完成〜*\(^o^)/*
ってことも出来ますね♡
※SPF材を軸(脚などのベース)にする場合は微調整が必要な場合があります。
SPF材の選び方ポイント
わたしが実際にSPF木材を買うときのポイントなんですが。
特性のところにも書いた通り、
反り、割れ、節が多いです。
もうひとつ加えておきたいのが、《松ヤニ》です。
後ほど画像があります。
《反り》について
→木材コーナーは大抵広いと思うので、他のお客さんに注意しつつ
床に置いてみます。
ピタっと置けたら反ってないかなー程度なんですが、
わたしはいつもこうして反りを見て買っています(*^^*)
《割れ》、《節》、《松ヤニ》については目視で選んでいます。
では、参考に画像でみていきます。
こちら、見た通りの《ひび割れ》ですね。
ここまで割れていなくても、表面に割れの線が入っているものもあるので
表面もよく見て選びましょうd(^_^o)
これは、わたしが実際に失敗したパターンなのですが・・・。
画像使っている1×6材の在庫が選べるほどなく、
他のホームセンターへまわるのも面倒だった時のものです。
こうして参考画像として使えたので、いっか・・笑
画像の通り、
《松ヤニ》は、上の方のオレンジ部分。
《節》は、おそらく、買ったあとに節飛び(節落ち)したものだと思われます。
なので、こういったものがなるべく少ないorないものを選びましょうd(^_^o)
目安としてなんですが。。。。
上画像のような板程度だとわたしは買います( ´ ▽ ` )ノ
どうしても、この程度の節は入ってしまう気がします。
節がないほうがいいというのは、
節の部分はカットする際に硬く、ネジなども打込めませんε-(´∀`; )
なので、なるべく節がないほうがいいです。
●プロに任せちゃう●
もうひとつの選ぶポイントとしては、
木材コーナーの店員さんに聞いちゃいましょう♡
はじめはちょっと恥ずかしかったり、緊張するかもですが
いつも同じ場所に行くのであれば、仲良くなっちゃうぐらいの気持ちで(*^^*)
例)
『幅30㎝、高さ90㎝ぐらいで棚を作りたいと思っているのですが、
どんな木材がいいですか〜?』
など、作りたいものがどのぐらいのサイズなのか具体的に
言う方がおススメです。(*^^*)
(SPF材に限らずです)
あとは、簡単な絵(図)を書いて見せるのもいいですね❤︎
そして、大体の目安でもいいので制作費も伝えるのも◎
逆に、いくらくらいで出来るのか聞くのもアリですね!
このように、やはり自分で悩むより、
その道のプロにお任せしちゃうってのもひとつの方法だとおもいます♡
実際、わたしもはじめのころに、
この木とこの木なら、どっちが向いているか?など
質問したことがありますよ〜( ´ ▽ ` )ノ
専用パーツがいっぱい。
さて。
SPF材には専用パーツが売られています(*^^*)
と、言っても主に1×4、2×4ですね。
簡単にですが、少し画像とともにご紹介していきます♡
■ディアウォール■
DIYをしていて
2×4といえば!な専用パーツではないでしょうか??(*^^*)
木材の両端に取り付けて突っ張らせ、柱にするパーツです。
取り付けといっても、木材をはめ込むだけ〜!
●木材のカットポイント●
突っ張らせたい高さから45㎜短くカットする、と説明書に書いていましたが
45㎜だと短すぎるらしいです!!(友達の失敗談です)
それを聞いていたので40㎜ほどのマイナスでとりあえずカットしてみました。
すると、いい具合に突っ張らせられましたよ♡
なので、柱を立てたい長さより、マイナス40㎜カットで様子を見てみてください*\(^o^)/*
※ごめんなさい!カットサイズ間違っていました(´•̥ω•̥`)
400㎜→40㎜になおしました。
正しいカットサイズは、40㎜(4㎝)です。
失礼いたしました!
ディアウォールは2個セットで片方の中がバネになっており、
厚み(長さ)調節のためのスペーサーが付いています。
●設置方法●
バネになっている方が上にくるように、木材をディアウォールに
はめ込みます。
下の方は裏側にキズ防止パットがついています。
壁紙や床に傷がつかないように注意して、押し込みながら滑らして設置します。
かなり頑丈な柱の完成〜
価格は1セット1000円前後で売られていると思います(*^^*)
(今ホームセンターでは980円でした!)
2本〜の柱を立てて賃貸に壁を作ったり、
棚の脚として使ったりするときは柱の数だけ購入してくださいね。
セット売りでお安くなっている場合もあります。
ぜひ2×4材と合わせて使って欲しいパーツです♡
++++++++++
また、柱を立てる用途で言えば【ラブリコ】というものもあるのですが、
そちらは今回ホームセンターになかったので調査出来ませんでした・・・
ラブリコはパーツなども充実しておりますが、
ディアウォールと比べるとお値段もあがります。
ご興味のある方は検索してみてくださいね(*^^*)
++++++++++
■その他パーツ■
ディアウォールより安価で手に入るパーツ類を( ´ ▽ ` )ノ
アジャスターです。
こちらは、ワンバイ材に取り付けてディアウォールのように
柱を立てるパーツです。
先ほどのアジャスターパーツに取り付けて使用するものです。
フェルト付きなので、傷防止にもなりますね♡
アングルと、アジャスターです。
アングルは、他の木材と組み合わせてアクセントとして使用したことがあります。
(またアイデア投稿でUPしますね♡)
1こ45円程の値段で買えます。
アジャスターは、高さ調節などに使うものになります。
ジョイントやブラケットです。
これらのパーツは使ったことがないのですが
大抵SPF材の近くに売り場があるので、
使用用途によっては使ってみてもいいですね( ´ ▽ ` )ノ
まだまだこういったパーツが売られています。
今回はDIY初心者さん向けということでこの辺でやめときます。
まとめ。
今回はDIYのメジャー木材とも言える【SPF材】とだけあって
長いレポートになってしまいましたね・・・ε-(´∀`; )
途中、少し専門的な部分もあったかと思いますが
今回で覚えて欲しいのは、【ワンバイ材】【ツーバイ材】という読み方、
各サイズ展開(およそでかまいません)です。
特に、長さは他の木材とリンクしていたりするので覚えておいて損はないですね( ´ ▽ ` )ノ
DIYをしていくうちに、
自分がよく使うなーって木材のサイズは自然と覚えられます。笑
そして、そのサイズをもとに作品の大きさもある程度目安が付いてきます。
SPF材は、加工しやすく、安価で手に入りやすい、サイズが豊富なので
DIY初心者さんにも手を出しやすい木材です。
一気にDIYの幅が広がると思うので、ぜひ使ってみてくださいね(*^^*)
◎最後にひとつ補足・・・
【長さ】と【価格】についてなのですが。
今回のUP画像を参考に1×4材を例にします
1820㎜の長さの板1本198円です、
それに対して910㎜の板は長さが半分になっているにもかかわらず、248円です。
なので、910㎜の2本買うなら1820㎜を1本買って
ホームセンターのカットサービスで半分にカットしてもらうのもアリです。
※カットしてもらう際、数ミリの誤差が生じます。
ただし、長い1本ではアラが目立つ確率も増えます。
(節が多かったり、反りが激しかったりなど)
ご自身の予算と完成度に折り合いをつけて購入してくださいね( ´ ▽ ` )ノ
それでは、見る専門だったDIY初心者さんが素敵な1歩を踏み出せますように☆
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