伊勢志摩-伊勢神宮

伊勢神宮の内宮、外宮の写真です。

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豊受大神宮。外宮の正宮になります。塀の外からしか写真は撮れないので、このアングルで。手前の砂利の空間は、次の遷宮で建て替えるための場所。

外宮別宮の風宮。右側が正面になり、板葺きの屋根がかかっています。20年の寿命と考えれば、屋根材を葺かなくても大丈夫ということなんですね。茅葺のけらばや軒をカットした緩やかな曲線と、板葺きのシャープで軽やかなつくりが対照的。

内宮正宮の皇大神宮。写真はここまで。参拝するところには奥が判らない様に布が掛けられており、風が通るとふわっと布がめくれ奥が。。

内宮にある御稲御蔵。柱と横架材の間が透いています。つまり、屋根荷重を受けていないことになります。外壁となっている板材が屋根荷重をうけているわけですが、年月を経て木が乾燥収縮していってもと、屋根の荷重を受けているので、板同士はつねに密着して屋根と一緒に下がっていくことになります。その下がり方が、柱と横架材の隙間がなくなるころ、柱で屋根を受けるようになると、外壁の板同士がすいてくるので、建て替えの時期。それが20年の遷宮の頃なのだそうです。なるほど。

茅葺の葺き足にも注目してください。角の部分で、実にきれいに扇形に葺かれていて、しかも2段。

内宮別宮の風日祈宮。遷宮用の敷地が手前にあり、横からのシルエットがよく判ります。伊勢神宮にとって、屋根のデザインも大事ですが、塀のデザインも大事だということが判りました。塀の開放率、高さなど色々変えながら、塀を重ねていきます。

内宮別宮の風日祈宮の正面。参拝部分にかかっている屋根は、檜の3センチほどの厚板3枚によるもの。無垢材で重ねていくことで、垂木不要のシンプルな屋根になるんですね。

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白崎泰弘・白崎治代のパートナーシップによる設計事務所。男女両方の視点から設計し、機能的でありながら、住み手の心に響くデザインを心がける一級建築士事務所です。

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